ばばちゃん助けて、、、、とパジャマを着ているお尻をつきだすちび
お尻がパジャマに噛みついていて離してくれないんだよ
ん？？？
やがてパジャマを下に引っ張って ああ良かった、、、、と
あーぁ 意味わかりました。
君はお尻を齧られるのは始めての経験でしたか？
早いもので 下のチビは今度の誕生日で6歳になる。
私が一緒に暮らし始めたのは1歳と7ヶ月だったから もう5年になる。
お誕生日何が欲しい？
言われて暫く黙っていたけど
港はね もう一人ははちゃんが欲しい。一人は写真のははちゃんだけど もう一人お話ししたり遊んだりできるははちゃんが欲しい。
息子も 私もなんといったら良いのか 暫く言葉がでないで 黙ってしまった。
ちびには母親の記憶が殆ど無いし 寂しいのだろうか？保育園で当たり前のように母親と手を繋いで登園する子を見て何を考えているのだろうか？
私はいつまでもちび達の世話ができる？一緒に暮らしていても 世話ができない日が何時か来る。
案外近いかも知れない。
息子は再婚を考えないわけではないようだけれど 色々考えると 難しい事がいっぱい。
近い将来 私がこの家を出ていくとしても 子供たちが 幸せで暮らせるようにしてあげないと、、、、
とても難しいです。
寝るときにベッドに腰かけて本を読んでやろうとすると ちびが言う
ばばちゃん おこりんぼうでもずっといて欲しいからね
洗濯物が久しぶりに干せるな、、、、とルンルン気分でバルコニーに出た私
クロックスをはこうと足元を見たら ん？
網戸の一番したに綺麗な蛾がとまっている
あんまり綺麗なので あれ？蝶かなぁ？と迷う
でも羽はペタッと開いたままとまっているし やっぱり蛾だよねぇ
薄い緑のような ブルーが入ったような 大きさは8センチ角ぐらいで大きい。
羽をピンと広げた様は グランジュッテで跳ぶバレリーナのよう
息子に調べてもらったらオオミズアオ 絶滅危惧種だそうな
キャベツの葉っぱみたいなのにね、、、、と憎らしいことを言ってたな
羽に小さな目のような斑点もあり 怪しげで美しい。
この蛾成虫になると餌を食べることができなくなって やがて死んでいくそうな
それもあと5日ぐらいの命だそうで
空も跳べなくなるって
そうかぁ
これもなんかの縁 最後まで見届けてやらなきゃ
次の朝 まだ元気かな？と戸を開けたら レレレ？どっこにもいないよ。
何処かに亡骸が？ ない
え～ 飛べないんじゃなかったの？何処へ行ったの？
不思議な絶滅危惧種の話でした。
