Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

籾糠の秋 2009  カラ谷で桂に出会う

2009-10-30 00:15:06 | 山歩き

湿原を越えて沢を渡ると 初夏にはニリンソウの群生が見られる場所だ。 キヌガサソウも見られる。 除いてみたけれど その気配さえ見えない。 おもしろい物だね。

Sawa Kyouboku

入口のブナと思われる巨木は 元気ですっくと空にそびえている。 気持ちが良い。

何だかのびのびしていて 小さな事はどうでも良くなってしまう。

Ki Nekko

いろんな種類の木がまとわりついていて それでも優しく受け止めているようで。。。

お母さんのようだね

Kiba_2 Buna

カラ谷から沢を右に入っていくと もう一つの湿原がある。 初夏には水芭蕉の群生地。

そしてこの道はブナの美しい森として 籾糠山のパンフレットの表紙にもなっている。

白い板のような模様の樹皮が特徴的で 写真家が三脚を立てていた。

ブナ林を登らないで カラ谷に戻る。 ここを頂上へ向かう分岐までゆっくり登って行く。沢を登り詰める割には見るところが一杯で 楽しい。

Kouyou3 Hana

これは花なのだろうか?それとも花の終わった後?

葉っぱに見覚えがあるぞ と思うのだけれど。。。。

花の無い時期だけれど 可愛らしい実が目を楽しませてくれる。

Yukizasanomi 透明感のある赤できらきら宝石のようなユキザサの実。 いかにも美味しそうだけれど 多分まずい。

Dokonjyoumomiji 大きな大きな岩を抱いて 曲がっても一生懸命生きている 紅葉 

たくましいな

Momiji

Katuramon2 やってきました。カツラ門

辺りは葉っぱが発酵して 濃いカラメル臭

この匂いでブラックコーヒー飲めるよ  と前にぴーちゃんが言っていたな。

今日は特別に良い匂い。

Katuramon

今年も 大好きなカツラの木に会えた。 この空間が大好きだけれど 足下はぐちゃぐちゃで 座って休憩と言うわけに行かない。

もう少し登ってみよう。

Tozandou お~

笹の緑と 紅葉のコントラストが何とも美しい。

Kouyou4 紅い色もあるね

この山はブナや ダケカンバなので紅い色はあまり無い。

Tozandou2 こんな階段も上って

Sawa2 沢を渡って ひたすら登って 

少し息が切れて休みたくなる頃に分岐へ到着。

Kouyou5 紅葉をごちそうにお昼ご飯。

山でのご飯は格別に美味しい。

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籾糠山の秋 2009

2009-10-28 12:12:49 | 山歩き

この間のデジブックは ひどく時間がかかって見てくださった人に迷惑をかけてしまったので 今日からすこしづつレポをあげる事にします。

毎年何度か行きたい籾糠山 どうしてだか季節 季節に行ってみないと気が済まない。 どうしてだろう? 森にいる その事がやたら気持ちの良い山なんだよね。 頂上へ行く事はあまり無い。(正直に言うと 一度しか・・・) 登山道が三本あって どれも魅力的だけれど カラ谷から木平湿原へ抜けて降りる このコースも定番になってしまった。

ネット仲間のチーさんが籾糠山に行って来た事を知って いてもたってもいられなくなった。紅葉はどんぴしゃの様子。 今年は早いなぁ

いこ 1人でもいこ  籾糠山の管理人の花博士に電話する事も考えたけれど 1人で案内してもらうのもなぁ それに今の時期花はそう無いし。。。。

10月16日 はやる心を抑えながらマグロードから 東海北陸道へ 白川郷で降りて天生峠に向かう。 その前にお約束の白川郷を上から俯瞰

Sirakawagou いろんな角度で 白川郷を見てきたけれど 私はここからの俯瞰が好き。 シュウメイ菊が風に揺らいでいる。 時間があったら少し下をまわってみても良いな。今日は鳩ヶ谷神社のどぶろく祭りが行われていた。

