Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

山歩きの秘密兵器 現代の手甲 脚絆

2009-07-31 22:53:24 | 山歩き

私は山が好き 特に森にいるのが好き・・・って言っているけれど 本当は森は怖い。 どうしても仲良くなれない生き物がいるから。 にょろさん

おかしいよね。 矛盾しているのは承知しているけれど。

前にバスツアーで一緒になったおじさんが話していた事がある。その人はキノコ取りや魚釣りに行くから マムシにしょっちゅう であうのだと

そのために ジーンズの古いのを直して腰まで守れるような オーバーパンツみたいなものを履くのだそうで それを聞いたとき「あ これ私も利用できる。」と思った。

それにしても ジーンズのオーバーパンツは暑いだろう。

どうすべぇ と考えていて思い出した事。 藍色には虫が嫌がる成分があるらしい。 ジーンズのインディゴブルーは アメリカで毒蛇の攻撃を防ぐために着用されたものだとか。

奥の細道を歩いた松尾芭蕉は 鼻緒に菖蒲の花をさして歩いたとか

そんな話しを一度に思い出してぴーちゃんに話した。

「私 履かなくなったジーンズあるから 時間が出来たら作ってみるね。」といったものの もともと怠け者 何時になるのやら。。。。手甲 脚絆

今回の山歩きの前に ぴーちゃんに渡されたもの 

Tekkoukyahan あらー ずいぶん おしゃれで可愛い手甲脚絆ではないの?

業を煮やした・・・かどうか知らないけれど ぴーちゃんの知り合いに話して作ってもらったらしい。

はは こりゃ私の考えていたものの数倍も素敵なものですわい。

町でも使えそうな。。。。

プレゼントだって。 有り難くいただき早速使ってみる。

威力は?

実は 登山道で何度もにょろくんに出会ったんだわね。 5匹までは覚えているけれど その先は。。。 そんなにいたんじゃ 効果なかった?・・・では無くて にょろくんもの凄い勢いで退散。 通り過ぎる後ろ姿はみたけれど 一度も顔を見ていない。

これって効果あったんじゃ無いの?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国に惹かれてⅤ 頂上へ

2009-07-31 22:09:56 | 山歩き

Cyoujyou 頂上へは5分もしないであっけなくつく。

展望が良いときいてはいたけれど 360度 山また山

この日お天気さえよければ。。。と悔しがる。 雲はかかっているけれど 剣が見える。 今脚光の山

御岳も 乗鞍は雲の中 穂高かな? とああでもない 高でもない 石のテーブルに書かれた山の名前を頼りに 同定

それにしても山は果てしなく繋がっているねぇ 今度は泊まりでもっと 歩かなきゃ。

遅い昼を食べながら(最近いつもそうだな) 風に吹かれている。 何処にも行きたくない。 そんな気分だった。 

反対側に目をやると 道はまた山を越えている。Yamanami

「あっちへ行ってみよう。」と走り出したぴーちゃんを追って 私も降りていく。

お~~ こっちにも池糖があるじゃないの?

さっきのおじさんは「ニッコウキスゲは終わってしまったけれど 頂上の向こうに少し残っているよ。」とおっしゃっていたけれど ホントだ キスゲ ある。

Iketou 緑の中に光る 池糖

サワランとかアサヒランみたかったけれど 終わっていたらしい。草がつんつくつんつく

Iketou2 

名残惜しいけれど帰らないとね

頂上へは戻らないで 山荘への分岐から頂上を巻いて帰る。 右手にはニッコウキスゲ

夕方になって少々元気がないものの 諦めていたキスゲがみられるのは嬉しい。

Kisugegunsei Kinkouka 金色に光る花 キンコウカ

ギボウシと ニッコウキスゲに混じって 小さな可愛い花はとても存在感があったよ。

Tozandou2

Kinkouka3

Sansou_2 一周して あのいわの絶壁の所に戻ってくる。 後は滑って転ばないように 気を付けて 降りるだけ。

したでは 富山市からいらしたグループがお茶タイム。

「あんた達 良いところに来たねぇ。ニッコウキスゲは本当は一ヶ月も前がピークだけれど その頃にはキンコウカや ギボウシがみられない。 三つが競演するのは今なんだよ。」

