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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

淡々と ただ淡々と

2012-10-29 14:11:51 | 日記・エッセイ・コラム

ブログを更新できなくなってからずいぶんになります。
今月に入ってからとても忙しくしていました。

市の都市改革により本宅が立て直しを迫られています。 20年ほど前にその話が浮上し その頃私の体調がひどく悪く入退院を繰り返していましたので 環境を変えると言うことも含めて 今のところにマンションを買い移り住んでいます。 家には義父と義母が住んでいました。

計画はあまりに時間がかかりすぎました。 20年程経ってやっと見通しが立ち今月仮住まいに引っ越しです。 しかし年老いた二人にはもう 気力が残っていません。 
で 私達が来る日も来る日も荷物を運んだり ゴミを捨てたり。

年寄りはいろんなものをため込むものです。 もののない時代を生きてきた人達だから余計です。 洋服は毎日着替えても着きれないほどたまり 食器 シーツ タオル類 新品のまま箱は埃で汚くなっています。

捨てようね・・・と言っても納得できるはずもなく 義妹や亭主になだめすかされ 怒号の飛び交う中のゴミ捨てです。 ゴミを捨てる費用がレンターカー代も含めて10万円って・・・・・ちょっと異常です。

悪いことは重なるのです。 義母にアルツハイマーの発症が分りました。 前からおかしいと思っていたのですが 人格を否定するような気がしてあまりおかしいことを強調は出来ませんでいた。 まだひどくは無いものの手遅れだそうです。

この一ヶ月の混乱は余計に病状を重くしたようです。

そうは言ってもまだ薬で悪くなることを送らせることは出来るし 普通の時も沢山あります。
「有り難うね 有り難うね」と拝むようにしている義母を見ているとむげに出来ません。義父も身の回りのことをやることに意欲をなくしてしまっていますから このままにしておくと義母はどんどん悪くなっていきます。 なので出来るだけ一緒にいようと毎日のように通っています。

病院の先生が「食べたものを思い出して書いてご覧」と宿題を・・・・
なかなか思い出せません。 私がご飯を作っていると カンニングです。 思い出して書くのが出来ないので 目の前にあるものを書けばいいやと思っているようで その辺の知恵は働きます。

「これ美味しいね。 何で味付けたの?」
「なんだと思う? 食べてみて考えて。 考えることが大事だからね」
「分らん」
「慌てなくて良いからね なんども食べて見て考えて。 クイズだよ。」
しばらくしてノート見たら ナスと玉葱のクイズ炒め・・・・・??って書かれていた。

大笑いして義妹を見るとがっかりした顔をしている。

私はそういう意味では他人だから 案外冷静にいられるけれど 義妹や亭主は毎日母親が壊れていくところを見ているのは辛いんだろうな

時々むっと来てしまうこともあるけれど 淡々と ただ淡々と付き合っていくことで自分のバランスを保っています。 これから想像以上の出来事が起きるかもしれないけれど 淡々とただたんたんと・・・・

そんな暮しをしているので 今まで日課にしていたお友達の所への訪問は回数が減るし ましてや書き込みは出来ないかもしれない。 私の所に来て下さっても お礼のレスも長いこと時間がかかると思われます。
サイトを閉めようかと思いましたが 自分も大事にしないと淡々と・・・とは出来ません。
失礼を承知でわがままなサイト運営をさせていただきます。
落ち着いて時間がとれるようになるまで お許し下さい。

あ さほど落ち込んではいませんよ。 出来るだけ今までの生活も出来るようにみんなで相談しあっています。 私の余生がどんなものになるか分りませんが 自分らしさを失わないで頑張って行きます。 一日一日が勝負です。

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キイジョウロウホトトギスを見に  松平の秋

2012-10-13 16:23:00 | 旅行記

矢並湿原の散策を終えたあと 松平の郷へ行くことにする。

湿原でピーちゃんとあーだこーだと話ながら散策をしていたら 何処ぞのお姉さんに「花に詳しそうだから付いていって良いですか?」と声をかけられる。

いや 詳しくは無いけれど 沢山見ているだけについいろんな場所で見た花が話題になる。それをきいていてそう思ったらしい。 花に興味を持っている人だと分るとついお節介を焼きたくなる。