おいおい アルコール禁止だよ~

山道をくねくね くねくね天生峠まで向かう。 去年はこの道が燃えるように綺麗だった。今年は??? 滝の回りも緑。

その代わり 峠付近はすっかり紅葉が終わっていたので 今年はちょうど良いに違いないと思いながらも 一抹の不安が

Cyuushajyou 平日でも 駐車場にはかなりの車が駐まっている。ほとんどが紅葉目当ての観光客。 この山は初夏の解禁の週末が一番の人出だな。

Mさんは お客さんを案内してすでに山に入られたとの事。 残念。

Kibanotonneru

早速黄色いトンネルをくぐって湿原に向かう。

この山はあまり紅い葉は無い。 優しい黄色の山なのだ。

Kirinsou

少し上って行くと 巻き道に北アルプス方面が見える場所がある。

乗鞍は。。。。 御岳は。。。

あらら~ 雲がでんと居座っているじゃないのぉ 

Tenbou 肉眼では多少見る事が出来たけれど こりゃ無理だ

青空は広がっているのにね

良いの いいの 今日は紅葉の籾糠山に来たんだから。

Amousitugen

天生湿原の紅葉 落ち着いた良い色だね。 ムシカリの赤い実が 青い空に綺麗。

Happa なんだろう? 花かしら?と近づいてそっと触ってみたら ほろほろと壊れた。 葉っぱの葉脈だけが残ってミイラのようになっていたけれど 何だか可愛い。

Kouyou 下の湿原に降りて振り返る。

見事な黄葉の紅葉は輝くばかり

Kouyou2 ここから 小川を超えて ブナと桂の続く沢を登って行くカラ谷コースを辿る。

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首にひもをかけて。。。

2009-10-25 01:19:42 | 日記・エッセイ・コラム

22日は関ヶ原のエコミュージアムでの勉強会。 その日のテーマはドングリ

帽子で分ける 葉っぱでわける 樹皮で分ける いろんな見分け方を勉強しながら里を歩いていたときだった。 最近鹿の被害が多くなった事に話題が移る。

ここは関ヶ原 何年か前に 熊が民家に入ってみかんを食べていた とかテレビ中継で柿の木を狙ってやってくる熊に女の子が遭遇したところをやっていたり・・・どんな動物も出没するらしい。

「最近の 野生動物も人見知りしなくなってねぇ。」と続けた人がいる。 彼女の話しは実におかしかった。

「カモシカが すぐそこまで来ていて 動かないのよ。 誰かの飼っている牛が逃げたんだと思ってね。 変な牛だとは 思ったけれど。 駐車場のそばにあった 紐を借りて 首に繋いで うちまで引っ張って連れてきたの。 誰か牛探しているといけないと思って 警察に連絡したら カモシカなんだって カモシカは天然記念物だから飼っちゃいけないと言われてね 

しばらくうちで預かっていたんだけれど 小坂のカモシカの保護センターへ 連れて行かれた。。。」

話し作っていると思ったけれど その話しはエコの人も知っていて有名らしく おかしくておかしくて

カモシカと牛と間違えるかなぁ? カモシカって紐で繋いでついてくるものなん?

