Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

リベンジかなった笹又からの道 登山道を歩くⅡ

2013-10-20 20:03:00 | 山歩き

Hagakure
とうとう出会いました。
エンシュウツリフネです。

H先生に教えてもらって 「危ないから気をつけて」と言われ 何とか見たいと思っていました。

思ってたより小さいです。
葉っぱを傘にしてこそっと咲いています。葉隠れって良い名前ですね?

こんなに小さいのに ツリフネソウの形はちっとも変わっていません。 神様は何を根拠にこの形態を組み込んだんでしょうね? 遠州って名前がついてるのに 静岡ではまだ見たことがありません。

Hagakure2なにやら青い実も出来ています。

Matukazesou
マツカゼソウも涼しげです。

Yamatorikabuto
シャキンとしていないぐずぐずの鳥兜が現れました。
ヤマトリカブトだそうです。みんな倒れていて変だと思ったら種類が少し違うらしい。

それでも猛毒ですよ~

Sideshajin2
さっきより綺麗なシデシャジンが現れましたよ。

Siogama
シオガマギク

謡曲「松風」に由来するシオガマギク

浜で(葉まで)も美しい塩竃だそうですが この子はちょっと疲れ切っていましたねぇ

Koibukiazami
アザミ

花茎が短いのでコイブキアザミと思われます。伊吹山の固有種です。

Drivewayかなり登ってきました。

伊吹山のドライブウェーが見えています。 同じぐらいの高さまでやってきました。
 

稜線を歩いてドライブウェー直下をトラバース 静間が原までの予定ですが

Torikabuto
ドライフラワー状態になっていますが鳥兜です。
こちらはきちんと立っています。

Tozandou
この辺だったかなぁ?

ニリンソウとキケマンがコラボしている素敵な様子を霧の中で見ていた。
左側の様子が見えないので怖かった。
今思うと見えなくて良かったのかも・・・・・

Susuki
青空にススキの穂が綺麗。
時々風に光る。

Yさんが草をかき分け かき分け探している。
「この辺にあったんだけど もう終わったかなぁ・・・・」

Hinanokincyaku
これです。 Yさんは私に見せなくてはと一所懸命探してくれていたのだった。
もう終わっていても仕方なったのに執念で見つけてくれたヒナノキンチャク

株の丈そのものが10センチあるかないかなのでその中の花はとても小さい
良い状態で撮れなくて残念ですが

緑の蕾が塔のように続いててっぺんで花が開く。 3ミリほどの小さな花
カメラ任せでしか撮れなかったので可愛い花が見せられないのが残念です。

Ryuunougiku
大好きなリュウノウギクが現れました。
私が自信を持って言える菊の一つです。 
なぜって花びらが丸っこくて花全体も葉っぱもまるっとして可愛い。
何よりこの葉っぱ揉んでみると上質な線香の匂いがする。
だからいつも一枚ぷちっともいで揉んでみる。
ん~~生き返る

Akinokirinsou
アキノキリンソウ
この花この時期に山に入れば何処でも見られるくらい珍しくも無い花だけれど 今年はなんだか縁が無かった。

忙しくてなかなか山に行けなかったこともあるけれど

美人のアキノキリンソウに出会ったからもう良いね

Torikabuto2
鮮やかな青

Hana3
ん? ヤマミゾソバ? タニソバ?
葉っぱ紅葉しているし・・・・・
牛の額じゃ無いし・・・・・・

Sasamata2_2
笹又の畑を見下ろすところまでやってきました。
やっぱり 美しい異空間に見えます。伊吹山の三合目よりは高いらしいんだけれど 軟弱な私には歩きごたえ有りました。

ここからドライブウェーへの登りは案外怖いですよ。 急な上に 足下ごろごろ それでも簡単に花を見られるのでよく使いますけれどね。
今日は右に曲って静間が原まで花を見ながら歩きます。

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リベンジかなった笹又からの道 登山道を歩くⅠ

2013-10-20 18:47:29 | 山歩き

猪よけのフェンスを越えてからしばらくは下の畑を振り返りながら歩きますがやがて森の中に入っていきます。この登山道は尾根まで斜面をジグザグに切ってある道を歩きますが 狭いのとすべりやすいのとでちょっと緊張します。

この碑はお天気が良かったのでまだ良かったのですが 何年か前は雨が降っていてずるずるにすべる道だったので生きた心地しませんでした。おまけにヒルに献血です。

リベンジに何年かかかったのは当然のことですね。 やっと師を得て歩く勇気が出ました。

Sideshajin
なかなかこの花の美しい姿に出会うことがありません。

シデシャジン

シデは神前で玉串やしめ縄に付ける紙のこと(似てますか?)
沙参は ツリガネニンジンの根を洗って乾かしたものに似ているから・・・・だそうです。沙参は咳や痰を沈める漢方薬ですものね

この花は似ていると言うことで良い名前をもらいました

Yomenaシロヨメナ? 
ゴマナ?

