Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

天王祭りのある町 尾張津島を歩く3

2012-03-31 15:59:52 | まち歩き

天王川公園 港としての機能を果たしていた天王川 その上下が自然に無くなったり 留めたりして いま公園として残っている。

ここの藤棚は広さから言うと他と比べてもひけをとらない大きな物だそうである。 まだ見たことは無いけれど

Kouen大きな池に浮島のような島が一つ

藤棚は池の向こう側のようである。

階段を下りて左側の土手に現在の御旅所があるのだけれど 残念 見落としてしまった。

ここで神様は天王祭りをごらんになるはずだけれど

Nakanosima
中之島には ヨネ・ノグチの銅像がある。

誰? それ?

詩人で評論家 新聞記者 随筆家・・・

と言われても私は読んだこと無いし分からないけれど イサム・ノグチのお父さんと言えば解る。

すごい人がいたんだなぁ

この公園 日本の歴史公園100選に入っているそうで ひっきりなしに地元の人が散歩しているのが印象的だった。 良いなぁこんなお庭が近くにあって・・・・

Kinenhi濃尾大地震の記念碑が建っていました。

昔濃尾平野を襲った大地震があった。 その時沢山の人々が被災した。

いまのような人口が無かった頃だけれど 沢山の人が亡くなった。

根尾の断層もその時に出来た

去年の東北大震災の事がいまでも蘇るので 何十年も前のことも心が痛む。

Kurumakoudo_2
天王川の一部でしょうか? 隣接する池のような所に出来た車河戸です。

祭礼の時にここでだんじりの準備をするそうです。

ちいさな島を利用してあの大きな提灯を付けるのでしょうか? 向こうに見える舟は 何処にでもありそうな川船です。

とてもあのりっぱな御輿や提灯が乗りそうには見えません。

Ontakujinjya

Ido坂口町の井戸です。

辻井の形態を残している花崗岩方形組の井戸です

坂口の番戸井戸にて時を知り

昔ここに番戸が置かれていて ここの水が美味しいのでみんなが遠くからくみに来ていた。 番戸の役人は水を汲みに来た人々の話し声で夜が明けたと知る・・・と言う俳句だそうです。

ちょっといい話だね

Mitisirube_2
津島は見所一杯だから 道路標識は忙しい。

あっちにもこっちにも行きたいところが・・・・

Douhyou良い感じです。

Tougejinjya_3
堤下神社(とうげじんじゃ)

インパルス?ってちょっと思って覗いてみると由緒ある神社らしい。

天王川築留め以前は川を隔てて津島神社の遙拝所にもなっていた。

祭神は素戔嗚尊だけれど 乳児の夜泣き封じの信仰で知られているらしい。

素戔嗚尊と赤ちゃん・・・・ちょっとイメージ違うね

と言うわけで まあまあコースを一周してきた。とは言え 時間が遅いため入れない場所もあったりして無念。

今度は朝からやってきてゆったりロマンコースを堪能したい。 まだまだ見たいところはある。

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天王祭りのある町 尾張津島を歩く2

2012-03-31 10:40:42 | まち歩き

旧上街道を北に歩いて行くとすぐに市神社が

はじめ布神社だと思って 変わった名前だなぁ・・・・と 市神社も聞いたことの無いような名前ですが。

Itijinjya
小さな神社で 狭い敷地に社殿も 舞殿も全部押し込んだような神社

上街道沿いにあるこの神社は ここで米の市が行われたことから来るらしい。

商売の神様だって

港まで近いし 見た目小さくても大事な神様だったんだね

Jizoudou上河原地蔵堂

Kiyomasakousha
天王通へ戻る途中にあった清正公社

加藤清正が子供の頃鬼の面をかぶって賊を追い払ったと言うエピソードが残っている。

清正は津島の出身だったのかぁ

なぜかせいしょうこうしゃと読む。

天王通にでると まっすぐ西に進むと津島神社がある。

Ooicyouいまは町の一部になっているけれど ここは昔は天王川の西堤防に当たり 天王祭りの祭の神様の御旅所に当たっていたらしい。

樹齢400年 ご神木として大事にされてきた。

Torii
やってきました 津島神社

Roumon立派な楼門です。

天正19年豊臣秀吉によって寄進されたという。 秀吉もふるさとの天王様を大事に思っていたんだろうか?

