今回の金華山は ヒメコウボネの花を見てくることも目的の一つだった。 岐阜に育ちながら こちら方面は全く知らないところ。 どうしたものか・・・
しかしとても気になっていた。昔父に書いてもらった河骨の絵を見て 見た事がない花だと思った。機会があったら是非見てみたいと思った。 この花がとても貴重な花で絶滅危惧種であることを知って どうしても見ておかないと・・・と思った
ジオンさんから金華山の麓 達目洞の小川にヒメコウボネが移植されて守られていると聞いたので 一筆書き登山と一緒にセットした。 車で行けば簡単に見られただろうけれど それを一筆書き登山の課程に取り込んだから もう大変
鼻高コースを這々の体で降りてきた私たちは かなり疲れていた。 探そうにも何処にあるのやら?
お寺の参道を降りていくときに 向こうから自転車をひいた人がこちらに向かってくる。
「あっ 第一村人発見!」と所さんの番組見たいに 捕まえて聞いてみる。
そう遠くはないけれど 田んぼや畑のみちなき道を歩くことになってしまった。
子どもの頃に遊んだ様な小さな小川 綺麗な水が流れている。ひどく車の良く通る道路の橋の下にあった。
「あんまり咲いてないよ。」と言われたのだけれど やっぱり遅かったか・・・・(じつはこの花は何ヶ月も次から次へと咲くらしいのだけれど)
やがて目が慣れてくると 小川に黄色い花が咲いていることに気付いた。
ものすごい勢いで流されそうなんですけれど・・・・苦しそうなんですけれど・・・・
ヒメコウボネは バイカモの様に水に咲く花だったんだ
あ 頭を上げて息をしている花もあるよ 良かった
足よりも低い水面に咲いているので 頭から水の中にひっくり返りそうなのをこらえて のぞき込む。
これが 噂のヒメコウボネかぁ 花だか 萼だか分からないような固そうな花びら(?)に守られている芯はまた不思議なかっこうしているんだね
たくさんの花を見ることは出来なかったけれど 珍しい花を見られて満足
しかし この場所 駐車場まで行って看板を読んでみると まむしがいっぱいいるので 裸足では歩かないこと・・・って
そりゃ裸足では歩かないけれど やっぱりまむし君のすみかだったのかぁ
無事で良かった。
さて 目的を果たしたら どうしても先に進む元気がなくなってしまい 駐車場までのタクシーを呼んでしまいました。 とほほです。