バターの品薄がまだ続いている。バターが何の苦労もせずに手に入った昨年の今頃と大違いだ。クロワッサンは当然としてイギリスパンも焼くのをためらってしまう。マーガリンを使ってもいいのだが、トランスファットの問題や香料を使っていたりして今ひとつ使う気になれない。
プルマンを作るときはそれほど膨らませなくていいのでオリーブオイルを使ったりしてそれなりにうまくいったが、ふわふわの山型イギリスパンも食べたい。
以前、バターを使用せずに卵黄のレシチンを乳化剤に使えないかと思い、卵黄オイルを自作してイギリスパンを作ってうまくいった。バターに比べて香は劣るが、ふわふわ感はなかなかのものだが、結構、面倒くさい。
ショートニングを使うとバターよりも香は劣るがふわふわになるらしいが、トランスファットの問題もあるので躊躇していたら、世の中にパーム油を使ったトランスファットフリーショートニングというのがあり、これならばと使ってみることにした。パーム油というと安価な揚げ油で体に悪いというイメージが「デブの帝国」（原題 Fat Land)を読んでからあったり、発癌性のある着色料が使われていた事件があったりして自分の中のイメージがちょっと悪かったのだが、無添加、トランスファットフリーならばと使ってみることにした。
見た目は普通のショートニングである。作ったところ釜のびはバターよりよさそう。確かに香は劣るが、ふわふわ感はなかなかのもの。香料は使っていないし、コンパウンドと称した香料たっぷりのマーガリンよりいいかもしれない。今後、バターと併用しながら使ってみるか。
１ＣＷ 400ｇ
塩 7ｇ
きび砂糖 20ｇ
全脂粉乳 15ｇ
水 270ｍｌ
ショートニング 20ｇ
赤サフ 6ｇ
ＨＢにて計 1：20コース 10分後にショートニング投入。 ベンチタイム15分 成形 二次発酵 約50分 コールドスタート170度 30分 焼成
プルマンを作るときはそれほど膨らませなくていいのでオリーブオイルを使ったりしてそれなりにうまくいったが、ふわふわの山型イギリスパンも食べたい。
以前、バターを使用せずに卵黄のレシチンを乳化剤に使えないかと思い、卵黄オイルを自作してイギリスパンを作ってうまくいった。バターに比べて香は劣るが、ふわふわ感はなかなかのものだが、結構、面倒くさい。
ショートニングを使うとバターよりも香は劣るがふわふわになるらしいが、トランスファットの問題もあるので躊躇していたら、世の中にパーム油を使ったトランスファットフリーショートニングというのがあり、これならばと使ってみることにした。パーム油というと安価な揚げ油で体に悪いというイメージが「デブの帝国」（原題 Fat Land)を読んでからあったり、発癌性のある着色料が使われていた事件があったりして自分の中のイメージがちょっと悪かったのだが、無添加、トランスファットフリーならばと使ってみることにした。
見た目は普通のショートニングである。作ったところ釜のびはバターよりよさそう。確かに香は劣るが、ふわふわ感はなかなかのもの。香料は使っていないし、コンパウンドと称した香料たっぷりのマーガリンよりいいかもしれない。今後、バターと併用しながら使ってみるか。
１ＣＷ 400ｇ
塩 7ｇ
きび砂糖 20ｇ
全脂粉乳 15ｇ
水 270ｍｌ
ショートニング 20ｇ
赤サフ 6ｇ
ＨＢにて計 1：20コース 10分後にショートニング投入。 ベンチタイム15分 成形 二次発酵 約50分 コールドスタート170度 30分 焼成
私は、イギリスに行く前は、全くパンを焼くという経験はありませんでした。で、ショートニングという言葉も、イギリスでベイキングの本を読んでいて初めて知りました。でも、どの店にもショートニングは売っておらず、私にパン焼きを教えてくれた、レイチエルに、どこへ行けばショートニングは買えるか聞いたら、あなたの見ているレシピはアメリカのものではないか？ショートニングはなんと言うか、オールドファッションで、体にも悪いしイギリス人はもう、ショートニングは食べないよ。と、言われた。
で、日本に帰ってきたら、パン焼きの材料の売り場には、必ずショートニングがあるのをみて、やはり日本は、アメリカ文化の流れにあるのか、、、。と、再認識。義務教育で習った英語も、アメリカ英語でしたし。
イギリスの新聞の日曜版には、薄いのやら、サイズの小さいのやら、雑誌が付録としてついてきてそれが、なかなか楽しいのですが、元夫は、気が向くとなのかどうかわからないけど、時々、私の好きそうな、記事の切り抜きや、付録の雑誌を送ってくる。その中にベイキングの小さな冊子があったので、今ざっと見てみましたが、レシピにショートニングは、登場してません。
しかし、イギリスはヨーロッパの中で一番デブの国だって知ってましたか？
かつて、フライものは、ラードで揚げられていたそうです。今は、体に悪いとの理由で、ラードでのフライ料理は禁止だそうです。ラードで揚げられたチップス（ポテトフライ）が恋しい！！！と、（そうとう濃くておいしいらしい）友人K（凄いデブ）は、涙ながらに語っていました。
でも、イギリスではショートニングそれほど使わないのですね。オールドファッション、というのもトランス脂肪酸の害が浸透しているためでしょうか？日本ではまだまだイギリスパンにはショートニングを推奨するレシピが多いようですし、バター不足のせいか、売り場にはバターよりマーガリンが幅をきかせています。
ラード！ でもラードで揚げた揚げ物はかりっとして独特の風味があっておいしかったりしますよね。肉屋さんのコロッケとか、植物油で揚げる家庭と味が断然違ったりします。体に悪そうなのでここ数年肉屋さんのコロッケは私は食べていないです。でも、友人Ｋさんの話を聞いてちょっと誘惑に負けそうです。