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「心を偽る愛の影」第12話

2010-05-17 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第12話
「私の娘は?私の血を分けた本当の娘はどこにいるの?」とラティーに詰め寄るランヤー。ランヤーの言葉に、ラティーはもうランヤーの娘として生きることは出来なくなると悟ります。ランヤーを階段から突き落とそうとするラティー。「なにをするの?」と驚くランヤーの手を、ラティーは振り払います。階段から転落し、倒れているランヤーを、ちょうど戻ってきたカオホームが発見。すぐさま病院へ連れて行きます。病院を訪れたナーワーに不快感を露にするラティー。ナーワーはラティーを疑います。ランヤーが意識を取り戻し、自分の悪行がすべて公になる前に、ランヤーを殺さなければと焦るラティー。しかし意識を取り戻したランヤーは、一時的に記憶を失っていました。ランヤーの不幸を悲しむカオホームとは対照的に、ラティーは内心ほくそ笑みます。

ランヤーの事故を聞いたナーワーの父は、すぐさまナーワーと一緒に見舞いに出向きます。「きっとすぐに記憶だって戻ってくる」とランヤーを励ますナーワーの父に、ラティーは「思い出そうとすると頭痛がするんです。余計なこと言わないで」と食って掛かります。テーチットもランヤーの事故を聞き、病院にやってきます。偶然カオホームと顔を合わせたテーチットは、カオホームを気遣いますが、「あなたの気遣うべき人は、私じゃない」とカオホームに拒絶されます。ラティーから、テーチットとの結婚のことを聞いたランヤーですが、それすら思い出せず、ランヤーは混乱します。後日、ウェディングフォトを撮りに行くラティー。あえてカオホームを付き添わせます。衣装に着替えたふたりに、カオホームはいたたまれない気持ちになります。

カオホームの携帯が鳴り、その携帯がナーワーから贈られたものだと聞いたテーチットは言葉を失います。撮影を続ける気をなくしたテーチットは、ラティーに「撮りたいなら、ひとりでやればいい」と席を外そうとします。「ケンカしないで。もう用がないなら、私は帰るから」というカオホーム。ナーワーがちょうど迎えに来たことで、テーチットはさらに傷つきます。後日、ナーワーに呼び出されたテーチットは、ランヤーの事故の真相を探りたいと話します。「実の親子なのに、ラティーがそんなことをするはずがない」と、はじめは取り合わずにいたテーチットでしたが、ラティーのDNAをフォンと一緒に調べたこと、ランヤーの検査結果をラティーが偽造したらしいことを聞かされ、テーチットもラティーに対し疑いの気持ちを持ち始めます。

父に、トーファー村のプロジェクトから手を引くと伝えたテーチット。かわりにランヤーが出資することになるプロジェクトを進めると話すテーチットに、父は満足げな表情を見せます。ラティーを呼び出し、花束とともに今までの態度を詫びるテーチット。「今までカオホームのことばかり考えていて、君のことをないがしろにしてきた。だけど昨日、カオホームがナーワーと婚約したことを知って、目が覚めた」と話すテーチットに、ラティーは「やっと気付いてくれたのね」と笑顔を見せます。「結婚してくれるね」といとおしむ言葉をかけるテーチットに、ラティーはテーチットの胸に飛び込みます。テーチットは、ナーワーに言われたとおり、ラティーの持っているであろう偽造されたDNA鑑定書を探そうとしていたのでした。

テーチットと、テーチットの父がランヤーのもとを訪ねます。出資する予定のプロジェクトにサインをもらいに来たと言うふたりに、ランヤーは記憶が混乱します。「トーファー村の企画を先にするのでは?」というランヤーに、ラティーが、「私たちの結婚祝いだと思って」とサインをねだります。ラティーと共に食事をして帰ることになったテーチットは、ランヤーから「ラティーのどこが好きなの?私の記憶では、あなたはカオホームと婚約していて、カオホームが好きだと言っていたじゃない」と尋ねます。カオホームの前でテーチットは「もう過去のことです」と答えるテーチットに、カオホームは悲しい気持ちになります。ランヤーの食後の薬を取りに行こうとしたカオホームは、ラティーの部屋に入るテーチットを見てしまい、ショックを受けます。

こうして普通に女子に優しくできるテーチットなのに・・・カオホームにも、もっと優しいところが観たかった。

ラティーが飲み物を取りにいっている間、テーチットはラティーの部屋をくまなく探します。しかし書類はなかなか見つかりません。「もう処分してしまったのかも」と諦めかけたとき、ふとベッドの下を見ていなかったことに気付きます。マットレスを上げると、そこには病院の名前が入った封筒が。そして封筒のそばには、ペンダントが隠してありました。帰宅してから、ナーワーにペンダントのことを話すテーチット。フォンからペンダントのことを聞いていたナーワーは、カオホームを呼び出し心当たりがないか尋ねます。「そのペンダントだけが、親子関係を証明するものだったんだ」と話すナーワーに、カオホームは愕然とします。ラティーがテーチットと出かけたのを見計らって、そっとラティーの部屋に入るカオホーム。ペンダントを探していると、そこへ忘れ物をしたラティーが帰ってきます。