彼女 熊でも温和しきゃ 紐を首にかけて連れてくるかも・・・・

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松尾峠を降りて戻る。 霧も晴れて。。。

2009-10-25 01:00:30 | 山歩き

弥陀ヶ原ホテル方面はすっかり霧が晴れて 白い建物がはっきり分るようになる。 あそこまで戻る。 あわよくば カルデラ展望コースも・・・

Midagahara2 Dainitihoumen

正面の山にも日が当たり 山の様子が見えてくる。 ああ 紅葉している。

晴れてさえいればやっぱり綺麗なんだろうな。

Iwasyoubu

Kirinsou

イワショウブだろうか? ほとんどドライフラワー化しているけれど 花の無い湿原で頑張っている。

Aozora 青空さえでてきた。

もう少し早かったらね。

Mati あ すごい 町が見えている。

何処の町なのかさっぱり分らないけれど 雲間に見える町は思ったよりはっきり見える。 

Midagahara3 三々五々 光のなかを帰ってくる人々

何だかさっきまでの様子がウソのようにのんびり楽しそう。

最後になったけれど お日様が顔を出してくれて 本当に美しいときの弥陀ヶ原の様子を垣間見て少し満足。 カルデラ展望台には行かないで お土産とティータイムに変えた。

Cake このホテルは一泊三万円近くするらしい。 ちょっと普通の生活をしている私にはきついな。

せめてお茶で。。。ととと これは1550円なり

うーん

味は? 甘い 甘い コーヒーお変わり。。。って言いたくなる。三杯飲んでも収まらないような甘さだった。

立山散策は 最高とは行かなかったけれど やっぱり雄山に登りたい。 今度は一所懸命貯金して二泊三日だね。

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弥陀ヶ原から松尾峠へ

2009-10-23 12:24:15 | 山歩き

Kusakouyou3 高原道路を越えて反対側に入っていくと松尾峠に向かう登山道がある。

点の記にでていたと言われ 迷わずにこの道を選んだけれど 点の記は剣岳に点の記を付けるために死者の山といわれ地元の人々にタブーとされていた剣岳に苦心して登る話しだった。

松尾峠は 記憶に無かった。それに剣岳とは全然反対の方向。。。。 変だなぁ こんな所あったっけ?

すっかり勘違いしている私は訝りながら進む。 後からチョビさんの書き込みで知った。 松尾峠は剣岳に点の記を付けた柴崎芳太郎さんの選点したものだとか  なるほど それで

ちょっとした山登りが峠まで続く。Siratamanoki

シラタマの木がいっぱい。つぶしてみる。ぬるっとしてジューシー  サロメチールの香りがすると言われてやってみる。。。。期待しすぎていたためかあんまり

Mokudou 雨はザーザー降りではないけれど笹の葉はびっしょり濡れているので 狭い木道では足下を濡らす。

Gakinota 餓鬼の田はあちこちに存在する。

振り返ると いくつかのグループが こちらに向かっている。

この日にバスは二台 満車だったことを考えると ほとんどの人が外回りコースで帰ってしまったようだった。

前後するのは 二グループと 1人が 私を含めて 二組 全くいないのも不安だけれど ま 良いか

Tozandou2 Tozandou3

しかし こんな道が続くと嫌になってくる。 雨はやんでいても腰から下はぐしょぐしょ

靴のなかにも水が入ってくる。 手でささを払うので怪我をしそうだし 前に人がはねた笹で 目をやられそう。 ストレスが続いたので峠までがとても遠く感じられる。

Hosigarasu ほしがらすが食事中

ハイマツのみを銜えて飛んできた。 実のなかの方だけをついばんで捨ててしまう。 ま 行儀が悪い事

これに比べるとリスの食事が実に綺麗。 松の実をかりかり食べて 残すのはなかの芯だけ だからエビフライのような可愛い残り物が出来る。

Tururindou

小さなピークと 何度かの藪こぎをしてやっと辿り着いた展望台。 松尾峠

はは 真っ白で何も見えないわ

Touge 本当はここからどんな景色が見えるんだろう?

興味あるけれど 残念ながら想像するのみ。

Tenbou_2 こんな風に見えるはず

ふーん薬師岳が見えるのかぁ

後は残念ながら 聞いた事のない山ばっかりだった。どっちを向いているのかも見当着かない。

Yabu_2 あいかわらずの藪こぎを繰り返し 大下りの周回コースを行く。 雨で滑りやすくなった道を気を付けて進む。 

Kougendouro 眼下にバス道路が見えてきた時には ほっ

対面の山に 陽が当たり始め 少し霧も晴れてきて弥陀ヶ原の全容が見始める。

晴れていたら確かに綺麗に違いない。

Kareki Midagahara

バス道路まで戻って残りの外回りコースを歩く事にする。 予定時間1時間もかからないだろう。

コメント (6)
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