Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

達目洞でヒメコウボネを見る

2008-06-27 17:03:00 | 旅行記

今回の金華山は ヒメコウボネの花を見てくることも目的の一つだった。 岐阜に育ちながら こちら方面は全く知らないところ。 どうしたものか・・・

しかしとても気になっていた。昔父に書いてもらった河骨の絵を見て 見た事がない花だと思った。機会があったら是非見てみたいと思った。 この花がとても貴重な花で絶滅危惧種であることを知って どうしても見ておかないと・・・と思った

Photoジオンさんから金華山の麓 達目洞の小川にヒメコウボネが移植されて守られていると聞いたので 一筆書き登山と一緒にセットした。 車で行けば簡単に見られただろうけれど それを一筆書き登山の課程に取り込んだから もう大変

鼻高コースを這々の体で降りてきた私たちは かなり疲れていた。 探そうにも何処にあるのやら?

お寺の参道を降りていくときに 向こうから自転車をひいた人がこちらに向かってくる。

「あっ 第一村人発見!」と所さんの番組見たいに 捕まえて聞いてみる。

そう遠くはないけれど 田んぼや畑のみちなき道を歩くことになってしまった。

子どもの頃に遊んだ様な小さな小川  綺麗な水が流れている。ひどく車の良く通る道路の橋の下にあった。

「あんまり咲いてないよ。」と言われたのだけれど やっぱり遅かったか・・・・(じつはこの花は何ヶ月も次から次へと咲くらしいのだけれど)

やがて目が慣れてくると 小川に黄色い花が咲いていることに気付いた。

Himekoubone あらら 大変水の中でおぼれちゃっているよ

ものすごい勢いで流されそうなんですけれど・・・・苦しそうなんですけれど・・・・

ヒメコウボネは バイカモの様に水に咲く花だったんだ

あ 頭を上げて息をしている花もあるよ 良かった

Himekoubone2

  Himekoubone3

足よりも低い水面に咲いているので 頭から水の中にひっくり返りそうなのをこらえて のぞき込む。

これが 噂のヒメコウボネかぁ 花だか 萼だか分からないような固そうな花びら(?)に守られている芯はまた不思議なかっこうしているんだね

Himekoubone4 たくさんの花を見ることは出来なかったけれど 珍しい花を見られて満足

しかし この場所 駐車場まで行って看板を読んでみると まむしがいっぱいいるので 裸足では歩かないこと・・・って

そりゃ裸足では歩かないけれど やっぱりまむし君のすみかだったのかぁ

無事で良かった。

さて 目的を果たしたら どうしても先に進む元気がなくなってしまい 駐車場までのタクシーを呼んでしまいました。 とほほです。

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金華山一筆書き登山 鼻高コースを降りる

2008-06-27 16:57:00 | 山歩き

岐阜城の前の御岳神社のわきを降りる。 いきなり両手を使わないと危ない下山道。 途中までは水の手コースと一緒になる。さっき転びそうになっておっとっととなったところを慎重に下る。

途中で右に分かれる道。鼻高コース。 前に歩いたときに気になっていた道だった。

Hanadakakosu

ちょっと覗いてみるにうっそうとした感じがして ちょっと腰が引ける。 後押しをしてくれたのは 前方から聞こえる歌声。

朗々と響くその声は 詩吟でも練習なさっていらっしゃるのか遠くから良く聞こえる。 やがて声の主が現れ「山で一曲覚えようと思って一所懸命歌ってきたんだけど 駄目だわ」と笑う。

どうもカラオケの練習らしかった。

なかなかの良く通る 美しい歌声でしたよ。本当に

西側の道に比べて 暗く 険しく うっそうとしてるので なんだか怖い。

「今なんか いた気がした。」通り越して言うと「うん いた 小さいけど まむし」「え~~っ」「大丈夫 多分死んでいた。動かなかった。」 冷や汗 だら~~

道はせまくてもしものときは避けようがない。 

Tozandou5

Tozandou6

Tozandou7_2 

かなりの急勾配でしょ?

そんなに高くないはずなのに 降りても降りても道が見えない。それでも時折 したから登ってくる人にすれ違い ちょっと安心。

何度か 北側に 日野方面の長良川が見える。 納涼台 子どもの頃 良くここで水難事故が起きていたので近づかないように言われていた。

河原に車が止まっているのも見える。 もう少しのはず・・・・だけど。

Hinohoumen 後で確認してみると このコースは 横に長く ピークが二つ。 だから大下りの後必ず登りがあってなかなか降りていけない。やれやれ

Iwaba2

三つ目のピークと思われる場所で まっすぐは山林の管理のための道なのでリスクが大きい。出来ることなら通らないで・・・といった趣旨のことが書かれている。

ふーん これが西山へ行く道なのかなぁ? ジガバチソウがあるって聞いた

左はゲートで遮断 右はわずかに下っている。 右後方は東坂コースへ うんうん帰りはここまで来れば良いのか・・・

と下っていく。

道は 時々丸太を組まれた階段があったりして整備されているし 荒れている様子はないのだけれど またなんだか怪しげな様子。 走るようにして降りていく。

Gezandou さっきの分岐近くで出会った人を最後に誰にも会わなくなった。 この道は人があまり来ないのかもしれない。 東坂コースで出会ったご婦人は よくせいびされていて 気持ち良い道ですよ・・・って言われたけれど