1450年もの歴史があるこの神社は西の八坂神社 東の天王神社と言われ 古くは牛頭天王社と呼ばれていたそうな

と言うことは蘇民将来とも当然関係してくるんだよね? そういえばさっきの観光センターで茅の輪くぐりの話があったような・・・・

いずれにしても津島神社は 疫病災難よけ 授福の神様です。

Roumon2
間口三軒5.4メートルの一戸建ての入母屋造り屋根の形で百年ほど前までは 仏像も置かれていたそうです。

Honden
本殿は織田信長の頃から大事にされてきましたが 現在の本殿は家康の4男が身体が弱いことを危惧し奥様が寄進されたものだそうです。

Sidareume
今年は花が遅い。

梅の中でも少し早くに咲くしだれ梅がやっとの事で花を咲かせています。

Imorisha
南の鳥居から出ます。

大通りに出ます。 

技 語り 伝承の館があります。 時間的に見ることができません。

Haritake別に車を撮したかったわけではないですがね

堀田家住宅(国指定文化財)があります。

時間切れで見ることはできません。

江戸時代の町屋建築 火を通しにくい漆喰や土壁 火事延焼を防ぐうだつ 泥棒の侵入を防ぐ忍び返しがあるそうです。

残念

この大きな道路を渡ると天王川公園です。 天王祭りが行われる会場です。 さ 行ってみましょう。

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裸祭りの国府宮

2012-03-28 20:56:22 | まち歩き

稲沢市国府宮には尾張大国霊神社と言う有名な神社があります。

国府宮神社と言われています。 年に一度特別に世間から注目される時期があります。 天下の奇祭裸祭りが行われるからです。

見に行ったことはありません。 特別に混雑するらしいのでニュースを通して見るだけです。

「国府宮神社がどんなところか見て見よう。」と亭主の提案で行くことにしました。

Sandou
駅を降りて東に進むと程なく参道にぶつかります。 長い長い参道です。

私の知っているところで言うと鎌倉の鶴岡八幡宮の段葛 法隆寺の参道・・・そんな感じでしょうか?

参道は広いです。 ここがお祭りの時は人で埋まるのでしょうか?

稲沢市は人口で言えばそう大きな町ではないかもしれませんが歴史的に見るとずっと尾張の中心として大事な役割を担ってきたのでしょう 

Sanmon参道を横切る道路を三本渡ったあたりでやっと楼門にでました。(実際はもっともっと後ろの方まで参道があるようです)

楼門は足利初期の建立で二階部分は桃山時代のものだそうです。

本殿の横には磐境(いわくら)と呼ばれる自然石が五個丸く置かれているそうで これが原始的な祭場だと思うとこの神社に寄せた尾張の人々の思いも分かるような気がします。

Sanmon2

楼門をくぐるといよいよ国府宮神社です。 あれ? 思ったよりこじんまりしているような気がします。 お祭りの時人が入りきれないはずです。

裸祭りの様子はここで書ききれないのでリンクを見てください。 興味深いです。

旧暦の正月13日に行われるそうですが 今年は2月のはじめにその日が当たりました。 いつも2月の終わりと思っていたのであれ?という感じでしたが

毎年選ばれた神男は三日毎晩お清めをして本番に供えます。 いえ 私達にとって本番でも 本番って言うのは柱を立てるところから始まるわけで全部で20日ほどかかるようです。

Maiden_3
拝殿です。

Haiden2
ご祈祷もお願いできるのですが 私達はここの氏子では無いので お参りだけにします。

お祭りが終わってもう一ヶ月ほど経つのに 沢山の人がご祈祷を受けに来ていました。 

Akaimi

Aoigire
これなんだろう? 紅白のはちまきのような布が下がっています。

なおいぎれのようです。

お祭りの時は朝5時に神男の一番祈祷の後にこの儺追ぎれ(なおいぎれ)を受け取る人々で一杯になるそうです。

ここに結んであるのがその時のものかどうかは分かりません。

儺追の字が示すように難を追い払う神事ですので ここに結ぶ人もあるのかもしれません。

儺追神事は拝殿の外で待ちわびる近隣の裸男たちの群れに水をかけるところから その激しさが爆発するようです。 神男は 警護の人に守られて 裸男たちの中に出ていくのを待ちます。 命がけです。というのは神男に触ると厄除けになるというのでみんながが神男を目指して殺到します。 前は神男もふんどしを着けていたそうですが ふんどしを引っ張って大けがをしたことがあると言うことで 全身無垢の姿で現れるようになったと聞いたことがあります。

神男にはみんなの災いを一身に背負うと言う大変な役割があるのです。

しばし その興奮ぶりを感じて回りました。

Torii神社に背を向けたら 私の中の儺追神事は終わりです。

町に向って鳥居をいくつかくぐり駅に向います。

来年の神事は2月25日だそうです。江戸時代から続く神事 それを大事にしてきた人々に敬意を払いながら神社を後にしました。

Inazawamap追記

古くから尾張の中心だった稲沢には沢山の文化財があるようです。

今度はもっと時間を作って回って見なきゃ。

 

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 伝統を繋ぐ人達 岡崎匠の会

2012-03-21 23:16:38 | 日記・エッセイ・コラム

最近フェースブックに登録をした。

これは楽天のブログについていたいろんな機能が無くなってしまってそれを補うためのつもりでの登録だったけれど・・・・ 前に何度も誘われたけれど そこまで広げる気持ちは全く無かった。

登録だけして見るつもりもなく・・・・とメールでどんどん情報を教えてくれるようになっていて 登録したすぐに友達になろうと

は? そんな知らない人と いきなり友達って言っても・・・・あん? 知ってる。

何年か前友達のお店に出すテディベアなどを作っていた頃 ネットで自分の工房で作っている草木染めで テディベアを作ってくれる人を探している・・・・と言う  若気の至りというか恥ずかしいことも知らないで その仕事をさせていただいた工房のお嬢さんだった。

