Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

秋を感じながら 笹又より歩くⅢ  木の実

2015-09-29 20:21:07 | 手作り品
この記事アップしたと思って見たら下書きさえ残っていなかった。
ショック

笹又の畑道は かなりの急登です。
はぁ はぁ 喘ぎながら登っていきます。
下りには 特にそれを感じます。 転ばないように足を踏ん張り歩くのですが 膝がぎしぎしいたくなってきます。
こんな所に畑を作って 作物w守っている春日の人々に驚きです。
この日も 沢山の人が畑に入っていました。

さて  その畑を登り詰めると 少しづつ木が増えてきます。
森の中に突入です。


その入り口で スズメバチの巣に遭遇。
ゴマギの観察をするところでした。
巣から蜂が出入りしています。
かちかち言っていないので 怒ってはいないようですが 早く立ち去るが賢明のようです。


爽やかな秋空の日でしたが やっぱり緑の中に入ると 良い気持ちです。
雪が深い地域ですから 木々は根曲りになっています。
冬の厳しさを感じます。
そういえば 記録に残る積雪量の一番は 伊吹山って ご存じですか?
山頂で一晩に10m以上降ったって凄くないですか? 正確な数字を覚えていないので申し訳ないですが 驚きの数字です。


クロモジの実が出来ています。
クロモジは初夏に枝を折って クロモジ茶を作って飲んだ記憶があります。
爽やかで 美味しかった。


ツリバナの実も出来ています。 下向いて下がっています。
やがてはじける実は 案外硬くて頑丈です。


あ アケビが出来ています。
まだ熟してはいませんが 季節の果物ですから 一寸テンション上がります。
そう言いながら あまり好きでは無いですけれどね
なにしろ 種と果肉を口の中で分けるのはとても口が疲れるのです。
野生児と思っていたのですが いつの間にか私も現代人になっているようです。



初夏に白い可愛い花を付けていましたが 赤い実に変わっています。


やがて森を抜けて 稜線にでます。
このあたりから 笹又の畑を見下ろすと 随分高く登って来たんだなと思います。


ススキの間から見える笹又の畑。
大好きな景色です。
標高差450ぐらいあった様です。(高度計を使いました)

今度は山で出会った花を紹介しましょう。
コメント (8)
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秋を感じながら 笹又より歩くⅡ 里の花

2015-09-27 22:22:05 | 山歩き
もう少し里の花が続きます。

マツカゼソウ
何とも涼しげな名前ですが 花の咲いている様子が風情があると言う事で付けられたとのこと。
蜜柑科とは思えない様子です。
まだ 嗅いだことないのですが臭気があるとか・・・・・知りたくなかった


ネナシカズラ
Nさん 面白い物を見つけました
私一人で歩いていてはきっと気づかなかった。
ヒルガオ科の完全寄生植物だそうな。
寄生して 養分を吸い取ってしまうと思うとなんだか気持ち悪いよ。


カラスノゴマ
種の鞘がゴマに似ているのかしら? カラス? ゴマ? 
想像のつかない名前ですなぁ


去年カールおじさんに教わったヤブツルアズキ
カールして ふっくらした花びらがとても可愛い。
野生のアズキだそうな。 小さいし 硬くて面倒らしいんだけれど 一寸食べて見たいアズキ


これ凄くないですか?
ニホンハッカ
在来種のハッカです。
シソ科の花らしく青い可愛い花がびっしり咲いています。
昔は 医療用やお菓子に使うハッカ脳を作るために作られていたようなんですけれど 今は科学的に作ることがでいるのでニホンハッカの栽培はほとんど無くなったとのこと
めんどくさいだろうけれど 本物が良いな
しかし 葉っぱを揉んでみたら 確かにハッカなんですが ミントになれているせいでしょうか一寸雑味を感じました。


ツルニガクサ
ツルがないのにどうしてツルって言うんでしょうね?
これもシソ科の花のようです。したの花びらがびろ~んと伸びて長さんになっています。

まだあるかもしれませんが 里の花と山の花と区別する物差しがあるわけでは無く 見たとおりに挙げているので この辺で次に移ります。
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秋を感じながら 笹又より歩くⅠ

2015-09-24 21:11:44 | 山歩き
世の中はシルバーウィークで テレビを付ければ何処も人であふれている様子
家でゆったりしているのが一番だよね?
と言うのが 我が家の常でしたが今年は一寸違います。
珍しくお出かけしましたので どんどん更新が遅れています。
花を 主に紹介しているので 全く役に立たないブログです。
それでも 性懲りも無く アップします。
9月12日の山歩きです。


