Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

紅葉どうかな? Ⅱ  こつぶり山への道は天に届く道

2015-11-26 22:05:16 | 山歩き
滝の横を上って行く道は急でしたが 青空も見えているし もうすぐ着くのだと思っていました。


どうも様子がおかしい。
行っても行っても景色変わりません。
あそこまで・・・と頑張ると道は折れ曲がってまた続きます。


オヤマボクチのでっかい花に慰められて 葛籠折れの道を詰めていくと 稜線らしき所に出ました。


ほら 勝山の恐竜博物館が見えます。
奥の方の白く光る建物です。
って わかるかい!

話は変わるけれど私恐竜博物館大好きなんです。
今度チビを連れて行きます。





どこ? どこ? こつぶり山何処?
何と 稜線の向こうの方に見える丸いちょこんとした山がこつぶり山のようです。
こつぶりってどういう意味でしょうか?
なんだか可愛らしい音の名前ですが・・・
あのまん丸の中にも道が続いていますよ
まるで天空へ誘われていくような道です。


気を取り直してもう一度 勝山の町を見下ろす。


あかん
頭くらくらしてきた
近づく程にそびえ立つこつぶり山


取立山はもう一度鞍部へ降りてさらに登り返すんですよ~~
文句言うなら 初めから来るな~~
と自分に渇を入れてゆっくり ゆっくり上って行きます。
行くしか無いしね


春にはイワウチワが咲くようです。
春には水芭蕉も咲くらしいので 頑張ってくるかな


アリドオシも赤い実を付けている。
こんな高いところなのにあちこちにびっしり


おや ツクバネの実が
本当にツクバネになっている。
このまま持ち帰ったら はねつきが出来そうな気がしてきました。
(ツクバネとツクバネウツギとは全く違う物だったようです。ぶちょうほうさんの指摘を受けて判明しました。 おっちょこちょいの私です。ちなみに筑波絵は寄生する植物だそうで驚きです。)


振り返ると今まで歩いてきた稜線が見えます。
まさに天空への道


上の方で賑やかな声が聞こえてきました。
今度こそこつぶり山の頂上が近いようです。




ふぅ やっとつきました。
三角点の所では年代層の入り交じったグループが鍋を囲んで大騒ぎしていました。
ですので山頂写真はこれで



白山 別山 三の峰が見えるのですが 案内板が無いので今ひとつ分らず


それでも360度の心の空くような展望にしばし見とれてました。

さっきぶちょうほうさんからカシミールでの画像を探していて下さいました。

おお~ どんぴしゃです。
今 山の同定に困ってもこんな親切なグッズ?を考えて下さる方があるのですね?
本当に感謝です。
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紅葉どうかな? こつぶり山から取立山へ Ⅰ

2015-11-25 21:40:51 | 山歩き
夏に籾糠やまに行ったとき 「今度は福井の山へ行こうよ。」「取立山や 苅込池 人気の場所がいっぱいあって大混雑だから 日月にずらしてね。」
「そうだね 行こう行こう」
と 伊吹山ネイチャーネットワークを 飛び越えて「時々山部隊」ができあがりました。

あちこちに住んでいる人が集まるので 今回の集合場所は米原駅です。
車の中を片付けて出発~~~ 何しろ総勢5人で 泊まりの荷物がありますからね。

北陸道で永平寺までひた走ります。 遠いッちゃぁ遠いなぁ
中部縦貫道を通り勝山へ (あの恐竜の町勝山です)
取立山は 勝山の裏手に当たるのだそうで・・・・・


やっとついたときには11時を廻っていました。
あの山がこつぶり山?

軽く考えていたようです。


今日の登山プランです。
左のこつぶり山に登り 稜線を降りて登って取立山にたどり着く。 その後ひたすら降りるのだから大丈夫・・・・って  ほんとかな?

最高点の標高  1307メートル
最低点の標高  864メートル
累積標高 登り 569メートル
累積標高 下り 549メートル

きついと言うほどでは無いけれど 膝の悪い私は頑張らないとね


さ 行きましょ
まずは左に歩いて行きます。まだ 紅葉と言う程の色づきは見られず。


ありがたいことに 緩やかな道です。
って事は 何時までも山頂に着かないって事?


おや 蔓竜胆の実が色づいています。
萼が指輪の石の爪のようについている。

この時期あまり花が無いので嬉しい。

秋桐?




可愛そうなダイモンジソウ 
ん? 丸い実が出来ている。




大分登ってきたようです。
樹間に遠くの山が見えます。
残念ながら この辺の山 初体験だからさっぱり分らない。


ゴマナかな?

何処かから水音がしてきました。

滝です。
この滝の先に鎖場ならぬロープ場があるので 下りには使いたくないとこちらから登るようにしたようです。
ちなみにKさんひどく高所恐怖症
どのくらいの登りが待っているんでしょうね?
滝上には青空が見えています。
滝の分だけ岩登りと言うことでしょうか?


