下呂白草山
舞台峠からしばらく山を登っていくとその山の登山口はある。 キャンプ場の更に奥だ。
山を大分登ってきても 人家が点在していて 普通の暮しがあることが不思議なくらい山の中。 離合できない山道を登り切って 登山靴を履こうと準備を始めると なんだか ん? ん? 臭う
豚舎とか 牧場あったっけ?
そう思ったのは私だけでは無いらしく みんなぴくぴくぴく
あっ! うんち
見ると草をいっぱい食した結果のものらしく 緑色をしていて柔らかい(いえ触りませんけれど)
このぐらいで臭うかしらね?
そのうち誰かがぐしゃ 良く見ると車のタイヤにも ぐしゃ ぐしゃ
道路を見ると あちこちに点在
ありゃー 一体誰のもの?
そう言えば 前にここで猿の群れににあったことがあるんですよ。 きっとこれは猿ですよ。・・・なるほど 人間様に 果てしなく近い感じだし
登山口から登り始めても 本当の山道に入るまでの30分ほどは林道歩き。 林道はこれでもかっ!っておもえるくらい沢山の うんち(ごめんなさい パソコンしながらご飯食べている人いないと思うけれど うんち うんちって連発しすぎ?)
道路脇には コアジサイ ヤマユリなど山野草いっぱいなんだけれど 私はうんち先遣隊として 「ほらっ そこっ ここっ」と号令かけながら歩いていたら 沢山の花を見落とした。
野生の動物って 危険をいつでも察知できるように ど真ん中で用を足すんだって
橋を渡って 原生林の様な谷に入ってからは まったく無くなった。 しばらくは先遣隊の任務を遂行すべく目を皿の様にしていたんだけれど やがてジャングルの様な(行ったこと無いけれど)美しい緑の中を歩けるようになって 忘れてしまったけれどね。
本当はこの山は 頂上付近の笹原が美しくて 展望が良いことで知られているんだけれど
笹原綺麗だったけれど ジャングル もっと好きだった。