おりきったところの分岐でますますその気持ちに拍車をかけた。

Bunki あ なにか 看板が見える

と大喜びで近づいたのだったけれど

右 達目ハイキングコース

左達目洞 とある。 ハイキングこーすと呼ぶにはあまりに鬱そうとしていて 一歩も踏み出す気がしなかった。 戻るか?

そう言えばこの辺りは 昔忍者が暮らしていたところだとか

戻るのも嫌や。 あの道はもう嫌や

左・・・ すこしだけ広い 地図から言ってもこちらの方が里に近そう。 もう駐車場は道でも良かった。

幸い歩き始めてすぐにキャタピラーの轍の後を見つけ 里が近いとかんじたと思ったら いきなりアスファルトの道に出る。お寺の参道の様だった。 助かった~

たくさんで歩けば何でもない道かもしれないけれど 軟弱もの独りをメンバーにしたこの二人組には どうもこのコースは試練の道だった。

悔しいから 今度来るときはたくさん引き連れてやってくるよ。

ともあれ 昔山たまごさんが六道一筆書き登山をされ そのレポを見てから是非と思っていた計画は曲がりなりにもできた。 万歳

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金華山一筆書き登山 馬の背を登る

2008-06-27 14:59:00 | 山歩き

さて お腹もいっぱいになって足取りも重い。 公園を突っ切り 信長の館の発掘調査の現場に戻る。 ここから井奈波神社の跡地まで行ってからきつい直登が 馬の背コースだ。

Nejibana_2 足下は岩でごろごろ 前に登ったとき とても大きな岩場に 鎖もフィックスロープもなく 独りだったので ここから登り損ねたら 背中から落ちて大ケガだな・・・と思ったことがある。

巻き道があるけれど それじゃこのコースを取る意味がないし

そんなことを考えていたら

「止めるならいまだよ」とピーちゃん

「独りでもいけるよ。」

膝の手当をしてこなかったので 不安に思っている私を見破ったかのような提案。

彼女は若いので まだまだ体力ある。 この道は険しいけれど独りで行くのに気持ちの悪い道ではない。

「じゃぁ 私 ロープウェーで行くわ。馬の背の登り切ったベンチで待っている。」

とあっさり 提案を受け入れる。はは 情けない。

http://dora2.blog.ocn.ne.jp/fuu/2006/10/

私が過去に馬の背を登ったときのレポです。

ロープウェー600円 チケットを握りしめ乗り込む。久しぶり。 窓越しに長良川の水がきらきら光っている。 毎日通った高校は? 私の家は? 岐阜の町は しっとり綺麗と思う。

Ropeway ピーちゃんは今ごろどの辺りだろうか? 見えるはずもないけれど 目を凝らす。 やはりかなりの急勾配。

どんな顔して登ってくるだろうか?

あの唯一の間違いやすい道はクリアしただろうか?

そんなこと考えるなら頑張って行けば良かったのにね

Gifujyou3

お城の見えるベンチで待つこと15分ぐらいだろうか。まるで足下から登ってくるように ピーちゃんのオレンジの帽子が見えてくる。ひゃぁ きついなぁ さすが若者

40分で 「おもしろかったよ」と登ってくる。

ありがとう。 ゴメンねピーちゃん

でもこのコースが多分今日のハイライト 無事に歩けて良かった。 

時刻は2時

この後鼻高コース 未踏のコース達目洞へ向かう。 ヒメコウボネの花を見る事が今日のもう一つの目標 あまりゆっくりもしていられない 小休止の後 下山することにする。

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岐阜はそば文化?