菊の仲間はさっぱり分りません。
おまけに葉っぱが写っていないので・・・・

Akaimi
真っ赤な美味しそうな実が目をひくけれど 小鳥も食べないと言うことは・・・・・
危ない 危ない

ガマズミの実は戴きましたよ。
甘かったです。

Fujitenninnsou
フジテンニンソウ

青いとミカエリソウと言われるらしいのですがどちらもしそ科テンニンソウ属

この頃この花が伊吹山を覆い尽くし シモツケソウが日を浴びられなくて見えなくなってしまっている。

テンニンソウに罪は無いけれど 頂上が天国のように鮮やかに彩られる日は来ないのかなぁ?

Akicyouji
ちょっと難しい花が出てきました。
アキチョウジと思われます。 難しいというのは そっくりの花にサンインヒキオコシって言う花があるからです。

Yさんの説明によると花が頭の下から切れているのがアキチョウジで 原から切れているのがサンインヒキオコシだそうで・・・・

いえ本当は虫眼鏡でみて詳しく教えて下さったのですが よく見えなくて

簡単に言えばそういうことだと

Saninhikiokosi_2

写真が悪いので余計区別つきませんが

サンインヒキオコシの方が頭の持ち上げ方が大きいような気がします。

ちなみにチョウジは香辛料の丁子(クローブ)のことです。形にていますね。

Hinanousutubo

あ 残ってました
ヒナノウスツボ
伊吹山の山頂に一株ある事は知っていましたが 今年の夏の終わり 見に行くつもりが雨で断念
今年は見られないと思っていました。

可愛い 
小さな小さな花です。

Manekigusa
絶滅危惧種Ⅱ類のマネキグサです。

てまねきをしているような可愛い花は深紅で淵が少し白い

しそ科の花だそうです。

しそ科の花 次から次へと私を喜ばせてくれます。

Sumiyakiato
ちょっと休憩です。 
ここは炭焼き窯の跡
そして私に取ってはヒルの思い出がある忌まわしい場所。
仲間は上から振ってくるヒルでおなかが血で真っ赤になりました。

今日はからっとした良いお天気なので そんなことも懐かしく 美味しい栗きんとんを戴きながら休憩でした。

さて これで半分くらい来たのでしょうか?ここからはごろごろ道は無くなりますが 雨が降るとどろどろつるつるになります。あのときどんなところを歩いたのか確認しながら楽しみましょう。

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リベンジかなった笹又からの道 登山道入り口で

2013-10-18 22:21:11 | 山歩き

前に歩いたときは さざれ石公園からでした。
公園から入り口までは距離もさることながら 高低差も結構あるのです。 帰りに畑のどん付きに車が止まっているのを見て羨ましかった~~

今日は 一番上から登ります。るんるんです。

ところがです。 車降りただけで先に進めません。 なぜって花がいっぱいあるからです。

Gennosyoukoゲンノショウコ

よそでは一色しか見られないようですが 伊吹山では 赤と 青と二色混在しています。

色の違いは土の酸性度とかに関係あるかと思っていたのですが 同じ所にあるのを見ると関係ないようです。

Gennnosyouko2
薬効はどちらも一緒なんでしょうか?

Otokoesi
オトコエシがいっぱい咲いている。
オミナエシと比べてちょっと強そうに見えるからオトコエシと呼ぶようになったとか

充分繊細で綺麗な花に見えますけれどねぇ

オミナエシが粟ご飯 オトコエシが白米を表しているって言う失礼な言い伝えも見ましたけれどね

Yabuturuazuki
初めて見る花です。
カールおじさんに教わって覚えていました。だからここで出会えたこと嬉しい。

ヤブツルアズキ・・・・ですよね?