「今から松平の郷に行きますが如何ですか?」と誘ってみる。

松平の郷  言わずとしれた徳川家康の祖 松平親氏の出身地。 

Muromatibei小さなですが 自然を生かして郷その者が山野草のテーマパークみたいに作られていて いつ来ても何かの花に出会える場所。

そこに植栽ではあるけれどキイジョウロウホトトギスがあって今花が咲いているという。

の真ん中を通る室町塀の通り。時期が合わなかったのか今回は見られなかったけれど この塀に沿って萩の花が咲きこぼれている風景が好き。

Kijyourouhototogisu2
キイジョウロウホトトギスは天下茶屋の前の小川に咲いている。

茶屋のご主人に許可をもらって川に降りてみる。

ドボン

あは 足突っ込んでしまった。

Kiijyourouhototogisu
名前の通り紀伊地方(和歌山と奈良県の一部)にしか咲いていないという希少種。

絶滅危惧種らしい。

一般的なホトトギスと比べると長いけれどやっぱりホトトギスの特徴を残している。

中を覗くと真っ赤な蘂が除いている。 
姿が気品あふれて美しいので盗掘に合ったんだろうね? 
ここの花がどういう経過を経てここにあるのか知らないけれど・・・

蝋細工のように綺麗な花をしばし眺めて楽しむ。

ついでに少し回りますか?

Sirobanahototogisu
もう少し小川を登っていくと白いホトトギスも

これも実に綺麗な花です。蘂が思いっきりカールしてます。清楚なのに華やかささえ感じる。

初めて見る色です。
園芸種でしょうね?

Hototogisu_2
普通のホトトギスもあるよ。
これはこれで面白い。

Tuwabuki
ツワブキがあちこちに咲いている。

大きな花なのでよく目立つ。

ここから昔氷を作っていたと言う池を回って室町塀の向こう側から戻ることにする。

Hana

Sawagikyou
サワギキョウ まだ残っている。

桔梗の仲閒としては不思議な形の花だよね

Ominaesi
オミナエシの向こうが昔氷を作っていたところ。

松平は豊田市の中でも比較的町に近いところだけれど 寒かったんだね

そういえば私が豊田に住んでいた頃 冬に洗濯物を干そうとすると干す前に凍っていたな

Tubakiおっ 姫林檎が・・・・

と思ったら 椿の実

こんなに沢山の実を付けているのを見るのは初めて

なかなか良いです。

堅そうな実ですが油どのくらい採れるのでしょうか?

夕方近くと言うこともあって 同行のお姉さんはお子様の帰宅が気になる様子。
ピーちゃんも簫ののお稽古があると言うことで帰る事にした。

今日も沢山の花に出会えました。 感謝です。

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 ラムサール条約に登録された湿地 矢並湿原の花

2012-10-13 12:01:00 | 山歩き

毎年この時期になると豊田市の矢並湿原が一般公開される。
時々自然観察会が開かれているようだけれど 一般的な公開が新聞などに載るのはこの時期。

折しもラムサール条約に登録されたと言うことで今年はとても沢山の人が訪れたらしい。車で行くことも出来ず鞍ヶ池公園からシャトルバスが出る。

「松平でキイジョウロウホトトギスがさいているよ。」とピーちゃんから情報をもらって「よっしゃ~ それなら二本立てで行こう」と決まる。

鞍ヶ池の虹の橋駐車場から行った場所は思いがけず遠かった。 矢並湿原は東海北陸道の下にある小さな小さな湿原。 前に行ったときはさほど人もいなかったせいか泉からちょっと入っただけの所から入れた。 たぶん上の方から入ったのだろう。

今回全容が見えてくると 田んぼにしたかったのに 水気が多くて作物が育たないので放置した場所・・・に見えた。 おかげで小さな場所に沢山の動植物が生息する場所になった。

Turibana

ツリバナが可愛い実を付けている。

Kitunenomago
キツネノマゴ

ま 特に珍しいものではありませんけれど

白もあったな

Kiseruazami
キセルアザミ

このはな 初めは下を向いているんだよね。そうキセルみたいに・・・・

ってキセルって今の人知らないかぁ?