「私の部屋で何をしているの?」と怒りをあらわにするラティー。カオホームは正直に「私のペンダントを持っているでしょう?そのペンダントを持っていたから、ランヤーさんとの親子関係が認められたんでしょう?」と訴えます。「そんなもの知らない」とカオホームを非難するラティー。「二度と私の部屋に入らないで」というラティーに、カオホームは深く失望します。ラティーのしていることを考えると、とても気分の晴れないカオホーム。ランヤーに薬を持っていったカオホームに、ランヤーは「私を階段から突き落としたのは、ラティーだった」と話します。あまりの出来事に驚きを隠せないカオホーム。しかしどうして階段から突き落とされたかが思い出せないランヤー。思い出したことはしばらくラティーに伏せておくことにするつもりだと話すランヤーに、カオホームもラティーに対する疑惑の念が膨らんでいきます。

ランヤーに食事の支度が出来たと告げるカオホーム。ランヤーはぐっすり眠っていて、起きる気配がありません。ベッドサイドの引き出しに、家中の部屋の鍵が入っているとメイドから聞いて知っていたカオホームは、意を決して鍵束を取り出します。そっとラティーの部屋に入り、例のペンダントを探すカオホーム。ベッドの下からペンダントを見つけ、カオホームは「やっと見つけた」と笑顔を見せます。そこへなんと、テーチットが入ってきます。「なにをしてる?」と尋ねられ、とっさにペンダントを後ろ手に隠すカオホーム。「盗ったんじゃない。私のものなの」と必死に訴えるカオホーム。もみ合うふたりのもとへランヤーがやってきます。「どういうこと?」と声を荒げるランヤーに、テーチットは思い切って、ペンダントと一緒に隠されていたDNA鑑定結果を見せます。書類を読みながら、徐々に記憶を取り戻していったランヤーは、気を失ってしまいます。

DNAの鑑定結果、そしてペンダントがもともとはカオホームのものであったことを踏まえ、テーチット、ナーワー、カオホーム、そしてランヤーの4人は、今後のことについて話し合います。「あなたと初めて出会ったとき、なにか不思議な縁を感じたのよ」と話すランヤー。「あなたの本当の娘だとしたら、こんなにうれしいことはありません」と謙虚に話すカオホーム。しかしラティーのことを思うと、カオホームは気分が晴れません。「ラティーは危険だ。何をするか分からない」というナーワーに、ランヤーも「自分の欲しいもののためなら、あの子はなんだってする」とカオホームの身を案じます。「いづれにせよ、僕はラティーと結婚することになっている。ラティーをこの家から離そう」とテーチットは言いますが、カオホームはそれも少し寂しい気がするのでした。

やっぱりこの二人が親子だったんですね。

とうとうランヤーがラティーの嘘を知ってしまいました。ラティーのせいで、かつて愛した男を殺され、親友をも奪われ、自分の命までもが脅かされそうになったランヤー。どうかラティーには改心してもらいたかったものですが、もうランヤーにもそんな気はないでしょうね。すっかり外堀を固められた形のラティー。カオホームを守るため、あえてラティーを自分の家に入れることを提案したテーチット。辛い展開です。ですがラティーがお縄になれば、結婚も破談、ということで・・・カオホームとテーチットのハッピーエンディングは果たしてあるのでしょうか。カオホームを心から慈しみ、いつも頼りになるナーワーにも、どうか幸せな結末があればいいのですけど・・・21日でとうとう最終回です。誰もが笑顔のエンディング、とはいかなそうな気がするので・・・胸が痛いですね。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんですか!あの予告は! (yap)
2010-05-17 18:40:04
いやぁ~やめて~!
ラティー最後はそんなものまで持ち出すなんて…
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カオホーム (maron)
2010-05-18 00:35:18
最初はかわいくないというかあまり好みじゃなかったんですけど 最近かわいく見えます!
優しいテーチットもいぃけど無愛想なテーチットの方が好き
最後はカオホームをかばってナーワーが撃たれて死ぬ間際にナーワーがテーチットにカオホームを託しそうですね。
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コメントありがとうございます (hana(本人))
2010-05-18 04:18:14
>yapさん
自分の目的のためだったら、なんだってするラティー・・・
恐るべし。

>maronさん
最初、あのあまりにも淡々とした感じがちょっと・・・と思っていましたが、だんだん慣れたというか、あれもありか、というか。
ナーワーがやっぱり撃たれて・・・という展開なんでしょうかね。
テーチットが重傷を負って、カオホームの本心を知りナーワーが身を引く、というのが美しいかな~・・・。
ナーワー、最初はあれだったけど、どうか報われるエンディングになって欲しいです。
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