2008-06-27 14:26:00 | まち歩き

自分であまり意識したことはなかったけれど 私が岐阜に住んでいた頃は あまりうどんを食べることがなかった。両親が飛騨の出身と言うこともあって 里帰りをしようものなら 祖母は 張り切ってそばを打ってくれた。

岐阜の町でうどんを食べなかった訳ではない。しかし うどんを食べるようになったのは この三河の地に来てからだ。 

ずっと前にテレビで そばや主人を訪ねて オススメのそば屋さんを紹介してもらう というリレーを企画していた。 そこに出てきたのは 愛知県から始まったに関わらず 店は岐阜県を転々としていた。

その中で下呂のそば屋には 高山に行った途中に寄った。

岐阜で心に残った店は二店あった。一つは 胡蝶庵(勝手に名前出して良いのかなぁ?)そして井奈波神社そばにある 吉照庵 

仙石さんの胡蝶庵は 息子の大学院訪問を言い訳にして良く行ったから ここはお気に入り。 そばの皮も残した いなかそばが好き。

ところが ネット仲間から吉照庵の方が好きと言われてからはどうも気になって気になって仕方ない。 で 今回金華山登山と組み合わせて これも狙ってみた。

町歩きは苦手。足が棒のようになっているのに 車を気にしながら アスファルトの道を歩くのだから。。。

店は 私が思っていたのと通りが二本違うところにあった。 とても綺麗な店だった。 ひょっとしたら 改装したのかもしれない。

Kissyouan 二人とも てんせいろを注文

ここでは ざるそばとは言わないらしい。せいろ二枚

10割そばなのに そばの色が白い。 香りはある。 どうやって白くしたのだろうか? 黒くてゴミ見たく見えても良いのに

辛み大根をたくさんもらって絡ませて食べる。 あんまり辛みはない。

大人気の店らしく 店内は混んでいた。 リュックをしょって汗かいた小汚いおばさんが不釣り合い。

ふつう おそば屋さんでは そば茶が出るのだけれど ここでは緑茶だった。その味はとてもすばらしかったので 何ハイもいただいてしまったけれど 良いのかな? そばとお茶合わせて良いのかな?

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金華山一筆書き登山 水の手コースを降りる

2008-06-27 13:36:00 | 山歩き

一般的には 瞑想の小道といわれるこの登山道は 家族向けとされている。私は この道をあえて水の手コースと読んでいる。 いくつかの水の流れる沢を横切るので水の手コースと言うらしいけれど 私はきらきら光る長良川の水を眺めながら歩けるコースと言う意味を込めて水の手コース。昔岐阜城攻めの時東軍の池田輝正がこの道を攻め上がり一番乗りをあげたという歴史の道でもある。Ootemon

Shashanbo

降り口は 岐阜城前の御岳神社脇から降りていく いきなりの急な降り口 家族向けとは言ってもかなり急で 緊張が続く。

しゃしゃんぼ まだあの可愛らしいツリガネ状の花が見えない。 温かい場所なのにどうしてかな?

Himerenge 話を戻そう。 何度もこけそうになりながら急な坂を下りていく。途中で右に鼻高コースへの分岐がある。後で使う予定。 せまいうっそうとした道だけれど 大丈夫かな?

瞑想の小道 前に来たときにはうるさいほど標語を書いた看板が取り付けられていた。」「人間は考える葦である。パスカル」

覚えていないけれど そのほかにもいっぱい。それがこの道のいわれかと思ったけれど 取り外されたのかあまり気にならない。

Nagarabasi

Dodogamine

ずっと長良川 そして岐阜市の北部の町が見渡せる。

私が通った高校もある。 少し要すが変わったとはいえ 一気に娘時代の思い出がよみがえる。町中の景色としては 光あふれ 美しく そしてしっとりした町だと思う。 ここをノブナガが 光秀が 秀吉が 道三が。。。 想像するとわくわくする。

Akaimi2

Tozandou3

Tenbouiwa  時々 道が見えなくて考え込むほどの大下りもあるけれど 順調に高度を下げてくる。

展望地が何カ所か

そのたびに町が近くなる。

Tenbou3

Tenbou4 ふと振り返って見る。

あ 城が見える。

木々に隠れるようにだけれど城が見える。ずいぶん降りてきたね。

Gifujyou2

馬の背との分岐である 井奈波神社跡地 烏帽子岩にやってくると 公園は近い。

馬の背登山道を見上げながら とりあえずは おひるごはんの為に公園まで降りていく。

烏帽子岩からは左にトラバース。沢の音を聞きながら緑濃い森を進む。

Makimiti 

Tozandou4 道は やがて 朱塗りの三重の塔に出て ロープウェーの 駅に出る。 すぐそばで 発掘調査の人々が

Hakkutucyousa

ノブナガの館跡の発掘調査らしい。 ほとんど掘った後で 刷毛を使って 履きだし 石やかわらけを 取り出していた。 

何年か前に私もそんなことしていたので 懐かしい。 信長の居住地 おもしろいものが見つかったのだろうか?

前から気になっていた.山の上に居を構えるのは何かあったときに危険なのではないだろうか? 毎日山登りも大変だし。。。。 しかしそう言ってしまうと山の上に城を造る意味は何なんだろう?

居住地が下にあったことを知って ちょっと納得。

Nejibana 可愛いねじ花が 風になびいているのを見ながら 古い町並みの残る鮨街道へ

今日のランチは 吉照庵のざるそばにしよう。

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