花が咲いて種が出来るとしゃきっとして頭を持ち上げる。 種を遠くに飛ばせるようにだと思うけれど なかなか優れた機能を持っている

Tigoyuriチゴユリと思われる実が付いている。

Kouyabouki暈けちゃったけれどコウヤボウキ

Siode
シオデ? 初めて聞く名前だったけれどサルトリイバラの仲間でとても美味しいらしい

山でうまいのはトトキとシオデ・・・・?

山のアスパラガスと言われるらしい。 う~~ん食べて見たい。

あの丸い塊も食べられるのだろうか?

Akinokirinsouアキノキリンソウ

Mukago
おや? ムカゴも・・・

ムカゴご飯そんなに好きじゃないけれど山で時々ムカゴをつまんで歩く

あと口が渇いて仕方ないけれどね

Tururindou
可愛らしい蔓竜胆

Umebatisou_2
一輪だけだったけれどウメバチソウ

もう少したつともっと咲くね。蕾がいっぱいあった。

木道から少し遠いのでうまく撮れないのが残念。

Siratamahosikusa
今日一番綺麗だったシーン

シラタマホシクサの中にミカワシオガマの紫。

ブライダルベールのような可憐さと美しさにあふれていた。

Siratamahosikusa2
シラタマホシクサってよーく見るとてっぺんに一つ大きな花が咲いていてあと小さな花がびっしり埋まっているんだね。

不思議な金平糖の様でした。

Mikawasiogama
ミカワシオガマです。

ちょっとねじった花が面白いです。

Matukasasusuki
丈が小さかったのでミクリガヤの仲間と思ったのですがマツカサススキだそうです。

あぁ そういえばいつも行く滋賀県の湿原の入り口にありました。

Hebinoborazu
ヘビノボラズの実が赤くなっていました。あの針のような棘が目立たなくなっている気がします。

Toukaimousengoke
トウカイモウセンゴケ

私の知っているモウセンゴケは赤い絨毯のように湿原に広がっています。

びっくりです。

単独でそれも渇いた所にあります。でも確かに食虫植物の特徴がよくわかります。 とても小さくて見つけるのが奇跡のようなモウセンゴケでした。

Kousakutiすぐ隣のヒヨドリバナがいっぱい咲いている土地はかつての耕作地だそうです。

歩くだけなら一周5分もかからない小さな小さな湿原でしたが 花であふれていました。それもとても珍しいものです。 春も見たいな。夏も見たいな・・・・と思いが募ります。

ラムサール条約の登録地になったので前よりも見にくくなってしまいました。
豊田市の自然の森の観察会では時々訪れることが出来るとか・・・・また季節を変えて来てみましょう。

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物の怪の森 白駒池Ⅳ

2012-10-06 23:43:16 | 山歩き

あわよくば丸山・・・・ これも怪しげです。
いけないことは無いでしょう。 少なくともピーちゃんにはスイスイの山です。 私がちょっと待てば・・・・なんちゃら石までは行っても良いかなとも 思っていました。

「野菜も買いたいし」のピーちゃんの一言で帰る事が決まりました。 もちろんピーちゃんが遠慮して言った一言です。

Seitakasugigoke2
セイタカスギゴケの胞子がつんつん立っています。

Tugazakura
ツガザクラ?

Fuuringoke
フウリンゴケ

スギゴケと違って胞子が下に下がる。
そこから来ている名前

Mugikusahyutte
妖精の済む森を惜しむように戻ってきて麦草ヒュッテにやってきた。

あ~あ おしまい 

でもまたきっと来るよ。今度こそ丸山を ニュウを登ろう。

Katura
振り返ると蓼科山に白いカツラ?

左右に分けた白いカツラがあまりに可笑しくて笑い転げて・・・・

Yatugatake
八ヶ岳万歳。

こんな風に八ヶ岳が生活の中に見える風景。 良いなぁ

帰りは例のごとく産直で段ボール一杯の野菜や果物を買ってテンションあっぷ

今回の一番のヒット商品はシナノパープル  こんなに美味しい果物がこの世にあるなんて

まだ値が高いのがちょっと・・・

また来たくなる場所  良い場所を見つけました。

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物の怪の森 白駒池Ⅲ

2012-10-06 00:24:37 | 山歩き

Sirakomaike
じゃ~~ん  青苔荘から数歩歩いたところに池はありました。

対岸に白駒荘が見えています。後ろに見えているのは丸山でしょうか?

