Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

やっぱり岩を踏み越えて  蓼科山Ⅰ

2011-10-29 15:56:09 | 山歩き

息子が前に日に 泊まりたいと言ってきたのは 実は訳があった。

12日 どこか山登りにつきあってくれ・・・と言う。 朝早いのでついでに前日乗り込もうと言う考えだ。

実は恵那山へ連れて行けという。 恵那山は事情があって私はまだ登っていない。 何度も登る話はあったけれど・・・・ 長丁場になる山 つきあえるはずが無い。

「じゃぁ どこか別の山でも良いから 百名山を・・・」でた~ 大嫌いな選び方。

Tatesinayama

しゃ~ない 蓼科山どう? 展望良いよ   初夏にお嫁ちゃんも一緒に車山に登ったときに 八ヶ岳に続いて見えていた形の美しい山だ。

あの 岩ごろごろの山登りを思い出しちょっと嫌だな・・・と思ったけれど 嫌になったら将軍平あたりで待っていても良いし

コースは蓼科牧場の方からのコース。いえ リフト使いませんよ。更に車で上って御泉水公園も越えて  紅葉の美しいスカイラインをひた走る。

鳥居が見えるとそこが7合目の登山口。 すでに車いっぱい駐まっていて 苦労して駐める。

Tozanguti

Tozandou
あれ?こんな優しい道だっけ?

途中まで小石がいっぱいで滑りそうで乾く その後岩ごろごろで 傾斜もきつく

最後にはとどめの岩越え・・・

そんな記憶があるのでなんだか変な感じ。

Tozandou2石ころが多くなってきたけれど まだまだ優しい道

Koke_2
蓼科山をたとえば横岳から見ると 円錐状の美しい山なんだけれど 円錐の下に袴のようにこんもりとある台形状の山

今そこを歩いているに違いない。円錐のとりつきに向ってほとんど高度を感じないで進んでいる。

緑が深くて苔が美しい。

馬返しと呼ばれる地点を越えたあたりから 道の様子が変わってくる。 

Tozandou3まるで 川底を歩いているような ごろごろした道である。

斜度が似ように見えるけれど きついんです。

懺悔坂って言うくらいですから

懺悔するように 跪いて登らないと行けないよ・・・ってことでしょう。

ふ~っ

Tengunoroji_2
懺悔坂をしばらく行くと 右の方に入る道があり 展望地があります。

天狗の露地

岩が ずっとしたまでなだれ落ちています。

もしここで滑り落ちたら 小石に運ばれて遙か下まで行くんでしょうねぇ

ぶるぶる

遠くに女神湖が見えます。 人造湖です。

Tuduraore元の道に戻って歩き出す。

「初めての葛籠折れだね?」と息子が言う。

あれ?そうだっけ?

ここから厳しくなるよ~

記憶って案外いい加減な物で それでもまだまだ気楽に考えていた。

Tozandou5
こんなにきつかったっけ? 

