本日は お嫁さんの5回目の命日
ここへ来たとき 上の子は3歳 下の子は1歳 まだうまく歩けないぐらいの赤ちゃんで
それでも何だか遠慮して気を遣っているような子だった
お嫁さんは皆に好かれていたようで 御供えがあちこちから届いた。お手紙を見ると 彼女の人となりが解った気がする。
上の子の育児日記がのこっていて 何時もにこにこしていて可愛い。こんなに可愛い子を授かって本当に私は幸せ、、、等と書いてある。
読んでやると 上の子は当然のようににこにこしている。
母親と暮らした3年間 短いとはいえ 思い出がいっぱいあると言う点で彼は幸せだった。
聞いている下の子は寂しい。
航はずるい ははちゃんと何時も一緒だったから 思い出がいっぱい 港には何もない。
違うよ ははちゃんはね 港をおいていくのがとても辛くて 皆にお願いしていたんだよ。暖かいもの何も遺してやれなかったから せめていっぱいいっぱいギュッとしてやってくださいね
聞いていて下の子は目に涙を溜めて言うの
港はね赤ちゃんの時 いっぱいオシッコしたからははちゃん嫌になって 一緒にいてくれなかったんだろうな、、、、ずっとそう思っていたの
アハハ ははちゃんはそんなことで怒らないよ 可愛い可愛い港くんが心配で皆にお願いしていたよ
だからばばちゃんもこっちへ来たんだよ
こんなに小さな時から 母親のいない環境に耐えているとは思わなかった。思い出をいっぱい話してあげることが一番なのかな?
いっぱいいっぱいギュッとしてあげて 気持ちを暖かくしてあげよう
とはいえ この命 限りがあるからね いつまで寄り添えるんだろう?
そんなことを考えた命日でした。