Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

利尻富士

2006-07-24 11:47:02 | 日記・エッセイ・コラム

息子が先週から又北海道に行っている。

今回は利尻 礼文

今回の行程に とても気になっている場所がある。 それは利尻富士。

「登山はやらんよ。」 やまに誘うたびに そう言ってきっぱり断わっていた彼。 だからいわゆる登山はやったことが無い。 この間尾瀬に行ったときに三平峠を越えていったのが 初めての山登りだろうか?

「今度 お天気良かったら 利尻登るかもしれない。」

ずっと誘っていても 「写真撮りたいだけ。 別に山頂に行かなくても 写真は撮れる。」

そんなことを言っていたので 心配になってしまった。 初めての山登りが利尻富士 それも往復10時間もかかるガレ場 岩場いっぱいの中級者以上の山らしい。

一人っきりで もし何かあったら・・・転んで骨を折ったらどうする? 尾瀬でも ひょいと飛んだとたん大滑りして転んだじゃない。

大丈夫と言っていたけれど 私の心配を少しは 心に留めていてくれたらしい。

朝10時頃携帯に電話。

「頂上に着いたよー。 いや 凄いよ」

「何が?」(景色だと思ったのだよ)

「山頂はものすごいガレ場で 立っていても滑るくらいだよ。」

へーそうなんだ。 ひとまず安心。 

山頂にたった感想はついぞ聞かれなかったけれど 電話を切って又不安。

山登りでの事故は 殆どが下りで・・・私も 転んだり 足を痛めたり つまずいたりは 全て帰り道におきている。

若さに任せて 気がゆるんで怪我をしたりしていないだろうか?

取越し苦労と思いながらも 馬鹿な母は なかなか心配をぬぐい切れない。

思えば生まれたときから 体が弱くて入退院を繰返し 小学校3年生までは 進級が危ないくらい 学校を休んでいた。

そのことを思うとすっかりたくましくなった彼を喜ぶべきなんでしょうね? 頑固さだけは 変わらず やりたいことはやってしまう。 そのたびに冷や冷やしたこともあったけれど 今回はとうとう登山ですか?

あまりはまっては欲しくない。

私の様に小心者では無いから 無理を無理と感じないで 大失敗しそうな気がするから・・・仏様に手を合わせる時が多くならないようにして欲しいな。

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任天堂DS

2006-07-20 00:51:03 | 日記・エッセイ・コラム

毎日のように電話がかかってくる。

時には大人だったり 時には子どもだったり。 何処で聞きつけたのか 明日発売のDSライトは 買えるでしょうか?  と聞いてくる。

去年 DSが出たときに 我が家ではソニーのPSPを買った。あまり世間では人気が無いらしく 大して話題にはならなかった。 私はトロと気まぐれに遊べたらそれで良かった。

本当はPSPの方がいろんな使い方ができて面白いらしいのだけれど ソフトが難しい。

それに比べて 任天堂DSは始めから大人気だった。

ソフトのコマーシャルも なかなか興味を惹いたらしい。 大人も欲しいと思ったようだ。

脳を鍛えないと まずいぞとみんなが思ったらしい。

しかしソフトがいくら手に入っても 本体が無いと何もできない。 本当に品薄なのかどうか解らないけれど ほんのわずかしか入ってこない。

うちでは 予約販売をなるべくしないでいた。 売り場のマネージャーによると 毎日今日はあるか 今日はあるかと来てくれるこどもたちに対して 何も苦労しないで 手に入れてしまうことを避けたいとの思惑だったらしい。

それでもそうはいっていられなくなって 予約販売を始めた。 

Fuuさん 今日が予約の最終日だけれど どうする? いる?

どっちでも良かったけれど うんと言っていた。 そのときいらなかったら本当に欲しい人にあげれば良いし・・・

そして届いたのが おととい。

脳トレと英語漬けを買ってみた。

えっ? 脳トレって 計算問題ですか? 大嫌いなんですけれど・・・

何度やっても 自転車レベル

亭主にやらせてみた。 奴 私以上に字が汚くて それをぐちゅぐちゅと塗りつぶして書く癖があるものだから 機械は全然読んでくれない。 あららぁ 悪い癖はここでも障害になるのね

それでもなれてくると どんどん早さを増して 新幹線レベルまで行った。きっと飛行機もあるに違いないと 必死になるけど今だ果たせず。

かくいう私 計算はできない。 もう一つの音声認識でやるゲームは 声紋を読み取ってくれなくて やり直しが続く。 「黄色って言ってるのに ばかたれー」とひどい言葉まで飛び出して 最後にぶち切れる。 結果 世間の流行に逆らって任天堂DS封印

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おっとっと

2006-07-17 12:59:27 | 山歩き

先週火曜日 木曽駒ヶ岳

この山は 私が大好きな山だけれど 私の恋心とは別に どうも相性が悪い山らしい。

天気が悪いこともそうだけれど 今回は 冷や汗ものの出来事が・・・

千畳敷カールを見たときに 感じた気の重さ。 そそり立つ斜面にいっぱい残っている雪 雪 雪

060711_016 

こんな道 歩けないよ

アイゼンは念の為に持ってきていったけれど それを使う山歩きはちょっと・・・

幸い 登山道は 少し雪で滑ったもののアイゼンを使う場所はなく 何とか登っていけた。

雨や 吹き付ける霧で かなり足の方も弱ってきていたのかしら?