カールした花びらが可愛い。 何でも小豆のような実がなるのだそうですが 硬くて食べられないんだとか

でも 小豆の原種とも聞きました。
何とか食べられないかなぁ?
と花に下に下がっているさやを触ってみる。

Hatake
駐車場から振り返ってみる。

この景色がドライブウェーから見える。
こんな奥まで畑のためにだけ登ってくるのもなかなか大変です。

でも豊かなんでしょうか? なかなかいい車乗ってましたよ。

登山口の駐車場にも何台か車駐まっている。 案外沢山の人が登っているんだね。

Kusabotan
クサボタン

キンポウゲ科の花というのもびっくりしたけれど これセンニンソウの仲間だって

どっこも似ていないとと思ったけれど 花が終わると毛むくじゃらになるらしい。
なるほどね。 

なぜボタンって言うか解らない。
葉っぱが似ているらしいんだけれど
そうかなぁ???

山仲間は 飾りボタンのようだからと思ったと言っていた。

いろんなボタンが飛び交っている

Hana
シソのような花が咲いているけれど 葉っぱはちょっと違う。
ちぎってもんでみたけれど匂わず。。。。

何だろうな?

Hana2
これは?

Yさんに聞きたくても先に歩いて行ってしまった人を呼び戻すにしのびなくて

見たことあるんだけれど・・・

Kurumabana
もう終わりかけだけれど クルマバナかな?

少し自信が無いのは葉っぱがぎざぎざしていないこと

大間違いをしていました。 
これ日本ハッカです。 幻って言われるほど珍しい様です。Yさんわざわざ教えてくれたのに もっと先だったような気がして間違えて載せました。

くどいようですが 日本ハッカ です。

Turifune
ツリフネソウ

珍しくない花かも知れないけれど よくよく見るに変わったはなだよね

花が危なっかしくふらふらと下がっている。

この登山道にはエンシュウツリフネと言う珍しいツリフネがあります。
昔H先生に教えてもらったときからとても気になっていた花です。
ただ笹又からの道はお天気が悪いととても危険なので なかなか行く機会がありませんでした。 
今日はとても楽しみです。

Yakusisou
ヤクシソウ

薬師観音様の薬壷がいっぱい出来ています。

アキノノゲシだそうです。 
薬壷があるので・・・と思ったのですが 間違っていましたね
ちなみに菊の仲間見分けるの苦手です。自信を持って言えるのはリュウノウギクとサワシロギクだけです。
(変な自信です)

さて ここから猪よけのゲートを開けて入って行きます。
熊さんもいるようです。
今日は鈴を忘れています。 沢山の人が山に入っていると言うことで熊さんに会わないことを願って山に入ります。

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リベンジかなった笹又からの道

2013-10-11 23:36:53 | 山歩き

Sasamata
伊吹山のドライブウェーから見える景色の一つで気になる場所がある。
笹又と言われているその場所は 葛籠折れに畑が続いている異空間
時代から取りのこされているかのような場所です。

春日村  あの春日局の出身地ですが の一番奥にある場所です。

さざれ石公園 君が代に出て来るさざれ石のある場所と言うことですが あまりに僻地で訪れる観光客はまずいないでしょう。

前にここから御座峰を目指して歩いたことがありました。
連休明けの 雨は降らないものの霧が濃くじめじめした嫌な日でした。
ニリンソウとキケマンのコラボに感動したものの 生まれて初めてヒルに献血することになって
私はまだ一箇所だけだったけれど あちこち食いつかれた人がいて逃げ帰るようにして帰った場所だったのです。

でもこのコースが同じ伊吹山の一角なのに 伊吹山山頂付近とは全く違う花が見られる面白いコースだと知ってずっと気になっていました。

Nさんに春からずっとお願いしていました。連れて行ってください。

9月24日念願かないました。 Nさん覚えていてくれてお天気が続いた登山道が良い状態の日を狙って電話をくれました。  ばんざ~~い

今日は少々きつくても頑張るよ

花が好きな人は共通してあっちへふらふらこっちへふらふら 行けるところあちこち彷徨って花を見つけます。
ここに沢アザミがあるはずだ・・って 結局見つけられなかったんだけれど Nさんとてもがっかりして
何とか私にいろんな花を見せたいと一所懸命です。 有り難いことです。

Fusigurosennou
春日の里を通り越してさざれ石公園に入る手前の神社脇で
「ちょっと 花見ていこう。」

フシグロセンノウです。

Benkeisou
ベンケイソウ

白いベンケイソウは初めてです。 Nさんにはあまり興味の無い花のようでしたが

小さな可愛い花がびっしり着いていました。

Hototogisu
ヤマジノホトトギス

綺麗な形で咲いていました。

Tuyukusa
珍しくないですが 露草も綺麗です。
この青色は特別に気品のある色と感じます。

そうそう カールおじさんにこの頃になると二つ咲いている露草が多いと聞いて探していたんだった

これは違うか・・・・・

Ginnan
風が強かったからでしょうか?