そうかぁ 私たちは良い時に来たんだ

山道を帰るのをためらっていたら 富山のご夫婦が福光インター近くまで先導してくれた。 それでもやっぱり遠かった=

本日の走行距離 560キロ インター入りが6時 ETC割引を使うために 2時間で三回のカード替え 良くやるよ 全く。

でもまた 行きたいな。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国に惹かれてⅣ 池糖を探して歩く

2009-07-31 21:27:08 | 山歩き

Bunki 分岐に立つと 白木峰の頂上へ行く道が見える。近い。

反対側は岐阜県側の登山口へ至る道。 ぴーちゃんのリュックも見える。(違うかぁ)  さて どうする? サワランとかアサヒランを見たくて 池糖を探す事にする。 

今回の山行きの参考書は分県物シリーズ 岐阜県の山 そのせいか 岐阜県からのピストンで案内されていた。 小白木峰のしたに大きな池糖 

そこへ行かねば・・・・

Kisuge 岐阜県側の登山口近くまで行こう。

左ての斜面はキスゲと キンコウカで黄色い。 お日様に当たってきらきらしている。 ギボウシの紫が それを優しく包んでいる。

Hokora まっすぐ進むと ちょっとしたピークがあって 小さな祠がある。

ここから岐阜県側の登山道を見守っているように見える。

Rindou_2

人の行かない方向へ行く事に少々ためらいが。 えいっ

おや 竜胆だよ。 相変わらずぼけているけれどね。 ちっ!

「また 新しい花に出会ったね。」とぴーちゃんフォロー

Yukute 行く手が見える。 稜線を行く緩やかなコースに見えた。

しかし 遠いなぁ

緩やかに見えた尾根歩きのはずが 何と 急降下なんだわね。 え~~こんなに降りて大丈夫?

Kudari

「後振り返らないね。」とぴーちゃん。どんどん下っているのをみて帰りが嫌になるのでは無いかと心配したらしい。

とっくに嫌になってますって。

Gozenntatibana ゴゼンタチバナが花を終えて ぼうぼうの様子。これが赤い実になるとは不思議な話だよ。

さて岐阜県側までの道は 背丈ほどの木々に覆われて 展望もなく 平行移動をしたかと思えば 急降下

一体いつつくんだろう?

帰りの時間も考えて逆算 3時までに着かなかったら帰ろう。

そんな約束で歩いていて 三つ目のピークを見上げる所で 今までにない急降下をみて「帰ろう。」 知らない道を真っ暗な中歩くの嫌だし 52キロのせまい道も待っているし

で 池糖諦めて戻る。 ゴメンなぴーちゃん この埋め合わせはきっとする。 っていつも決心だけはするけれど 埋め合わせはしてないな。 無かった事に・・・・ いひひ

Akaikobu 「あれをみろ!」って言うほどでも無いけれど これ何? 病気? でも元気そうだよ。 葉っぱに実がつくはず無いし・・・ ハナイカダみたいにこぶがついていてる。

戻ってきたよ 祠のあるところ。 これをいつも目印にしてキョリを計っていた。

ここまで来れば大丈夫。

時間は3時15分。 ここから頂上まで行って降りよう。

Cyoujyouhe

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国に惹かれてⅢ 白木峰散策分岐まで

2009-07-29 12:39:01 | 山歩き

Isidan2 うわぁ 何だあれ? 目の前の立ちはだかる岩の階段 ロープがついている。「おかしい。 危険度 体力度 ともに★一つだったよ。」

ふ~ん 左手に山荘らしき青い屋根。「あっちからもいけるんじゃないの?」

ああだこうだと言っていると さわやか青年が汗をいっぱいかいてひょこっと現れた。「ほら若者でもこの急登はきついんだって」と自分の体力のなさに言い訳をしながら・・・・

「左からでもいけますか?」と聞いてみる。「いけると思うけれど頂上には倍ぐらい時間かかるのでは」 いや 彼もよく知らなかったらしい。 かえりにそうでは無い事が分かったもの。

しゃーない 行くか 入口だけでしたね はは 突然視界が開けて オオバギボウシの群生が

あらーぁ 今まで何度もギボウシ見てきたけれど こういう形で群生していた事無かったからびっくり さほど感動した事無かったけれど(ギボウシ君気を悪くしないでね) 何て優しい色なの? 斜面が優しい紫に揺れている。

Gibousi2Gibousi

あれれ? そう言えば これってニッコウキスゲの種なんじゃないの ?

と言う事は キスゲもうおわり? それにしてもこんなに早く種出来るかぁ?

ぶつぶつ

やっぱりキスゲ遅かったか? 

天国は見られなかったか?

Iwaicyou 足下にイワイチョウ

クレープの入ったちりちりの花びらが可愛い。しかーし なぜ銀杏なんかなぁ? 葉っぱを見ても花を見てもわからない。

Maizuru2

登り切った所に舞鶴浜からいらしたと思われるおじさんが待っていた。 「この花は何ていうんやろな?」

あー ワレモコウ

Waremokou あっちにも こっちにも吾亦紅

「そうか加賀の方にはこの花は無いようにおもうんや。 どんな時を書くんや?」

吾も亦紅いと書くんですよ あの有名な歌にあるでしょ?