伊吹山ネイチャーネットワークの例会での自然観察会です。
伊吹山には 主に 上野区から上るコースと 8合目まで車で行って 三つの散策路を使って歩く道とあります。
そのほかに 頂上には繋がっていないのですが 北尾根と言われる道 笹又登山道と言われる岐阜県側から登る道があります。
本日は 笹又登山道を上ります。
珍しい花が一杯で 山頂ではもう見られなくなった花が ここではいっぱいです。

笹又から直登なので 一寸頑張らないといけません。 
それでも 伊吹山の三合目よりは高いところから登る事になるようです。
頑張りましょう


9月4日に下見をしています。
その時の写真も使っていますので 天気に少し矛盾があります。

登山口まで新しいゲートが出来ていました。車をシャットアウトするものでは無いようでしたが 降りてはゲートを開けて 車を進めてゲートを閉めて・・・・結構面倒くさい。
それが二つもあるんだもの
知らない人は 入ってはいけないんだと思ってしたから歩くんだろうな
それだけ 獣害が多いと言う事ですね?
笹又の畑は それぞれにネットで垣根を作ってありますから あのゲートは何をシャットアウトするのか???です。

駐車場からは やはりゲートを開けて入って行きます。 ゲート ゲート ゲートです。
畑沿いの道にはもう花がいっぱい。

ウツボグサは花もほぼ落ちて夏枯草になっています。


ミズヒキと キンミズヒキ
丁寧に写真撮らないので 暈け暈けです。


ヌスビトハギ?
雑然と咲いています。 これがくっつき虫になるのですね? 時々洗濯機の中で猛威をふるいます。


花びらがカールしているのはクサボタン
葉っぱ ボタンに似ていますか?
未だに名前の由来がよくわからない。 初め 飾りボタンなんだと思いました。 強引な・・・・


ゲンノショウコは 紅白でお出迎えです。


タムラソウ
茎とか触ってみたけれど 棘がなかったのでタムラソウだと思います。

オトコエシ
最近めっきり少なくなってしまったオミナエシが 粟ご飯を表し(女の飯) オトコエシが白米を表している(男の飯)と聞いて何となくオミナエシが好きに成りました。


下見の時にいっぱい咲いていたボタンズルは 毛むくじゃらになり その時にまだ寂しかったセンニンソウは今が盛り。可愛い花をさかせています。
何処が違うかって?
葉っぱが明らかに違います。ボタンズルは菊の葉っぱのように切れているし センニンソウは山芋のような葉っぱをしています。
花も微妙に違うのですがうまく説明できません。
小学生のような表現をするなら センニンソウのほうが 上品


里にもあるツルボですが 通り道ツルボロードになっています。

森に入る前に 笹又の畑を歩くのですが まだまだ 花があって 書き切れません。
とりあえず 休憩。




コメント (4)
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天空に輝くお茶畑 春日の里

2015-09-14 21:29:50 | 食・レシピ
9月12日 伊吹山ネイチャーネットワークの定例自然観察会。
この日のコースは 岐阜県側 春日の里を廻ってさざれ石公園へ
その後 どん付き笹又の畑から上るコース
内容はおいおい アップすることにします。

この登山道を利用するに当たって 関ヶ原から垂井を通って 東西に大きく広がる池田山を廻って伊吹山の岐阜県側へ行くと言う 大回りな行き方をしなくてはいけない。
現在は 途中に池田山を突っ切るトンネルが出来て 少しショートカット出来るようになった。
道も 昔と比べたら大分良くなったけれど 狭くて走りにくいことは否めない。

古い町並みを過ぎ 川沿いに車を走らせるとあちこちに お茶畑が広がっている。
揖斐茶はローカルとは言え有名だけれど 春日の里でお茶を作っていることは知らなかった。
最近 テレビなどで取り上げられ一寸気になっていた。

岐阜から参加のTさんが「帰りに上ヶ流(かみがれ)茶を買っていくと良いよ。」

と言うことで帰りに春日もりもり村に寄ってきました。

春日のお茶造りにはいろんな説があってどれが正しいのかよくわかりませんが 在来種のお茶と言うことは一致しているようです。
もともと自生していて 各家庭でお茶を作っていた・・・
京都から苗をもらって育て始めた・・・
長い記述では700年程のお茶造りの歴史があるとあるけれど だいたいは300年ぐらいの記述が多いので 江戸時代から?

