BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

DOX-引越大作戦。その2

2018-05-25 20:11:41 | ご報告
このブログで前々回から始まった《DOX-引越大作戦》ですが、改めまして東京DOXに賜ったご愛顧に心から感謝し、これからお掛けするであろうご不自由にスタッフ一同お詫び申し上げます。

今回は、東京の DOX が千葉県富津市のサザンバレー("SV")に引越す理由をお伝えしたいと思います。

【理由-1】
まずは、パピーのご紹介や商品の販売がネット上で行われる機会が格段に増えたことが挙げられます。週末は多くのお客様で賑わっていた週末の DOX ですが、今や多くの業務はネット上で行われるようになり、どこに営業所を設けても支障は来さなくなりました。よって、ご来客数の減った東京の DOX に、リュータローとミズキの若い力を温存する理由が無くなってきた訳です。

【理由-2】
"SV" の完成と盛況により、ご来場者様の人数も年々増加しています。顧客様によっては、「"SV" で DOX を営業してくれたら良いのに」というご意見も多いのです。もちろん、リュータロー&ミズキからパピーを受入れられた方々が増加し、「"SV" でリュータロー&ミズキに会いたい」という有難いお言葉も多数頂戴しています。

【理由-3】
私、五十歳を過ぎてから "SV" の開拓に着手し、もう六十歳を超えてしまいました。世の男性なら定年が始まる年齢です。一緒に戦い続けている秀さんも七十歳間近。二人とも元気に振舞ってはいますが、体力の衰えは歳相応です。もともと、この広大な "SV" の維持は慢性的な人手不足。そこで2年前からダイジローが "SV" の維持修理の修行に精を出していますが、もうそろそろリュータロー&ミズキのパワーが必要になってきた訳です。

【理由-4】
残念で悲しい事ですが、ワンコの寿命は私達より遥かに短いもの。私がお世話させて頂いたワンコ達も徐々に天国へ召され、リュータロー&ミズキがお世話したワンコ達の割合も増えてきました。オーナー樣方のご年齢も時代と共に若返り、ご感覚もリュータロー&ミズキ、及びダイジローにお近いようです。もちろん、私は生涯現役。でも、その役割は変化させるべきだと思っています。

【理由-5】
これは《将来の展望》で詳しくお伝えしますが、DOX が当初より提唱する「イタグレとの快適な暮らし」を更に進化させる「第2章」なのです。(第1章は "SV" の開業) 
皆様にとって、大切な週末を "SV" で最大限にお楽しみ頂ける事が DOX の目標であり、その実現には DOX スタッフが業務の場所を共にし、皆様と直に接して、知力と体力を最大限に発揮させる必要があると判断しました。

以上、簡単ではありますが DOX 完全移転の理由をご説明させて頂きました。次回は《将来の展望》についてお話しさせて頂きます。

下の写真は、極めて古いが素敵なトレーラーハウス。これを改造して店舗に造り変える予定です。








《引越大作戦》〜進捗状況

2018-05-25 06:36:53 | ご報告
東京の DOX が千葉県富津市の “SV”(サザンバレー)に
完全移転する完了期限は来春まで。
この完了期限は様々な契約上の最長期限であり、
実際は、そんなにモタモタしていられない。
できれば、今年中の完全移転を目指している。

とは言え、「ホテル DOX」を DOXガーデン内で開業するには、
フェンスやドア、ウッドデッキの高さなど、
様々な安全面の問題を解決しなければならない。

また、今までは私たちスタッフのプライベート空間だった
DOXガーデンの多くのスペースが DOXショップになる訳だから
お客様の出入りも多くなる訳で、
それなりにショップっぽく改善しなければならない。

どんなにヤルことが沢山あっても、
ひとつづつ、可能な限り丁寧に完成させなければならない。
今までの経験から、「テキトー」に造ったものは必ず壊れるからだ。

大改造が始まったDOXガーデン入り口。



ワンコの脱走を防ぐ二重ドアを作り、砂利が入らないようにレンガを組み、
コンクリートの強度を増すため、内側に鉄製のメッシュを張る。



剥がした古い敷石をハンマーで割って水に浸す。
水分を含んだ敷石はコンクリートとの接着強度が増す。



全体のバランスを考えつつ、まずは実際に置いてみる。



完成したエントランスのペイピング(敷石などで床を造ること)。



今年も見事に咲いた紅白のツルバラ。



通路の人工芝に落ちた花びらさえも綺麗に見えるなんて、
今日は心が落ち着いているのかな?