BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

バンブーハウス

2011-07-31 09:58:48 | ご報告
数年前から始まった「DOX Field 計画」は、いくつかの目標を持って進めて来た。
「温暖な気候」「美しい芝生」「一日いられるリゾートチックな環境」
「きれいなトイレ」「海と夕陽が見えること」「快適なクラブハウス」・・・などなど。
土地探しから着手まで、様々な条件を吟味しながら、ここ《富津市笹毛南谷》に決め、
「南谷」という地名から "Southern Valley" という名称をつけた。
ほとんどの条件を満たせる資質を持った "Southern Valley" だが、
「海と夕陽が見えること」だけは、少し「こじつけ」っぽい。
広大な敷地の山の上からは、確かに海は見える。しかし、それは来期以降の工事となる。

それと、「快適なクラブハウス」も、資金の問題から今後の建築に繰り越させて頂いた。
そこで、まずは雨を凌げ、真夏の陽射しを避けられる「屋根だけの山小屋」を造ることになった。

山主にとって、非常に厄介なのが竹の繁殖だ。竹は繁殖力が強く成長が早い。
放っておくと山一面が竹に覆われ、陽射しが入らず他の植物が育たない。
地元の人々にとって、長くて重い竹の切り出しや片付けは超重労働なのだ。
~で、資金の足りない私たちは、ヒデさんの山の竹をクラブハウス代わりの
「屋根だけの山小屋」と、「ドッグランフェンスの支柱」に使うことにした。
山主ヒデさんにとっても、私たちにとっても好都合で、最高のエコとなる。

しかし、この竹の切り出しが、どんなに重労働か容易に想像がついていたので実行に躊躇していた。
ところが数日前の平日、ピケボンのパパから電話が入った。「明日、仕事が休みになりました」。
「飛んで火にいる夏の虫(失礼)」だっ!
このガテン男子に出来ないことは無い。というより「技と体力のスペシャリスト」なのだ。

ヒデさんが山から切り出すマダケとモウソウダケの枝を払い軽トラへ積む。
長い竹は7メートルを超え、オキテ破りの運搬を何度も繰り返す。
決して、途中の道路で荷崩れして、県道へバラバラと落としたりしていません・・・。(汗)











ヒデさんの山から "Southern Valley" までは約2kmで、普通なら4~5分の距離だが、
20分以上かけて慎重に運び込んだ。ガテン系とはいえない私は、夕食の箸がプルプル震えるほどの筋肉痛だったが、
きっとピケボンパパは何ともなかったんだろうな。それとも若さの違いか。





一夜明けての早朝、ダービーパパの水平器を使って「屋根だけの山小屋」こと「バンブーハウス」の支柱の位置を決める。
よく建築現場などで見かけるアレだが、「きっと難しいんだろうな」なんて見ていた。でも、私にも出来た。
ヒデさんの設計図通り着々と組み上がるバンブーハウス。







せっかく長い竹が採れたので、急遽、設計よりも大きなバンブーハウスに変更。
ヒデさんが手際よく屋根用の竹を半分に割り、雨が流れるよう節を抜いてゆく。
下から見ると想像以上に重厚で素敵なバンブーハウスに感動。







そして翌日。東北や北陸には記録的な豪雨が降っているし東京も朝から雨だが、「今がチャンス!」とばかりに
今期3回目の芝刈りと肥料撒きを行う。雨が降るとホコリが立たないし肥料が良く溶けるからだ。
メインドッグランとサウスドッグランの接続芝生も順調に育ち、あとはバンブーフェンスを造り込むばかりとなった。





さて、8月3日/4日/5日の3日間はダービーパパ&ロメオリンダパパが参加して「夏期合宿」を行う。
本職の二人が3日間で一気にトイレを完成させる戦略だ。現場近くの旅館も予約した。
早朝から暗くなるまで作業するから、東京に帰っているより食事付きの旅館が安上がりなのだ。
(水)(木)(金)と平日だが、お休みの方は奮って「草抜き」にご参加願いたい。

では夏期合宿の成果をお楽しみに!







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