あの春日局も飲んでいたお茶かもしれません。
標高が高いところで育てているから害虫がつきにくいそうで ここの売りは無農薬有機栽培のお茶です。
今私達が飲んでいる一般的なお茶は 中国から入ってきたお茶の木に改良が加えられた物で 春日茶のような在来種は全国でも3パーセントしかないとのこと
そんな知識を持って行ったので 少々高いだろうとは思っていたけれど

おやおや 煎茶 75グラム1500円ですよ
気軽に飲むというわけには
紅茶に至っては 15グラム 1080円
ひえ~~っ  大変 大変
それでも 見栄張って買って来ました  はぁ

美味しく淹れないといけませんが 大丈夫かなぁ

茶葉は とても細かい
ぬるめのお湯でね・・・と言われたわけが解る気がする。


あれ? 
高価 高価ばかりが頭を駆け回って 茶葉が少なかったようです。
お茶っ葉のゴミが出るくらい 何度も何度も急須に戻して 湯飲みに入れてをやっていたのですが どうもいけません。
何度も味見しているうちに おなかいっぱいになってしまいました。
今度は もう少し茶葉を沢山使ってみましょう。


和香茶とあります。
香りの良さが期待できます。

ポンピングご蒸らしています。
長い 葉っぱだなぁ


あ とても優しく良い香り
強い香りではありません。 でも華やかさも有り その香り方は上品です。
口に含んでみました。
お砂糖は入れません。
優しい香りは 気持ちをゆったりさせてくれて 何時までも口に残ります。

お茶も 上手に入れたらきっと美味しい。
それまでに 茶葉無くなってしまいますか?

私 こだわりを持って頑張っている人の応援団ですから
また無くなったら買って来ます。
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ギネスに登録された橋  蓬莱橋

2015-09-08 21:24:13 | 散歩
「次は島田に行くよ」
「大井川にかかるなが~~い橋に行ってみたいって言ってただろ?」
???
確かに言いましたけれど あれ 島田だっけ?
大井川鐵道から見えたんだから川根温泉の近くのはずだった。

金谷にも着いていないのにおかしいやろ

ま いいか  
あまり駄目出しすると 亭主壊れるかもしれない。
島田から タクシーで数分

大井川にかかるなが~~い長い橋。
全長800メートルもあるそうな
向こうに見える小高い緑は 牧ノ原台地のようです。 お茶の産地です。
歴史は案外浅く 徳川慶喜を護衛してきた家臣が大地を開拓してお茶を作り始めたのが明治2年だって

橋は何時出来たのかしら?


とりあえず 渡ってみましょう
一人100円払います。
おや 明治12年と書いてあります。
10年程で出来たことに驚きました。
これだけのスケールの橋を 10年程で作ろうと考えて完成したって凄いです。


昔は橋桁までも木だったけれど 何度も流されるので 今はコンクリートになっているとか


川の流れを見て見ます。
一見場所を選べば渡れそうに見えますが たどっていくと ひどく急なところや深いところがあります。
江戸幕府の防塞のために橋を架けることを禁じていた頃 蓮台を頼んでわたるとしても 本当に大変だったんでしょうね

「凄いな 観光客呼ぶために こんなの作るなんて・・・・」
あれ? 誰かまた変な事言っています。

「観光のためにこんな物作るわけ無いじゃん」
「いや 観光客を呼ぶためだよ」
「だからこの橋は行き止まりだよ」

今度ばかりは譲れません。
橋は明治に出来たんだよ。長いこと橋がなくて不自由だったから作ったに違いないよ。
前に十津川村にあった吊り橋も 向こう側の村の人の悲願で作られたんだったでしょ?
牧ノ原の人々が 島田にやってくるのに不便で仕方ないから作ったんだよ。

なかなか納得しませんでしたが 最後に橋のたもとのお店の人に聞いて納得しました。

明治2年からの開墾は大変でしたが やがて生活が安定して生活品や食料品を島田まで買いに行くのに小舟で渡ることはとても危険だったので知事に陳情して橋を作る許可を得たそうです。
渡るに大変な川にどうやって橋を架けたのかは解りませんが 大事業だったと思われます。



橋の反対側から島田の町を見ます。
橋は行き止まりではなかったですよ。
そりゃそうですよね?
行ってくるだけの橋なんか作るもんか


牧ノ原台地に繋がる道もあったし散策コースも作られていました。
今日は時間がないので帰ります。
長い橋ですからね


現在の蓬莱橋は 全長897.4メートル 橋の巾2.4メートル
原付 自転車は通れるそうです。
車の十分通れるようですが 農耕などの特別な場合を除いては4輪は駄目だそうです。
平成9年に世界一長い木造歩道橋としてギネスに認定されたそうです。

これはこれで面白かったけれど 私 同じ大井川でもあの 天空をいくような長い長い吊り橋を渡りたかったな。
今度来るときは 島田の帯祭りの時が良いね
コメント (6)
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