少し歩いてははぁはぁ 立ち止まらないと先に進めない。

背中で心臓がどくどく言っている。

先が明るいので将軍平近いと思うのだけれど

こんなに早く根をあげていては 何時付けるか解らない。「ね 先に行って。」

息子は時計を見ながら「まだ 時間あるから大丈夫。」と先に行こうとしない。 何度も休んでふと振り返る。

Megamiko
あ 女神湖が見える。

ずいぶん登ってきた。

もうちょっと頑張ろう

Tatesinasou着いた~ 

将軍平 十字路になっている峠に蓼科荘が建っている。

頂上でお昼と思っていたけれど「ここでお昼にしよう」と息子

おなかが空いたのか 少しでも荷物をへらそうと言う配慮か・・・

Hayaben_2
途中の諏訪湖パーキングで買ってきました。 おぎの屋の速弁です。

岡谷の鯉 かぼちゃ 長いも 秋なすの煮物 人参 ブロッコリー添え

諏訪湖の手長エビ  蒟蒻の胡桃和え  カリンシロップ漬け

信州安曇野米松茸ごはん 銀杏 スナップえんどう添え

信州牛フィレカツおろしソース  舞茸 レンコン タマネギの天麩羅 シシトウ パプリカ添え

信州産福味鳥香草焼き ゴボウの唐揚げ 自家製卵焼き 焼き栗 サツマイモの檸檬煮 ヒメリンゴの赤ワイン煮    以上  ああ 疲れた。

峠の釜飯で有名なおぎの屋の速弁は かなりおいしかったようです。息子のおなかに消えました。 私は・・・と言うと

Toriben
同じく おぎの屋のお弁当でした。 信州豚のお弁当と勝手に思っていたら鳥でした。

ご飯の上に ゆでキャベツや人参が乗っていてその上に鳥が乗っています。

ゆで野菜 味が無くて・・・

と思っていたけれど 鳥と一緒に食べたらおいしかった。 半分はまた息子のおなかに収まりました。 息子は食べることが大好きです。

あんなに食べても歩くのは速いので不思議です。

さて ここから円錐形の斜面を ひたすら登っていきます。

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秋風に吹かれて 志賀高原ぶらりⅡ

2011-10-28 12:17:43 | 山歩き

地図を見ていて 驚いたことがある。

何年か前 まだ二歳にも満たない息子とお姉ちゃんを連れて とても怖いリフトに乗ったことがある。 それが何処だか どうしても解らなかった。 亭主に聞くと ピラタス横岳だよと。

その後何度か横岳に行っているけれど どうしても 同じとは思えなかった。 あの地の底まで見下ろすようなリフトは違っている。 ずっと ずっと謎だった。

地図を見て・・・・あ 横手山これじゃないの?  そういえばさっき通った湯田中温泉に行った帰りに寄ったんだ・・・・

行こう  今でもあのリフトはあるのかなぁ?

Yokoteyama
あった~

頂上まで続くリフト スカイリフトって言うらしい

この写真ではあまり急に見えないけれど この山ずっとずっと遠くまで見通しがきいて 日本海が 足下に見えるような気がした。

実際日本海まで見通せたかどうか記憶にないけれど

やっぱり怖いわ。

あのときあまりに急なリフトに驚いて膝に抱いていた息子を落とさないように 必死だった。 帰りはお願いだから歩いて帰らせて・・・・と懇願したけれど聞いてもらえず

そんなことを思い出しながら ちょっと挑戦してみるか?

れれれ 大渋滞だよ。 まず駐車場は入れないし  リフトには行列が出来ているし・・・・

Nozokiのぞきと言われるところに車を駐めて 展望を楽しむことにする。

私にはやっぱり無理だわ

Kasadake_2

Sasahara

横手山が駄目なら前山のリフトに・・・・という亭主の提案で ほたる温泉まで戻る。

Hotaruonsen
真ん前からリフトが出ている。 横手山のリフトから見たら ままごとみたい?

行きたかった大沼のコースはここから行くことも解ったけれど 遠そう。。。 

Kasadake2

Sancyouあはは 

一応山頂です。 1796メートルもある。

「帰りは 歩いて行こうね」 昨日の信越トレイルで亭主歩くの嫌がるかと思っていたけれど もう大丈夫だって言うから 帰りは登山道を使って歩いてみる。

まっすぐ下に降りていくと思っていたので すぐにつくと思ったら・・・

国定忠治の隠れ岩って言う物 作り物と解っていてもなんだか見て見たかったけれど 道は大回り  見られなかったよ。 

赤城の山も 今夜限り~  って 赤城山群馬県だよねぇ?横手山を越えたら群馬県らしいけれど こんなところにも伝説が残っているんだね

Yokoteyama2

Tozandou

Maeyamasitugen

前山湿原もあるよ 

少しだけ水が残っている。

Tozandou2あとは笠ヶ岳を目指して下りていきます

ん? 車通れるの? 

もちろん一般の人は駄目でしょうけれど

Rindou_2
竜胆も ドライフラワー化しています。

Goal
一周してきました 青空が気持ち良いです。

さ そろそろ帰らないと・・・

連休の最後 高速は大混雑しているかもしれません。

Kuriやっぱり 沢山の時間が欲しい

志賀高原だけでも 興味いっぱいの山が 散策コースがいっぱいありました。 飯山に続いて 通うことになりそうです。

帰ってから 偶然ですが テレビの刑事物で大沼池殺人事件っていうのやってました。 亭主大騒ぎです。 大沼池にパトカーが入っていた。 やっぱり車入れる人には入れるんだぁ・・・

本題と全く別のこと考えていた。

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秋風に吹かれて  志賀高原ぶらり ぶらりⅠ

2011-10-27 19:35:38 | 山歩き

朝早くに宿を出ました。今日の予定は志賀高原散策です。

行ってみたいところがありました。 さえ様のサイトで見た大沼池を含む池巡りコースです。散策にしてはちょっと時間がかかるようですが 夜までに家に着けばいいし・・・

と息子から電話。 「お嫁ちゃんが友達の結婚式で長崎に帰っているから 晩ご飯食べさせて」あらら じゃぁ夕方には家に帰らないと。・・・・ 子供に甘い 母と 父ちゃんです。

ま 行けるところまで行きましょう。 とりあえず 志賀高原へ向います。

Mitinoekiついつい 道草も増えます。

道の駅やまのうち

まだ8時回ったばかりなのに 駐車場は満杯。。。。どうしたこと?

目的の一つでもある 新鮮野菜の買い出しです。

や~すっ!

かぼちゃ キャベツ レタス インゲン モロッコ豆 シメジ マッシュルーム リンゴ エノキダケ 人参 ナメコ・・・・

いっぱい買っても 10000円にもなりません。 息子家族の分と 義父母の分と・・・・

ん~~ 満足 

おいしそうな野菜見ると 俄然料理する意欲が湧いてくるんだよね。

おなかいっぱいだったけれど キノコ汁の振る舞いもあって 意地汚くいただいて。。。。良いなぁ 

湯田中温泉も越えて(そういえばまだ子供小さいときに来たことあるよね?)どんどん山を登っていく車。紅葉も始まっている。 飯山の山々は少々標高が低いのであまり紅葉していなかったけれど ここは違うね。

きょろきょろしていると 人があふれている場所発見! なんだ?なんだ? 

Itinuma一沼の紅葉を楽しむ人々でした。 小さな池は 色づいた木々を湖面に映して綺麗。 この辺散策できるようです。

行ってみよ~

その先の駐車場に車を入れて 一沼と 琵琶沼の周りを歩いてみることにした。

ミニミニ ミニミニ ミニミニ池巡りにチェンジ

Itinuma2

Itinuma3

一沼の奥には旭山って山があって 1時間ほどで往復できるようです。「いこっ!」って行ったら 「誰も行ってなさそうだよ」と訳解らない理由で却下された。

一沼の奥には琵琶池がある。 あまり琵琶の形しているとは思えないけれど 一沼と比べるとだいぶ大きい。

Bantainamukoバンダイナムコの森ってあったけれど バンダイが お金を出して整備しているのかな?

Kouyou_2こんな美しい森を歩いて行くと琵琶池に出る。

Biwaike_2
どっちかと言うと 一沼の方が好きだけどね・・・・

でも 周りの景色は本当に良いよ

Mori_2
どっちを見ても美しい森に 気分も晴れ晴れ

観光客がとても多いので いつもの山登りとは全然違うけれど 時々はこんなのも良いね

Mori2

そろそろ次へ行きますか?

その前にティータイム

Cofee_shopスキー場の前のお店で 「ここは日本じゃないよ」と ふざけながら・・・・

 

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朝ご飯の前は・・・・ぽっくり寺でお願い?

2011-10-26 20:02:04 | 旅行記

今回の飯山は連泊

我が家としては珍しいことである。しかし 今回それが徒となった。 二十人弱の団体さんと一緒になってしまったから いえ 団体さんが悪いと言うのではないです。 この団体さん今回で信越トレイル打ち上げになるらしく テンション上がりっぱなし。

おめでとう・・・・と言いたいのですが  少々テンション上がりすぎているようです。 二日とも部屋で宴会 お互いの部屋をぱたぱたと行ったり来たり・・・・

Syuumeigiku

12時過ぎてもそれは続き 少々寝不足

朝 早くに目が覚めてしまった。 眠いのにぃ

「前に すきー場の近くまで散歩したときお寺があったよ。 行ってみよう。」と亭主。 朝6時に宿を出てお散歩することに・・・・とほほ

Syuumeigiku2
朝は こ寒い

上着を羽織って ぶらぶら

Hana5

あらら こんなところにお寺があったんだね? あじさい寺って書いてある。

本当にスキー場のすぐ脇だった。 高源院 曹洞宗のお寺です。 1295年はじめ真言密院として開山したけれど1400年曹洞宗のお寺になった。。。。らしい。

Sandouこの一本の道だけが時代をさかのぼる特別な道みたいになって・・・・奥の方に階段が見える

あとで知ったけれど このお寺民宿もやっていらっしゃるとか

民宿って・・・・

宿坊は民宿って言わないんじゃ無いの?

Kaidan古いだけあってなかなか趣があります。

あじさい寺の名前の通り 両脇にびっしりあじさいが植えられて

こんもりしてます

階段を上りきったところに 住職さんがお花の手入れを。。。。

こんな早くに  どうしよう? 引き返そうか?

と 住職さんと目が合って 「おはようございます。」 元気の良い住職さんは 「本堂あけてあげるから 上がってって・・・」

Pokkurikannon
あはは なんやこれ?

本堂の入り口に ぽっくり観音様

「ぽっくり履いているからな ぽっくり観音様や」

無病 一病 多病 息災って

そうだね 病気はしないに越したこと無いけれど 少し病気を持っていると 自分の体と向き合うし お医者様に行くこともふえるし・・・・

考えようによってはきっと良いことだよ。

父も 定期的に通っていた病院で 定期的にやっていた血液検査で癌が見つかった。

中にあげてもらって 朝早くから仏様を拝ませていただいて なんだか良い気持ちになって・・・

そういえばおなか空いた  宿へ戻ろう

Nioumon

本堂は大きくないけれど 厳かな感じはなかなか有り難いお寺でした。 「私は細かいこと気にしないから」と ご住職は言ってくださったけれど 写真は敢えて撮らなかった。 心の中に撮してきたよ。

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秋風に吹かれて 飯山ぶらり ぶらりⅡ

2011-10-24 21:19:28 | 山歩き

グリンパル高原荘  関田峠から新潟県へ一キロにも満たないところにある。

Kougensou

ここには信越トレイルの情報センターもある。 行こうと思ったら 何と靴を脱がないといけなかった。 登山靴を脱ぐの面倒だから諦めた。 食事も出来るけれど 信越トレイル歩くつもりで宿でお弁当も作ってもらっている。

しょうがない ベンチに座って 新潟県側(上越市になるのか?)を見下ろしながら ご飯を食べる。

眼下にはキャンプ場だろうか 広く開けた場所がある。更に目を遠くにやると日本海が そして佐渡島が・・・・・と言いたいところだけれど お天気が良い割には ガスっていて何も見えない。 この秋はこんなんばっかり   まるで春霞

Simotukesou
季節外れのシモツケが・・・

何で後ろにピントが合ってるんや もお~

さて ぐずぐず時間を潰してもまだ一時前

関田峠に車を駐められるか見て(もう帰った人もいるかも知れない)その後 その辺を歩いてみよう。 あ こちらから向かえに行くのも良いかもしれない。 だって もし予定より早く着いたら亭主迷子になっちゃう。

峠に無理矢理車駐めて 歩き出した。

Tozandou登山道は 広くて明るい

歩きやすく気持ちの良い空間である。

紅葉はまだ早いよと言われていたので 期待はしていなかったけれど 所々ブナの黄色が見える。

櫨科の木だろうか 赤が美しい。

Tozandou2_3
おお~ 良い感じ

こんな感じ好きです。 トンネルみたい

明るいので不安もありません。 先に行って鍋倉に立っていたらびっくりするぞ~

Bunabayasi

Wakimiti_3
突然気が変わったのは 池巡りコースの看板を見たから

う~~んと迷いながら えいっ と左に下っていく。

急に道が狭くなる。 私の怪しげな行動は 目的がしっかり決まっていない証拠 仕方ない

あまり人が通らない道だけれど 写真撮りたいだけに紛れ込んだ人に出会うことも 

Situgen
おや こんなところに湿原が・・・ちょっと陸地化している感じもあるけれど

春先にはどんな花が咲くのだろうか?

秋には?

回れるような道が無いので 元の道に引き返し 池巡りコースを続ける。

池無いけど・・・

まだかなぁ?

Hana
はっぱ 車になっているけれど これなんだっけ?

Tozandou3池がちっとも見えなくて心細くなっていたから 道の真ん中に何かいるように見えたんだよね・・・

おそる おそる。。。。そ~っと そ~っと

なんだ~ 切り株だったよ

Cyayaike_3
おっ 樹間に光る池

やったぁ

池は風も無く鏡のように 木々を映し混んでいる。

しかしまだ先が見えないよ

Hana2なんの花? 

それとも花の痕?

ちょっと素朴で良い感じ これも好き!

Tozandou4_2

湖畔の道は明るい

向こう側に 山小屋のような建物が見えたと思ったら まもなく車道へ出た。

ここへ来るのかぁ

更に もう一度池の反対側を回ると筒型峠と関田峠の真ん中に出る。 行こうか?・・・と少し迷うも 止める。

一行が思わぬ早さでついているといけないので・・・・

Ike3

途中にあるブナの木コースを通って関田峠に向かう。

Buna3

Akaimiブナの白い樹皮が綺麗。

少しのんびりしたあと 峠に行く。

第四セクションを歩く夢は叶わなかったけれど 代わりに亭主が行ってくれた。私は 信越トレイル以外にも気になっていた飯山の山をのんびり散策できた。 ま良かったとしましょう。

Sato

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