雪渓を直ぐ横にして降りているときだった。 巨大な滑り台の様な雪渓。

ストックを立ててみる。全然立たない。 雪渓は面白いことにしたから溶ける。 地熱で溶けるらしく 太陽が雪を溶かす力は弱いらしい。

下はキノコの足のようになってとても弱そうなのに ちょっと大きな石ころを投げてみたけれど 雪の上に止まってまったく壊れない。

この雪渓にうっかりのったら したまで一直線だなぁ

何十メートルも滑っていって 岩にぶつかったら どんな結果になるか想像するまでもないや  くわばらくわばら

そんな時 足が引っかかった

畳の縁でも転ぶっていうあの現象だ 岩を結んでいるネットに引っかかったのか 岩の角に突っかかったのか・・・

バランスを保とうとして一歩を踏み出した

その場所が斜面だったからいけない。 と と止まれない

右は大雪渓 左は高さのある岩場 前は やはり段差がある。 飛び降りるわけに行かない。 とととっ  短い時間にどの方法がリスクが少ないか一所懸命考えたけれど 浮かばない  最後の踏ん張りで 後20センチほどのところで止まった。

見ているみんなも冷や汗

今回 途中でひざの後ろに痛みが来て 無理ができなくなっていたことも 危険を後押ししてしまった。  反省

今までだぶるストックを嫌って かたくなにシングルでやってきたけれど まじめに ダブルを使うことを考えた。

おととい 練習に使ってみた。確かに 下り楽になったと思う。 でも情けないことに 両方の親指にまめができた  (ρ゜∩゜) グスン

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風に揺れて

2006-07-16 12:03:32 | 日記・エッセイ・コラム

今年も風蘭が咲いた。

ネットの世界で まだ画像掲示板があまり無かった頃 知り合いの画像掲示板は大人気だった。 彼は花のサイトを作っていたので 画像掲示板は これでもかって言うぐらい毎日新しい花を投稿する人であふれていた。

彼には 遠く離れた人でありながら メールでとても親切にわかりやすく教えてくれたので 私もパソコンの事少し詳しくなれた。 これから先もきっとそんな人には出会わないだろう。

只花の事にはあまり詳しくないので だんだん掲示板に書き込みをすることは少なくなって 今では 時々のぞいてお元気な様子を確認するだけのつきあいになってしまっている。

話がそれたけれど その掲示板で大人気だった そして私もその可愛らしさに釘付けになった花がある。 それが風蘭だった。

060714_002

岡崎の農業直売所の様なところで見つけたときはとても嬉しかった。

一鉢 小さなものでも1000円した。 買おうと思って手にしたときに 隣にいたおばあさんが そんな高いもの買わなくて良いよ って言った。???

小さな 苗が置いてあるところに連れて行ってくれて

「炭に苔を巻いてね 苗にも苔を巻いて 植えれば良いんだよ。 こんな小さな苗でも 部屋に置いておくと朝おきてきたときに部屋が良い匂いするの。」

見よう見まねで作ってみた風蘭の鉢。

苗が 350円  炭はキャンプ様に買っていたのがあった 苔は300円で買った。 以上

それだけでできあがっている蜂よりも大きくて花芽のしっかりついた 風蘭の鉢ができた。

お婆さんが言うように良い匂いはあまりしないけれど(外に出しているし) 毎年 この頃になると 真っ白で可愛らしい風蘭が 風に揺れている。 それを見るたびにこんないきさつを思い出して 懐かしくなる。

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恋の花?

2006-07-13 00:48:35 | 山歩き

昨日 霧と雨の流れる中を 木曽駒ヶ岳に登ってきた。

どうも木曽駒ヶ岳は 相性のいい山では無いらしい。前もそうだったけれど 今回は曇り時々晴れ。 夜になって雨・・・のはずだった。

ところがロープウェーに乗るときにはもうぽつぽつ

去年の事もあるしびっくりはしないわ。 鬱陶しいけれど今回の山は ねらいは季節の花

良いんじゃないの? 開き直り

お目当ての花は直ぐに見つかった ロープウェーを降りて駒ヶ岳の神社にお詣りしようとしたら 直ぐ脇に植わっていた。 そう 植わっていたの。

残念ながら自然のものでは無いみたい。 全山探せばあるかもしれないけれど きっと姿を消してしまったんだね? 駒ヶ岳からこのはなを消さないように 花壇を作って植えているらしい。 

本によると 駒ヶ岳の遊歩道のあちこちで見られるらしいのだけれど まだまだ大雪渓は簡単に消えそうもなく ここでしか見られなかった。

でも初めて見る花。

060711_061

子どもの頃聞いた歌。 多分バスツアーで聞いたと思う。 バスガイドさんが(ひゃっ なんと懐かしい響き) 歌ってくれたクロユリの歌

くーろゆりは こいのはな 愛する人にささげればー ♪

頭の中を流れていく。

凄く憧れていた花だから どんなにか神秘的だろうと夢想しすぎたらしい。

花はどちらかといえば 可愛らしいと感じた。 黒と言ってもあまり黒くない。

この地域岳に見られるクロユリなのかしら? 

そうそうクロユリって 百合じゃ無いんだね。バイモだって。 そういえば 葉っぱがゆりじゃぁ無い。

そうはいっても クロユリに会えたこと嬉しい。 

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