前の人が高いところに見えます。

見下ろしてみるとこんな風に・・・・あんまり分らないかぁ

滝を登り切っても急登は続きます。

お~~い 待ってくれぃ
まだまだ 稜線には出られそうにはありません。




コメント (10)
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ヤマホウズキがみた~い  本宮山闇苅渓谷へ

2015-11-12 19:57:05 | 山歩き
実家に帰っていたり 戻ってきたら娘や孫の世話が待っていたり・・・・
そんなこんなで またもや更新が遅れてしまいました。
急がなきゃ
頑張りま~~す

雨生山から戻ったら ぶちょうほうさんと秘密の約束が(でもないか)有りました。
本宮山のヤマホウズキを見ること
私の掲示板にヤマホウズキの画像を貼り付けてくださってから 私ヤマホウズキの虜になってしまいました。
ヤマホウズキが珍しい事 その大きさは? あのホオズキみたいに赤くなるの? 種を抜いたら風船が出来るの?等々
「じゃぁ 時間があったらご案内しましょう」
と言うわけで 闇苅渓谷間に合いそうです

作手の鬼久保ふれあい広場の所から本宮山スカイラインを走ります。
ひた走ります。
サーキットではありません。なのに沢山のブレーキ痕が・・・・
前後を それらしい車が何度も何度も車をきしらせて走って行きます。
負けないから・・・・

で 山頂近くの公園に着きます。本宮山県立自然公園です。
このスカイラインを降りると目的地の闇苅渓谷の出るのですが 一寸寄り道。

腐りかけたウィンナソーセージを見るためです。

嘘です。
ツチアケビの実です。
初めて見ました。 もちろん花も見たことありません。
でも 場所が分ったので 今度本宮山へ登ったときは寄ってみると言う楽しみが出来ました・・・・っていつ頃咲くんだっけ?
私の写真はまずそうですがぶちょうほうさんの写真は食べても良いかな?って思えます。
美味しいのかな?

夕方になると花が見られなくなります。急ぎましょう。
きゅ~~ん
いえ いえ ぶちょうほうさんは安全運転です。

本宮山は大雑把に言うと登山道が二つ。
表というか豊川の方から登る道 
今から行くところは裏登山道とも言うべき道で 岡崎側からの登山道に当たります。
舗装された林道が続くので あまり使いませんでしたが なかなか貴重な花があるようです。
小一時間のそぞろ歩きですが行ってみましょう。
途中まで行って戻ります。

なんだか分らないひどい写真です。
実はキッコウハグマ
先程 エンシュウハグマを見て来たので 二種類見る事ができたのは嬉しいことでした。
闇苅渓谷というくらい 日の入りにくい場所です。 フラッシュがいったかなぁ?(といいわけ)
闇苅渓谷は渓谷に沿って舗装された道が続いていて 周辺にはバーベキューやキャンプが出来る場所が点在しています。
この日も沢山のグループが集まっていて 良い匂いしていました。


渓谷には ダイモンジソウがいっぱい咲いています。
闇苅にも白く目立つ花です。




ホトトギスも咲いています。
これ ヤマジノホトトギスって言うのかしら?
実家に有るホトトギスとは違います。


面白い流れ方をしてます。
一種の滑滝でしょうか?
岩の穴に影響されて流れ方が廻ったり 曲ったり
複雑な模様を描いています。


さて お目当てのヤマホウズキです。
ご対面です。
沢山の謎が一気に解けました。
想像よりも小さくて可愛かった。
袋は少しとげとげしているようで こんな実を見たことが有ると思いました。
名前が思い出せません。
リトルワールドの 韓国領主の家の前に植わっていました。
サイズはとても大きかったのですが形は全く一緒です。 
仲間なんでしょうか?


実はあのほうずきのように赤くなるの?
その疑問の答えは見つかりませんでした。
なぜって ちょこっと顔を出している可愛らしい実は綺麗なオリーブ色で これが最終的な色かどうか分らなかったから・・・・
でも調べて見ると 赤くなるようです。
見たかった
そして 揉み揉みして中の種を出し 小さな小さな風船を作ってい見たかった。

そんな事を考えながら 暗くなりかけた渓谷を急いで戻りました。
大満足の1日でした。

ぶちょうほうさん こりんさん やまちゃんさん
有り難うございました。
 
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ムラサキセンブリの咲く山へ Ⅴ

2015-11-12 07:50:30 | 山歩き
林道に戻ってきました。
桜の園へ上がる入り口までは やっぱり林道歩き。
何度も歩いている道なので お目当ての株に挨拶をして歩きます。
今は咲いていなくても良いのです。
元気でいる事を確認したいだけですから・・・・・かくにんじゃ~


ほら こんなのがあります。
登山口を少しいったところに水場があります。
と言ってもじわっとしめった場所と言うぐらいで 湿原とは言えないし とても狭いところです。
「ミミカキグサ有るかなぁ?」「もう無理やろ」
あ 有った
と言う具合です。
ホザキノミミカキグサ  本当に何でもある山