覚えていてくださったんだ~ そんなことがあって 毎日FBを通じてのつきあいが始まった。

そこで岡崎の若い匠さんが集まって会を作りみんなで刺激しあったり 助け合っていたり 応援していたり・・・・そしてその技を未来に繋いでいることを知った。

その会が17 18日にあるという。

よし 午前中に行ってこよう。 と言うわけで亭主と出かけた。

Cyouyokan

会場は 長誉のお酒で知られる丸石醸造の長誉館

10時開店のはずがもう人が集まっている。

昨日も雨の中大盛会だったそうだ

Taikoああ 午前は和太鼓の演奏があるんだ。 昨日はZERO  今日は楽風打

午後からはグレート家康公「葵」武将隊も会をもりあげにやってくる。

中に入ってみましょう。 岡崎匠の会は平成13年7月に岡崎の地場産業や伝統産業に携わる職人 作家など37職種49名から始まったようです。

現在の数はよく知りませんが 随分多い気がします。

本日の匠の実演は 石工品制作 和太鼓製作 和蝋燭制作 印章彫刻 表装

ワークショップは 石彫一輪挿し作り ミニガラ紡体験 書/大字創作体験 青銅器磨き 草木染め型染め体験 です  予約をすれば誰でも参加出来るようです。

匠のちょっといい話も聞けます。

石像彫刻の匠 八丁味噌の匠 三河花火の匠 建築の匠 日本酒の匠など・・

Isiku_3

Wadaiko

Garabou
ガラ紡です

昔こんな風に糸を紡いでいたと聞いたことがあります。 がらがらと音を立てていました。

とても素敵な風合いの糸ができあがっています。 おかしいですね

今となってはこういうものが心に響く作品なんです。

印章彫刻のお兄さんは小さな目標に向ってひたすら彫り続けています。 目立たないので声をかける人もいません。 でも素敵でした。 ちょっと邪魔できない雰囲気が漂っていました。

和蝋燭のお兄さんは大人気です。櫨の実を抽出した蝋を芯に塗りつけていきます。これも気の遠くなるような根気のいる仕事のようです。 作品をショップで買えました。 とても優しくて美しい蝋燭でした。 使えません。

Tenjisitu
まだ 紹介したいところはいっぱいあったのですが 何しろ人物が入ってしまうので写真を撮って良いのかどうか・・・

了解を取るのもなんだかきりがないと言うわけで ほとんどが文章だけの紹介になりました。

全体で感じたことは 匠の会の会員さんは若い人が多くて 江戸時代から続いている岡崎の伝統産業を 大事に受け継ぎ 更に未来に繋ごうとしている。

その熱気に岡崎の人の気質や誇りを感じた日でした。

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名鉄のお得なクーポン使って

2012-03-21 20:01:01 | まち歩き

前からあったのかもしれないけれど 最近電車乗り放題のついたクーポンをよく利用する。

これ きっと私が仕事を辞めたことで亭主と時間を共有できるようになったからだと思う。 あちこちからいろんなイベントを見つけてきて行こう 行こうと言う。

今回はセントレアで食事をする事が条件。 セントレアも飛行機乗る人だけを対象にお店をやっていては経営も大変かも知れない。 セントレアの食事券1500円分と一日乗り放題の電車のチケット1500円分の3000円

Sentorea

食事を予約出来るお店が何店舗かあって 少しお得になっているらしい。 セントレアまで食事に行くこともないや・・・と思うのだけれど 電車に乗って行ったことのない街に降りてみよう・・・・と言う目的を果たすにはかなりお得。

本日の予定。 まず岡崎まで行ってFB仲間の岡崎匠の会のイベントを見に行く。その後セントレアに行って食事。 クイーンアリスはぷらす5800円で食事が出来たので予約を入れたけれど この日は結婚披露宴の為貸し切りだと・・・・え~~っ

Queen_alice

で 海上楼で中華ランチ

予定の店に行けなければ何処でもいいや・・・とちょっと破れかぶれ。

Lunch作り置きのセットにちょっと付け足しただけのランチかぁ

等とちょっと思ってしまったけれど 箸を付けたら・・・・ん? 美味しい

思ったよりボリュームもあって途中でギブアップ

ごちそうさま

その後 稲沢へ 

Inazawa_2
国府宮の裸祭りって見たこと無いけれど国府宮神社見て見たいと思わん?

の亭主の一言で

普段の国府宮神社にはあんまり興味無いと言えば無いけれど。。。

そして 名古屋須ヶ口まで戻って 今度は津島

天王神社を中心とする津島の町巡り  ここも夏の祭りに一度は行きたいと思いながら行くことがなかった場所。 残り時間をめいっぱい使って町の散策をしたから結構面白かった。

Tusima
ここまでで2万歩以上歩いていたのだけれど 亭主はまた名古屋駅で降りようという。

機嫌の良い亭主に逆らうのもなんなので 付き合ったけれど都会は嫌いじゃ

デパートを回り回って結局オサレな晩ご飯を買ってきただけ。

それにしても 名鉄さんもあのチケットがこんな風に使われるとは思いもしなかったでしょうね

 

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