Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

9/15 秋の伊吹山 花散策5

2014-09-26 21:33:53 | 日記

先月も感じたのですが お花畑の様子がおかしい。
何も咲いていないように見えることもそうですが 背丈がみんな低いのです。
おかしい。
保護のあり方については団体によって意見の違うところもあるので みんな引っこ抜いてしまったのか?と
やがて 鹿やイノシシの食害である事に思い当たりました。
ほとんど同じ高さに揃っています。
ずっと ずっと向こうまでです。
ここまで来たか・・・・・



「あれぇ 誰かあそこでくつろいではったん?」とNさん
そう思いたくなるような広場が出来ています。
あれは 百間廊下では無いですか? 春には真っ白いニリンソウの廊下が出来ていました。
もちろん 人が入れないので あの絨毯のような道はあこがれでした。
何と・・・・・
ドリーネに続くはずの道です。


この登山道はキヌタソウで一杯でした。
こんな風に実を付けています。
実が砧の形をしてるからこの名前がついているそうですが 小さくて老眼が進んだ私には確認できません。
パソコンで思いっきり伸ばしてみたんですけれどねぇ・・・・・
砧の形をしているような していないような


サラシナショウマが種を付けている。
真っ白い穂を風に任せていたときの風情とは似ても似つかないごつい種ですねぇ


ミツバフウロ
この山には沢山のフウロが咲いていたのですが 秋と言うこともあって確認できたのはミツバフウロと エゾフウロ ヒメフウロ
盛夏にはハクサンフウロ イブキフウロなど咲くはずだけれど 今年は駄目でした
早く 沢山の花が咲くようになると良いな


それにしても本当にフジテンニンソウが取って代わってしまいました。
テンニンソウには罪は無いけれど・・・・
複雑です。



ミゾソバ
葉っぱが牛の額の様だから ウシノヒタイの名前も
可愛い花ですが タニソバ ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ よく似ていて見分け付けにくいです。


東登山道を降りてきて中央登山道に少し戻るとオオカニコウモリの花が咲いていました。
葉っぱがコウモリの様だからでしょうね?
地味な花ですが キク科だそうです。
菊?
まぁ そう言われたら そう見えないことも無いけれど 葉っぱは全然違うよ

さてと 伊吹山降りてきました。
先月の観察会で笹又の登山道が実施できなかったので 今回笹又登山道のいいとこ取りも付けます。
これからトラバースを歩いて見ます。





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9/15 秋の伊吹山  花散策4

2014-09-24 22:56:52 | 日記
まだまだ頂上にはたどり着けません。
このメンバーでは余計です。
何しろNさんは畳一畳の広さの草ッパラがあれば半日は遊べる・・・・って言ってますから。


少しまともなアケボノソウが撮れました。
アケボノソウの名前の由来でもある花びらについた黄色い点々がはっきり分ります。
乳白色の花びらは 遠くからも目を引く美しさです。


真っ赤に色づいた 奇妙な実はマムシグサです。
大きなつぶつぶを一杯集めています。
ぱっはが青いときは茎にマムシのような模様がついて気味が悪いですが あの模様 この頃には消えるんですね?
つるっとしていました。


フジテンニンソウも 終わりかけ
虫食いの穂みたいになったのがフジテンニンソウ
綺麗な名前ですが この植物が増えすぎたことによって伊吹山は異変をむかえています。
シモツケソウで綺麗だった山はもうみられません。
「自然の姿なんだから しかたないですやん」という人もいます。
「もう一度 あの綺麗な山がみたいよ」という人もいます。
自然再生のあり方が問われるところです。
今昭和30年代に戻したいと 活動を続けているようですが どれが良いのかよくわかりません。
感情だけで言えば シモツケソウでピンクに染まる 素人目にも花いっぱいあった昔に戻って欲しい。



