Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

6月のボギー会は日撫山そして食事会1

2012-07-30 22:27:53 | 山歩き

6月28日 「今度は日撫山ハイキングして その後ローザンベリー多和田へ行こう。」

ジオンさんからメールが来た。

OK・・・と言ったものの 日撫山ってどこ? 11時までに下山したいと言うことなので さほどきつくは無いらしい。 全く下調べもしないでお任せの山歩き。 どっちかと言うといつもだけれどね

何処をどう通ったのか 山室湿原の方だと言うことは解った。

小高い丘がずっと続いている山の塊を発見。 今日はあの山の一番手前だけを登ってくるらしい。横山山系の西南 標高250メートルらしい。 これならランチ前のお散歩になるね。

Torii
日撫神社の中に登山口があります。鳥居をくぐって行きます。

Ajisai
参道は緑が美しい。

とても由緒のある神社のようです。

お寺の中にはエピソード満載です。

Geba
ここからは神聖な場所だから馬を下りなさい・・・と言う印です。

この字 小野道風の書になるのだそうです。平安時代中期の人ですから随分古くからの神社と言うことが解ります。

後鳥羽上皇の名前も出てきます。 黄牛塚は 後鳥羽上皇が参拝されたときに奉納された黄色い牛を葬った塚だと・・・・その後 ただの古墳だと分りましたが  それにしても後鳥羽上皇の名前が出てきます。

Shaden

Tikaraisi
力石

浅井の家臣遠藤喜右衛門と朝倉の豪傑真柄十郎左右衛門が力比べをしたときに使われた石だそうな

次から次へと面白い話が出て来る。

Benkeiiiwa川の分岐点に架けてあった橋石だそうです。 どうして弁慶石というのか分りませんが 舟をつなぎ止める穴も空いていたそうです。

どうしてここにあるのか分りません。

Tozanguti_2
おおざっぱに神社を回ってみて さぁ 神社の背後にある山に登ってみましょう。

かなり展望が良いらしいです。

左の分岐を入っていきます。

Map
こんな風に周回していきます。

遺跡がいっぱいあるようです。

Tozandou
良く整備された登山道です。

何処までも階段が続いています。

Kaidan
あれれ? きついところもあります。

ま ちょっとの間ですけれどね 何しろ標高250ですから。

Bunki
まっすぐ登れば山頂のようですが 左に回り込みます。 ばあさん岩って変な名前に興味津々だったのと アミダビ遺跡にひかれて・・・・

Baasanniwa
婆さん岩・・・・・・ふ~~む

どう見たら婆さんに見えるかみんなで喧喧諤々

結局これが横顔だろうと

Ipponnmatu
展望の得られる場所に登ってきました。

下から見えていたように思います。 里の景色はこの辺に不案内なので。。。。

Biwako
おや 琵琶湖も見えるようになりました。 右の方に目をやると長浜の町も見えます。

Azumaya
ここが頂上だと思ったら アムダビ遺跡のようです。

アムダビ遺跡が何なのか? 何も書いてありません。 ですが後からあちこち調べてみても ここしか考えられません。

もう少し情報が欲しいです。

ここで阿繍さんから仙太郎の山椒餅を戴きました。 和三盆の上品な甘さと山椒の香り。 残ったのをお持ち帰りさせていただくほど美味しかった。

Tenbou

ローザンベリー多和田は 今とても人気店なので 11時に行かないと一時間待つかもしれないとのこと  頑張っておりま~す

コメント (7)
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おまけの湿原巡り

2012-07-27 21:07:46 | 山歩き

伊吹山から下りてきて 解散となったのですがYさん 「時間があるなら山室湿原に案内したいですが如何ですか?」とおっしゃる。

山室湿原と 醒ヶ井の梅花藻を見せたい・・・・と

もったいないようなオプションツアーの開始。 この様子を聞いてもう一台のグループも付いて来ることになった。

Situgeniriguti
前あのどん付きまで車で行ったけれどね 

今回ガードの手前で歩くように書いてある。

「ここから歩いてもそうはありません。」と控えめな書き方で・・・ 農家の方の邪魔になるのかしらね?

Yamamurositugen
私案外この湿原縁があるんだよね

この日で今年二回目?

来週も来ることになっている・・・

Kakiran
入り口すぐにカキラン

柿色の蘭だからカキラン?

綺麗な色ですが あっち向いてほい・・・です。

顔見せてよ

Haccyoutonboここ ハッチョウトンボがいっぱいいるんです。

当然のことですが オスもメスもいます。

つい真っ赤な雄を追いかけてしまいますが 小麦色の地味なメスを見つけるとなんだか嬉しい。

分りますか 真ん中あたりにいるのがメスです。

Tokisou2
今年は この花に縁がありました。 トキソウです。

もうじき的には遅いのですが まだ残っていました。

Imori
あっ! 変なものがいます

イモリだそうです。 私爬虫類 両生類苦手ですが 冷静に見られました。

これがイモリかぁ サンショウウオみたいだなぁ・・・・

Tonbosou
蜻蛉がいっぱい止まってます

面白い花ですね

トンボソウ

ミミカキグサをうまく取ることは出来ませんでしたが トンボソウはうまくいきましたよ

Hitujigusa
ヒツジグサ

とても遠くて中には入れないので小さいまま我慢です。

Tokisou3

Kakiran2
カキラン こっち向いていました。 柿色の花は青い舌をべろ~~んと出してました。

あはは

群生してます。

ほぼ一周して水の浸入がひどいのでみんな戻って行きましたが 狐のボタンがあるとYさん

水が入る前に足を運べば・・・・と訳の分らない理屈で湿地を駆け抜け 

Kitunenobatan
金平糖みたいな実が出来ている。

狐さんもボタンが必要なの?

これで湿原の花を一回りしました。 おまけのおまけ醒ヶ井です。 

Baikamo
醒ヶ井 とても雰囲気のある中山道で お散歩にはいいのですが

どうしたわけかその雰囲気ある景色アップしようとすると真っ黒になって・・・・

で梅花藻だけですが

あらら 水の中に沈んで見えません。

水面に顔を出している花が可愛いのですが。。。。 水量が多いのか 花の生長が遅いのか。。。。

思わぬオプショナルツアーに 感謝しながら電車のシートに身を沈めたのでした。 爆睡

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初夏の伊吹山 花も咲きそろって6月23日 その2

2012-07-27 20:06:19 | 山歩き

Okisima
三合目からの道の脇に見晴らしの良いところがある。

ま 伊吹山はどこからでも見晴らしは良いんだけれどね

少し待っていると 雲が動いて沖島が見えてきた。

沖島 琵琶湖で唯一の人の住んでいる島だそうな  私は佃煮の島と呼んでいるけれど・・・・

万葉の時代から人が住んでいるとか 平家の落ち武者の話は良く聞きますが ここは保元平治の乱から逃げてきた源寺の落ち武者の島だそうです

Kaya
これ カヤの仲間だと思うのですが 不覚にも名前忘れました。

Hanahirinoki
ハナヒリノキ

何それ? そんな変な名前覚えられない

って言うと

こんな覚えやすい名前無いよ。。。って

この木には殺虫成分があるので昔まだトイレが水洗でなかった頃 この葉っぱや枝を袋に入れてウジ虫退治に使ったのだそうです。 また煎じた水で家畜の皮膚を消毒したとか・・・・その液が鼻に入ると花がひりひり

で ハナヒリノキって言うんだとか。。。。

うん 絶対忘れんわ

Houcyakusou
Cyoujyou

頂上広場に着きました。

三角点はもっと向こうにありますが このエリアはとても広いのです。

それにしても今日も沢山の人です。

Ibukiazami

Noubiheiya
この辺でお花博士とはぐれてしまいました。 観光客への説明で進めなくなっているか 看板取り付けの仕事をしているのでしょう。

とてもまじめな人ですから。

濃尾平野が見下ろせる場所でお昼を食べます。 じっと見ていると 伊勢湾も見えるようになります。

Noubiheiya2
ノビネチドリが咲いているという情報もあったのでお花博士を捜したけれど分らず 東登山道を目を皿にして花を探して歩く。

それにしても本当に濃尾平野は広いなぁ

結婚のため長崎からやってきたお嫁ちゃんの感想は「こちらには山が無い・・・・」だったもの

Kinutasou
この間から 喧喧諤々でもないけれど話題になっていた花

初め葉っぱしかなかったので クルマバムグラとかアカネグサとかツクバネソウとか思っていたのだけれど クルマバ状の葉が三段であること 葉っぱの形がども違うこと等から 釈然としないでいた。

今日は花を付けている。

キヌタソウ

それにしても間違えても不思議ではないのだ アカネ科 ヤエムグラ属だそうだから。そして キヌタソウをボタニカルガーデンに聞いてみると どう見てもツクバネソウに見える葉っぱが載っている。

Hana
虫眼鏡が欲しいような小さな花

タチイヌノフグリ・・・だったかしらん?

Hiyokusou2
おっ また出てきました。

毛むくじゃら度といい やっぱりこれはヒヨクソウなのでしょう

花の名前は本当に難しい。

三本の角のような蘂が特徴的です。

Hana2
ヤマカラシでしょうか?

ちょっと分りません。

この焦げたような色と黄色の感じが好きですが

Kinutasougunraku
はは 何度見てもツクバネソウに見える・・・

Uwabamisou
ウワバミソウだよね

まだムカゴがついていないけれど

一昨年山形でお味噌汁にミズが入っていた。 父方のおばさんの所では秋に行くと私の好物だからとミズの炒め煮を作って待っていてくれる。

美味しい山菜です。

Cyou
駐車場近くまでやってきたとき いきなり蝶が乱舞。

ここでは秋口に良くアサギマダラを見るのだけれど この蝶は半透明

何という蝶だろうか?

エゴノキと思われる白い花を飛び回っている。

ほっ 駐車場まで来てしまったよ。

ノビネチドリとトンボソウは結局見られず。 待つこと10分ぐらいだったか  やっぱり看板付けをやっていたのだった。

それでもやっぱり伊吹山は花の山 今日も沢山の花が見られました。そして 何処に何があるかおおよそ分るようになったところを見ると 少し伊吹山の案内人になれるでしょうか?

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初夏の伊吹山 花も咲きそろって  6月23日 その1

2012-07-26 09:53:54 | 山歩き

今日は西登山道から登り 東登山道へ降ります。

自由に行って良いよと言われてもそれはもったいない。 花博士がいっぱいいます。 話を聞くためにぴったりくっついて歩きます。

Kanokosou_2
カノコソウ

へぇ シモツケみたいやねぇ

天然の睡眠薬って言われるオミナエシ科の多年草

Kusatatibana
クサタチバナ

今日のメインの花の一つになりそう。

白い小さな花はとても可愛らしい

橘って言うから蜜柑科の植物かと思ったら ガガイモ科だって

Gunnaifuuro
もう一つのメイン

グンナイフウロ

毛むくじゃらです。 いわゆるフウロの様子をしていません。

割合花丈も大きくて イブキフウロやハクサンフウロより少し早く咲くようです。

Hiyokusou
クワガタソウと思いましたが この日のお花博士Yさんがヒヨクソウと・・・・

この写真ではどちらとも言えないのですが どちらもゴマナハグサ科 もう少し観察することにします。

Hakusan
遠くに雪を抱いた山が見えます。

白山のようです。 今日はこちらもよく見えます。

Ibukisimotuke
イブキシモツケ

ああ 確かにカノコソウとは花の形が全然違います。

そうそう 春にはこれをコデマリとの仲間と勘違いしました。

Ibukiendou
イブキエンドウ

この山にはイブキの名前がつくはながいっぱいです。

このエンドウはカラスノエンドウよりでかいのが特徴です。

Himefuuroヒメフウロ

小さな小さな花です。 合わせるのが難しくこんなひどい写真ですが

萼や茎が毛むくじゃらです。 そういえばこんな所はグンナイフウロに似ているかも

葉っぱの先が赤くて枯れかけと思ったらこれもヒメフウロの特徴だそうです。

これも絶滅危惧Ⅱ類

Hanaiakadamebana
花筏雌花

Hanaikadaobana花筏雄花

両方を確かめて・・・・

当然ながらまだ実は育っていない。

Himerenge_2
ヒメレンゲ

ベンケイソウ マンネングサ・・・

みんな同じ仲間なので私には区別つきません。

Kobanaomiminagusa
花びらが切れていてウサギの耳みたいな花です。 

仲間にキュウリ草とかありますが イブキのミミナグサは小葉のミミナグサと言って珍しいそうです。

Biwako大分登ってきました。

琵琶湖が眼下に見えます。。。。

と言いたいのですが こちらだけは雲のしたです。 時々竹生島とか 佃煮の島(名前忘れた)とか見えましたが

今日は腕章をしているせいか観光客が寄り添いなかなか先に進めません。

私達が話している蘊蓄に興味があるようです。 これも一つの仕事です。

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フランス菊駆除活動に参加して 

2012-07-24 18:48:48 | 山歩き

伊吹山ボランティアの二回目である。

私は膝が悪いので タンポポ駆除のような座り込んで花摘みをするような作業はとても苦手である。 と言うより座れないのだから無理。 立ったま身体を折り曲げて取ることになる。 苦役である。

それでも今回フランス菊の駆除に参加しようか・・・と思ったのは初夏の花が咲きそろっているという情報に動かされたから

Jigokudani
朝起きたら曇天 

ところが窓を開けると珍しく御岳が見える。 曇っているのにおかしな事だ・・・

電車の車窓から 御岳だけではなく恵那山も伊吹もくっきり見える。

ドライブウェーを登って来ると 何と北アルプスが

御岳 乗鞍。。。。え?あれは槍? 大キレットも見えるじゃん

みんな大興奮。 滅多に無いことです。

ひとしきり興奮した後に フランス菊の駆除です。

フランス菊  いわゆるマーガレットです。 可愛い花だし良いじゃん。。。。と言う気持ちもありますが これはヨーロッパからやってきた外来種です。 フランス菊は寒いところでしか育たないのです。 伊吹山はこの地獄谷まで迫ってきています。

私達が可愛いと愛しているマーガレットはフランス菊を暖かいところでも育つように品種改良された園芸種です。

伊吹のフランス菊は 希少種を呑み込んで勢力を伸ばしそうな所までやってきました。

Enkeiフランス菊の駆除と言ってもただ抜けばいいのではありません。

根っこから抜いてしまえば根絶やしに出来そうですが 一緒に大事な希少種が抜かれてしまうのです。

だから花だけを鎌で切り取ります。

Enkei2
花はそのままおいておくと枯れる?・・・・

だと良いのですが いつまで経っても元気です。 花はやがて綿毛になり 飛んでいって更に増えていきます。

だから落とさないように 全部袋に詰め込みます。

私の担当の所は 割合少なかったのですが 花の数を数えながらの作業は難しいです。

正直に言いますが 途中で数を忘れて過ありいい加減な数の報告でした。 もっとも数え方に個人差があるので どっちにしてもいい加減具合は似たようなものです。

Seika
終わってみんなでその成果を持ち寄ります。

地獄谷の崖は手が届きませんでしたが 概ね取り去り 白く見えていた所は緑に変わりました。

ご苦労様~

さてと ここからがお楽しみの自由散策です。

どんな初夏の花に会えるか楽しみです。

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