おじさん 杉本正人の吾亦紅をご存じないようだった

あなたに あなたに~ あやまりたくてぇ~♪

吾亦紅はさやさやと風に 揺れていた。

所でおじさん やっぱりニッコウキスゲは終わってしまったの? 「いや 頂上から降りた方にまだ残っている。」と やったね

Koke Syouma  

木道がしかれているのであまり感じなかったけれど ここは高層湿原? 苔も見事

ショウマがふわふわ

Nikkoukisuge お~~ ニッコウキスゲが待っていてくれたよ

群れを離れて一匹狼 綺麗な黄色

Tonbosou トンボソウ

しっぽがピンと伸びているからきっとトンボ君だよね

クモキリソウとか ジガバチソウとか 良く分からないけれど

これはきっと トンボ

緑色で隠れているけど 一度見つけたら あれあれ トンボがいっぱい。

さてさて 分岐まで来たよ。 どうする どうする?時間もすでに13時半

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国に惹かれて 白木峰Ⅱ あれれ? なんだこの急登は?

2009-07-28 22:39:10 | 山歩き

駐車場には車が4台ほど トイレも設置されている。

準備をして登り始める。 今日はぴーちゃんからプレゼントされた秘密兵器手甲 脚絆をつける(基 脚絆は止めた)見上げると 尾根が見える。(様な気がした) 1時間程でいけるらしい。実際にはもっと簡単にいける気がした。 そんな緩やかさだった。

Tozanguti それなのに。。。。あれ~ぇ 何だか足が重いぞ。 そう言えば私は野麦峠以来山に行っていないのでは。。。 ちょっとゆっくり行かないと。

足下に咲く花を見ながらゆっくり行く。 ぴーちゃんゴメンね 足が慣れるまで ちょっと付き合って

Kiiro

Otosibumi あ オトシブミ発見

ぴーちゃん初めて見るらしく 興味津々

私おもむろに葉っぱを開いてみる。 私にどんなラブレター書いてくれたのかな? 何て 勝手な事言いながら。。。 じつは 中に入っているゾウムシ見たいの見せたかった。 。。。。いない

たまごが入っているかもしれないと思い また包み直しておいた。 ゴメンね ゾウムシさん。

Maizuru マイズルソウの実が出来ている。

Kugaisou クガイソウが斜面に

この辺りに来ると 急登加減は普通ではなく 木に捉まりながら あるいは岩を押さえて体を持ち上げないと登れない 休憩しようにも 落ちていきそう

ははは やっぱり天国は遠い。

Ajisai 赤いアジサイ 綺麗だねぇ

山でこの色を見る事はあんまりない気がする。 それだけに新鮮。 ずいぶん登ったと思ったら林道に出る。 管理道路らしく私たちは上がって来られないのだけれど

振り返って見ると な な 何と急登だったはずだよ。

駐車場が足下に見えるもの。 帰り大丈夫かなぁ?

Cyuushajyou2 あそこから まっすぐ登ってきた。

Tenbou どっちを見ても山 山 山

お天気が良くなかったけれど 意外に山が見える。

Isidan_2  道路を隔てた斜面をまた登っていく。 緩やかだと良いなぁ

Tozandou ま そんな 楽なはずは無いよね。木に捉まり ぬかるみにはまり 悪戦苦闘だったけれど キョリが短いから我慢できたのかな?

Turuaridousi

ツルアリドウシの花? 必ず二つセットだね? 可愛らしい。 これが何時か赤い実になるんだね

Nogiran ノギランの花が咲いている。一つ一つの小さな花がとても可愛い。

葉っぱはショウジョウバカマそっくりだけれど 

Kinkouka2これは?

葉っぱは蘭のようだけれど。。。後でキンコウカのつぼみらしいと分かる。

Mousengoke  あれ~ こんな所にモウセンゴケが

ぴーちゃんが大騒ぎ

本当だ 湿地でも無いのにモウセンゴケがある しかも花が咲いている。耳かきのような小さな花。去年籾糠で見たかったのに見られなかったモウセンゴケの花

Sasayuri 笹ユリが咲いている。 私たちを待ちくたびれてずいぶん疲れているけれど・・・ゴメンね

Hahakogusa 最後の林道にぶつかった。左に山小屋風の建物が見える。

もうついたんだろうか?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする