義母が 「野菜沢山戴いたから わけてあげる。 取りにいらっしゃい。」
と言うので 仕事前に少し早出して出かけた。
我が家は 市の北のはずれにあり 亭主の実家は 市の南にある。 と言ってもそう大きな町では無いので 30分もかからないで行ける。
いつものように ふらっと運転していて 突然 自分が何処へ行こうとしているのか解らなくなった。
路は信号交差点で 沢山の車が右折で待っていた。
え? 私は何処へ行けば良いの? ここは何処?
信号が青であることだけは確認できた。 できたのはそれだけ
とにかく直進して 記憶が戻るのを待つ。 駄目 路はとても狭くなってきた。 旧道に入ったらしい。
止まる場所も無く よろよろとしばらく走っていたら だんだん自分が何をしたいかが解ってきた。
陽の光も 景色も 何もかもが だんだん見たことのある物と思えるようになったけれど 何年も前に迷い込んだかの様な違和感がある。
何とか家にたどり着いた物の なんだか気分が悪い。 私は 今脳の老化が猛スピードで進んでいるのだろうか?
こんな風にだんだん自分が解らなくなって みんなに迷惑をかけるようになるんだろうか?
「私のあたまの中の消しゴム」のような 綺麗事ではすまされない世界にどんどん突入しているかも知れない不安に気持ちの晴れないこのごろです。
と言うので 仕事前に少し早出して出かけた。
我が家は 市の北のはずれにあり 亭主の実家は 市の南にある。 と言ってもそう大きな町では無いので 30分もかからないで行ける。
いつものように ふらっと運転していて 突然 自分が何処へ行こうとしているのか解らなくなった。
路は信号交差点で 沢山の車が右折で待っていた。
え? 私は何処へ行けば良いの? ここは何処?
信号が青であることだけは確認できた。 できたのはそれだけ
とにかく直進して 記憶が戻るのを待つ。 駄目 路はとても狭くなってきた。 旧道に入ったらしい。
止まる場所も無く よろよろとしばらく走っていたら だんだん自分が何をしたいかが解ってきた。
陽の光も 景色も 何もかもが だんだん見たことのある物と思えるようになったけれど 何年も前に迷い込んだかの様な違和感がある。
何とか家にたどり着いた物の なんだか気分が悪い。 私は 今脳の老化が猛スピードで進んでいるのだろうか?
こんな風にだんだん自分が解らなくなって みんなに迷惑をかけるようになるんだろうか?
「私のあたまの中の消しゴム」のような 綺麗事ではすまされない世界にどんどん突入しているかも知れない不安に気持ちの晴れないこのごろです。