昨日の日曜日は 伊吹山観察会の日。
ところが亭主「その日は一色の大提灯祭りがあるから 山から下りたらすぐに一色だよ。」と
え~~っ そんなぁ 元気すぎるプランだ~~
伊吹山から家に戻ったのは5時頃だったか 大急ぎで着替えをしたり 洗濯物を取り込んでたたんだり お風呂洗ったり・・・・主婦は忙しいんだぜぃ
西尾の町はいつも大渋滞。 道が狭くて信号多いし 通り道に繁華街がある。 いらいら
一色についた頃には駐車場が無くて・・・・・うろうろ
随分遠い旧役場にかろうじて駐められたときには 大分暗くなってきていた。
随分遠くから屋台がいっぱいでている。
さすがプロ うまい。
100円だって おっと 立ち止まって聞いているわけにはいきません。
やっと近くまで来たのか?大きな幟旗のしたには屋台がいっぱい。 人も一杯で息が止まりそう。
この頃の屋台は様変わりしたね。
メニューが B1グランプリみたいになっている。
人混みをかき分けかき分け
暑い 汗が滝のように流れる。
まだ少し青空の残る夜空に 巨大な屋根がつきだしていてその下に大提灯
これがそうかぁ
何でも10メートルもあるそうで その巨大さにびっくり
然も 一張り(この数え方正しいのか?と思えるほど巨大)だけではなく 後ろの方にもいっぱい並んでいる。
面白い絵が書いてある。 見たことが無いものだ。歌舞伎の絵でもなさそうだし・・・
何じゃこれ~~
元々海魔退散のために焚いたかがり火が時代とともに変わっていって今の大提灯になったとか
神話や歴史の場面を描いた提灯は6組12張りだそうです。
450年も前から続いている諏訪神社の例祭と言うことでそれは見事なものでした・・・・
それに何なの? 大提灯の真下にも屋台はびっしり並んでいる。
その灯りは煌煌としていて提灯という幽玄の世界とも言える明暗の世界を隠している。
これでかすかに揺らめく提灯の明かりが見えるかと思ってその時を待った。
人垣が凄くてカメラを掲げてやっと撮った写真なのでわかりにくいけれど 人の胸ほどまである大きな蝋燭に火がついている。
これをチェーンなどを使って蝋燭の内部に持ち上げる。
今度こそ ほのかに揺らめく光が・・・・
やっぱりダメか
提灯の下に入って蝋燭を見せてもらえた。 人で一杯でこれがやっとだけれど
御神燈と書かれた蝋燭はゆらゆらと燃えている。
せめて蝋燭の回りは止めて欲しかった。
450年の伝統は 巨大な蝋燭に驚きこそすれ 厳かさとか風情とか歴史の重みとか 全く感じられないままの点火式だった。
亭主は私が興味あるだろうといつもあちこちからイベントを探してくる。
だから言ってもさほど興味をもたず もっぱら計画だけをやってくれる。
しかし 珍しく憤慨している。
これはあかん せっかくのお祭りが台無しや。
歴史の重みを見せている建物は屋台のお店の垂れ幕で覆われている。 はぁ~
もっと素敵にお祭りを感じる事が出来るはずなのになぁ・・・・
お参りだけをして ここを去ることにした。
大提灯には興奮したし 海を持つ町として 古くから大事にされてきたお祭りは凄いなと思ったのだけれど。