マツムシソウ
優しい色のこの花の中心が お寺の祭壇にあるお鈴に似ていると言うことで名付けられたとか
松虫の鳴く頃に咲く花・・・と言う説もあるようですが


ベンケイソウが赤くなっています。
綺麗です。
下界にもいっぱいあるので 園芸種の様な気もしますが



クロバナノヒキオコシ
珍しい色の花です。
小さくてわかりにくいですが可愛い。
大好きですが うまく撮せなくてかわいそうです。



今日は待ち合わせまでメンバーも人数も解らなかったので 食事の準備をしてこなかった。
えびすやさんでお勧めの山菜そばを食べます。
山小屋でのおそば あまり期待していなかったのですが(えびすやさん ごめんなさい) 山菜一杯で美味しかった。
ワラビや姫竹のパックを入れただけのものは良くありますが カラシナと ギボウシ(うるい)が入っています。
歯ごたえと あじが何とも言えず
ごちそうさま~~

やっと 半分過ぎました。
これから東登山道を降りて行きます
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9/15 秋の伊吹山 花散策3

2014-09-23 21:54:11 | 日記
時期が 秋と言うこともあって 山は花が無いように見えます。
今年は特に荒涼とした感じです。
それでも 花はあるものです。

思いがけない花に出会いました。
アケボノソウです。
笹又のトラバースにはあることを知っていますが 西登山道で出会ったことは初めてです。
株数も結構多いです。
嬉しい。

カメラを代えてから 特にマクロの出来が悪く 気高いアケボノソウが気を悪くしそうです。


青く抜けるような空に サラシナショウマがさやさやとなびき 時々青いトリカブトが目に入る。
そんな美しい風景を楽しみにしていましたが 季節は予定より早かったようです。
ほとんどが 茶色い穂になっています。


マユミの実が綺麗に色づいています。
もう少しすると はじけるでしょう


ジンジソウ
花びらが 下の二枚だけ長くて人の字のような形をしています。
本当に何でもかんでもある山ですね?
登るときに今年は山頂 何にも無いよ・・・って言われていたのですが
ジンジソウは ユキノシタの仲間だから 葉っぱはユキノシタのように毛むくじゃらで厚いのだと思っていましたが 違いましたね。
紅葉のような切れ込みが有りますねぇ



美しい色と形の花 トリカブトです。
写真を撮るだけなら無害ですが 全草有毒です。
この植物が有毒と言うことを何人の犠牲の上で知ったのでしょうね?




ベンケイソウが びっしり花を付けています。
黄輪草と葉の付き方が似ているので よく間違えましたが 花を見ると全然違います。
この花 やがて赤い小さな塊になって行きます。



まだ残っていました。
オオヒナノウスツボ
ゴマノハグサ科の植物です。 暗赤色の壷型の花を付けています。
可愛い~~
東登山道にしかないと思っていたのですが 嬉しいことにいっぱいあります。
すでに丸い玉のような種を一杯付けていますが 特徴のある立ち姿です。
来年は 満開のオオヒナノウスツボみられるでしょうか? 

まだまだ頂上までたどり着きません。
花が減ってしまった・・・と嘆いてみてもやっぱり伊吹山は花の山です。
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9/15 秋の伊吹山  花散策2

2014-09-20 22:42:09 | 山歩き
西遊歩道から歩いて行きます。
毎回このパターンです。 東登山道に降ります。
毎回毎回でどうなの?って言う話ですが そのために何処に何の花があるかを把握できているのは 観察会では大事です。
この山に向き合うときは 他の山とはちょっと違った見方をしているように思います。


くるんとカールした花びらが特徴的な花は塩竃菊
世阿弥の謡曲 松風 によるものだそうです。
浜でも(葉までも)美しい塩竃・・・・のようですが
ちょっと紅葉したかのような葉っぱを言うのでしょうか?


リュウノウギクがいっぱいあります。
この花 花の形も 匂いも大好きなのですが まだ堅い蕾です。
葉っぱをちぎってみると 春よりも お香の匂いがしています。 花が咲く頃に一番匂うようになるのでしょうか?


コイブキアザミ
何となく しょぼくれた体ですが アザミです。伊吹山の固有種
イブキアザミもあります。 ちょっと見た目は 区別がつきませんが 花茎の長さが見分けのポイントです。
コイブキアザミは短いのです。


オオハナウド
よく似た花がいっぱいあります。
ヤマゼリ シシウド ボウフウ ノダケ セリモドキ
オオハナウドの花は よく見るととても可愛い。
小さな花の集合体ですが 外側の花(飾り花)がおおきくて Vサインをしています。
イェ~~イ


アキノキリンソウ
夏に咲くキリンソウは 黄色いわっか状に咲くから黄輪草  アキノキリンソウは麒麟草 そんなに背高のっぽじゃ無いけれどね


クサボタンが儚げな色で咲いています。
どうしてボタンなんだろう?
きっと 葉っぱが牡丹みたいなんだね?
春に咲く花にルイヨウボタンって言うのがあるけれど やっぱり葉っぱに名前の由来があった。
私のお友達は くるっとカールしている花が お洒落なボタンのようだと思っていたらしい。


クサボタンは キンポウゲ科センニンソウ属だから こんな風になります。
おひげのおじいさんに化けました。
あの紫の可愛い花が こんな風になるとは・・・・


サラシナショウマ
秋の空に この白い花がたなびいてるのをみるのは嬉しいことでした。
しかし どうしたことか 今年は早い時期に花が咲き終わってしまったようでした。
1ヶ月前に 沢山の蕾がついているのを確認しているので ちょっとがっかり。
季節のものは 本当に解らない。
さらしなの名前は キンポウゲ科の植物には有毒のものが多く 長い間流水に晒して食べた所からついたらしい。
ショウマは漢方薬  
こちらは晒して食用にするのでは無く 根っこを乾かして使う。
解熱 解毒作用があるとか
それにしても どうやって効能を見つけたんだろうね?

ちょっと疲れたので ひとまず終わります。
伊吹山は花の山。 今年は不作とはいえ まだまだいっぱいあります。
続きます。
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9/15 秋の伊吹山 花散策1

2014-09-18 20:13:49 | 日記
9月21日の観察会に向けて 下見です。
今日は保全活動もあるので 合流するのかな? と思っていましたが 保全の方の活動は 植物の個体数を調べるということで 一緒の活動は無理です。

今日の参加者は 嬉しいことに私がとても信頼を置いている YさんとNさんです。
花が見られなくても 話を聞いているだけで楽しくなれる 博識で話し上手さんです。


ドライブウェーでもあちこちの待避所で駐まります。
こんな所の方が案外素敵な花があるからです。

メハジキの花
シソ科の花らしい花が咲いていますが 葉っぱはちょっと違います。
子どもが茎を折って目の上と下につっかえ棒のように挟んで 目を閉じる勢いで飛ばして遊んだ所からついた名前らしいですが
漢方薬にもなるようです。


クサギの花が一杯咲いています。
言い訳ですが 最近大事にしていたカメラが壊れ 息子からその後継機を譲り受けたらいかにも使いにくい。
ピントが合わなくて 綺麗なクサギの花も なんだかなぁ・・・・です。



虎杖 二種
ど~てのスカンポ ジャワ更紗~ ♪
のスカンポですが 漢方では傷薬として使われていたようです。
虎杖というよりは痛取り?
雄株と 雌株があるらしいのですが 私の目では良く確認できませんでした。
触った感じが思ったより 茱萸のようにぐにゅぐにゅしていました。


フシグロセンノウ
茎の節のあたりが赤黒くなるからこの名がついたようですが 高いところにあったので確認できず。
秋の花ですねぇ

駐車場についたところで 山歩きのしたくをします。
今日は山頂散策と 笹又からの登山道を 真ん中あたりまで降りていってこの時期の見逃せない花を探します。
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