銀杏はもちろん 葉っぱも小鳥がちぎって捨てたかのように枝から落ちていました

Myouga
こんなのも有りましたよ。

茗荷

葉っぱの間をかき分けたら有りました。私茗荷大好きで毎年山のおばさんが段ボールで送ってくれるんですが 今年からホームに入ってしまって 食べられなくなりました。

茗荷を見るとちょと胸が痛みます。

このあたりが人家のある最後の場所でした。 その後厳しい道を進みます。

Ibukiyama笹又につきました。

見上げれば伊吹山ドライブウェーが 

今からあそこまで登ります。
どんな花に会えるかとても楽しみです。

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三連水車の秋Ⅲ

2013-10-10 19:32:16 | まち歩き

水車のある公園はもうすぐです。
見えているんですけれどね。 何しろ両側たんぼや畑の中を歩いているのですから。

Tougan
冬瓜が並んでいます。
捨ててあるのかしら?
いえ 別に欲しくは無いですけれどね

冬瓜は一年に一度か二度焚くぐらいです。 何しろ出汁をしっかり取らないと何の味もしないので この食いしん坊の私も どっちかと言うと苦手ですから

Mukuge
ムクゲの花が咲いています。
こんなでかい花なのに暈けているって・・・・恥ずかしい

Mukuge2
これならどうだ・・・・って言うほどでも無いけれど

Sanrensuisha
小さな公園ですが トイレも完備しています。
水車は この公園の象徴の様なものでしょうか?

沿革によると この土地は今は豊田市ですが 江戸時代初めは岡崎藩のもの
新田開発政策によって17戸が入植したものの 水の便が悪くてとても苦労されたとのこと。
明治になって明治用水が引かれてからは急速に美しい田んぼが広がり農業が盛んとなったんですが・・・・・
このあたり戦争の時岡崎海軍の飛行場になっていたんだよね
前に旧国一を歩いたときにも熊野神社の所に書いてあった。 予科練の碑も建っていた。
そんな風で美しく広げた田畑を取り戻すのにとても時間がかかったんだそうな
その後色々あったんだけれど 今は綺麗な田園地帯がずっと遠くまで伸びていて こんな様子が何時までも続いて欲しいな・・・・と言うことでここに小公園を作って

Hi
こんな碑も作りました。

広美の通水門もここにあります。

Ginnan
おじさんがずっと下を見て探しています。
何? なに?

銀杏のようです。
上にはいくつかありましたが下には落ちていません。 
「おかしいなぁ 誰か取っていったのかなぁ・・・・」って
私じゃ無いよ
銀杏好きだけれど 臭いし(有らぬ疑いをかけられたことがある) かぶれるので買ってくることにしている。

さて 帰り道です。 見落とした花を探しながら帰りますか。

Mi3
いや~~ん 早速なんや?

Sarusuberi
まっ白なサルスベリ

ふわふわです。 ピンクはよく見るんだけどね

Rukousou
ルコウソウ

マルバかどうか解りません。 この種昔カールおじさんに戴いたことあります。フウセンカズラと カラスウリと・・・・
覚えていないでしょうね?

Nasien
梨園(歌舞伎と違いますよ)今が稼ぎ時です。
ひっきりなしにトラックがやってきます。
買いたかったんだけど 帰り道のこと思ったら重いし・・・・

Nasi2
梨畑からはみ出して 持ってけ泥棒~状態

Nasi3
そしてこうなる・・・・・

かわいそう

そういえば静岡の蜜柑畑もそうだったなぁ

車にぶつかるぐらいはみ出していて いっぱい落ちていた

Hatena2
解らないのが続く

Hatena3

Simotukesou
シモツケソウがこんな所に

山で無く里で見るとなんだか変な感じです。 何処でも育つの? イブキのシモツケソウはテンニンソウやアカソに負けて姿を消しそうだって言うのに

Hatena4
いや~ これ 

花火みたいで可愛い。

Hatena5
あ でも成長するとこんな風になるらしい。

萼の辺がびよ~~んと伸びて 微妙

Syakuyaku
最後に私の立っている姿を載せて・・・と

もっと散歩しないと駄目だね。 野の花はなかなか可愛い。豊田市や安城市にはこんな風に歩ける場所いっぱいあるから 頑張るね

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