湖面は青空を映してきらきら光っています。透明度も高いようです。

ただ想像していたイメージとはほど遠いものでした。 勝手に鬱蒼とした森の中に人知れず静かに水をたたえている・・・

そんなことを想像していたものですから
この高地でこれだけの水の量をたたえた池は沢山は無いでしょうね?

一周30分ほどのようです。 行ってみましょう。

Dakekanaba
一周コースはなぜか湖畔を歩くのではなく また森に入って行きます。

ダケカンバ? 葉の跡がへの字ではないので白樺ではないようです。 とするとダケカンバ?

Tozandou4
登山道は相変わらずで 全然水辺には近づけません。

池一周コースって言うのか?

Bunki2
森にいきなり東屋が現れました。展望があるわけではなく 割合狭いところに立派な東屋です。

ニウや 八千穂高原への分岐だったからでしょうか?

ニウ 丸山と同じぐらい行ってみたいところです。

Lunch
ランチにしよっ! この先のことは分らないし 人もいないし 東屋立派だし・・・

静かな緑の中にしばし身を置くのも良さそうです。

実際は分岐だったので案外人が行き来しました。

Buiyabesu
今日のランチはブイヤベースです。

前の日に海老がとても安かったので身だけを海老ミンチにしてカツにしました。その時に残った頭で炒め焼きして出しを取りました。

野菜色々と イカ ホタテ 海老を入れてスープにします。

これにおにぎり 焼き茄子 大根の煮物 キュウリと茗荷の漬け物 そして恵那のサービスエリアで買った栗あんパン

のんびり山歩きの時はこんな事をして楽しみます。

と 初老のご夫婦が入っていらっしゃいました。 まだ残っているスープを飲んでもらいます。ついでにお漬け物など・・・・お漬け物とても気に入ってくださいました。 残さずに帰れました。石神井からいらしたとのこと 

こんな所へ来るツアーもあるのですね?

バスに戻るというご夫婦と別れて私達は周回の続きを歩きます。

Mononokenomori
階段をずっと下りていきます。

物の怪の森とあります。
物の怪と言えば私の印象はお化けです。 でもこの森は物の怪なんかではなく 優しい妖精の森でした。 どこかで背中に羽を付けた妖精が覗いている気がします。

Kokenomori4

Ike_2
池がちらちら見えるようになって来ました。

お日様の位置が池の様子を変えています。さっきとは違う池のようです。

Aokokesou
青苔荘側のようです。 ボートの発着場があります。 白駒荘側にもあります。

あそこが池周回の出発点でした。

まだ 半分?

Sirakomasougawaほぼ一周しました

白駒荘前のボート乗り場に立ちます。

あと一週間すると池の周りが見事に紅葉するのだとか・・・・

え~~っ それは残念。 でも 良いです これも綺麗です。(悔し紛れ。。。ではありません)

Ukimikuri「刈った草を捨てたりしないよねぇ・・・・」とピーちゃん

池にこんな風に貯まっている草が気になるようです。

いや 草を池には捨てんだろう

近づいてみると下から伸びているし 根を張っている。おかしな事に水面にやってきて折れ曲がって倒れている。

不思議な植物です。

白駒荘のお兄さんに聞いてみる。

「あれはウキミクリと言います。 珍しいそうですよ。」 みくり? あのミクリガヤの仲間?(ミクリガヤは三重県の御池沼沢で説明を聞いたので知っていた。) やっぱり三つの小さな栗のような実が出来るそうで

珍しいものを見ました。

Sirakomaike2

Akinounagitukami
可愛い花が咲いています。ミゾソバのようでもありますがちょっと違う。

アキノウナギツカミだって

何ともおかしい名前  いくら毛むくじゃらでもこれでウナギ掴めるかっ!

Cofee
気分良いので白駒荘でコーヒーを戴きます。

あらまぁ 何ともお洒落な器だこと

山小屋とは思えません。 トイレを借りにおくまで入れていただきましたがホテルのように綺麗でした。

紅葉の頃は沢山の人が泊るんだろうな

さて あわよくば茶臼山・・・ととっくに消えていましたが 丸山は? 

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