ミヤマウズラの株を確認
と言っても時期が合わないため 私は咲いたところを見たこと無いです。

ついでに いつも出会う蛇君にも遭遇
挨拶はいらんてぇ・・・ホントにもう  同じ子とは思わないけれど毎年同じ種類に出会います。


ガンクビソウ
頭を下に垂れてはいますが 案外強そうな感じで キセルアザミのように必要なときはしゃんと頭を持ち上げて種を 綿毛を飛ばすに違いありません。

たわわに実った柿を横目で見ながら 「美味しそう」
でもきっと渋柿に違いない・・・・
イソップの童話のように言い聞かせて進みます。
ヤマハッカの群生する斜面を登っていくと 世界の桜の園にでます。
ここでもう一度比丘尼山に戻り 車を回収します。

フユノハナワラビ
これって花じゃ無いのですね?
胞子葉・・・・・でもどう見ても花の様です。
このまま成長すると どうなるのかな?


またオケラロードです。
初めて見たドライフラワーになったオケラは私に取って衝撃的でしたが その枯れた風情に大好きな花に成りました。
毎年ここへ会いに来ます。

この景色良いでしょう?
蛇紋岩の土地のため木々もたいして育たず こんなはげ地になっています。
こんな低い標高でも なんだか展望良くて 里の美しい景色が広がっています。
非日常の世界から日常の世界を見下ろしながら 昔の統治者の気分を味わってみたり
うん うん 今日も里人は素敵な暮しをしているな・・・なんてね

ここでマツバニンジンを探しました。
この辺にあるはず・・・と
8個の目でくまなく探しましたが分りません。 どんな物かも知らないので難しいです。
今 ネット検索したら   あらら こんな花なの? 何処が人参?
ナデシコやフウロのようです。
ひょっとしたら見たことがあるかも・・・・と思ってしまった花でした。
その変わりというのも何ですが ユウスゲ咲いていました。
これもびっくりです。
あんまりひどい写真だったので 載せられないのが残念です。

登り返して四阿に・・・と思ったのですが 帰りは私がいつも使う抜け道を行ます。
たんぼ道に 案外花があるのです。

タムラソウの群生



こちらはハキダメギク
可愛そうな名前ですねぇ


ナンバンギセル
ほんとにあぜ道っていっても侮れないでしょ?
次から次へと花が現れます。


そろそろ終盤に近づいて来ました。
アイナエ
昔はあぜ道にいっぱい咲いていたそうですが 今はこれも絶滅危惧種です。

次から次へと現れる花に大満足。 予定していた花は全部見られました。
ユウスゲのような予定外の花も見られました。
まだ陽が高いので お名残惜しいのですが もう一座と言うには時間が・・・・
また何時かお目にかかれる事を願ってお別れします。
本当に有り難うございました。
私にはもったいないような 夢のような山歩きでした。


気になっていたパンやさんに寄ってみました。
石窯工房ちゃっと

行きにまだ準備中でトイレだけをお借りして 帰りに買いたいと思ったら売り切れで無くて またトイレをお借りして ついでにサービスの珈琲を頂いて・・・・ 今度こそお礼も込めて買わないとね
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ムラサキセンブリの咲く山へ Ⅳ

2015-11-10 21:34:44 | 山歩き
展望地から尾根に戻る途中 ぶちょうほうさんが 登山道をまたいで 「こちらの足は愛知県 こちらは静岡県。」って
本宮山と 石巻山に足をかけて用を足して豊川を作ったと言う 山姥伝説みたいです。
何でも無いことですけれど なんだか嬉しいですね?
だって 国境を越えるみたいですもの


このセンブリは 五枚花と六枚花が同じ株に同居しています。
花びらの数は 株による訳では無いようです。


ムラサキセンブリと センボンヤリが競演です。
ぶちょうほうさんはセンボンヤリがお好き。
家でも育てていらっしゃいます。
した~にぃ したに・・・・って 大名行列の声が聞こえますか?


こんなのも
ミシマサイコ
漢方薬に使われるため乱獲が進み なかなか見られない様になったそうです。
いっぱいあっても私の盆暗な目には見つけること出来ませんが
何株か有りました。
さすが 山の 花の達人達です。
私は とても有りがたいことに おこぼれを頂きました。
初めて見ました。

稜線に出ると またウメバチソウに出会います。
「この時期にこの花に出会うとは この山は何でもありの山だ。一体どうなっているやら?」
とやまちゃんさん。

あかっぱげまで行ってみましょう。
あかっぱげとは ぶちょうほうさんが名付けた場所です。
赤い土がむき出しになっている場所です。

可愛らしいミカワマツムシソウ
装飾花がついてます。 直径3センチぐらいでしょうか?
本当に可愛い。


こちらは真ん中の松虫がよくわかります。

登山道入り口まで降りてきました。またしばらく林道を歩き 比丘尼山に戻って行きます。
コメント (6)
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