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「心を偽る愛の影」第8話

2010-05-09 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第8話
ランヤーはテーチットともカオホームのことについて話をします。「婚約のことは、カオホームからすべて聞いたわ」と、ランヤーは孤児院再建と引き換えの婚約について切り出します。「カオホームに勝ちたいだけじゃなくて、カオホームに対する愛情はあるの?」と尋ねられ、テーチットは戸惑いながらも、「カオホームを愛してします」と答えます。カオホームからの愛情が欲しいなら、まずは自分が愛情をみせるべきとランヤーに諭され、テーチットは花束を手にカオホームのもとを訪れます。テーチットを見て表情をこわばらせるカオホームに「連れ戻してきたんじゃない。ただ、今までのことを謝りたくて」と話すテーチット。「許してくれるか」とカオホームに心から謝罪するテーチットでしたが、二人の様子をラティーがこっそり見ていました。腹を立てたラティーでしたが、ちょうどマンゴンから金を要求する電話が入ります。

「金は用意できたか」というマンゴンに「お母さんからもらう機会がなかった」と言い訳するラティー。テーチットは結局カオホームに花を受け取ってもらうこともできず、会社に戻ってきていました。父から、仕事の進み具合を尋ねられ、テーチットは「やらなければならないのは分かっているけど、今はちょっと忙しくて」と答えます。カオホームよりも、ラティーと付き合うように促され、思わず「恋は人に決められてするものじゃない」と反抗してしまいます。「ラティーとの関係をいくら父さんが進めても無駄だ」というテーチット。その頃ラティーは、ランヤーの部屋に忍び込み、高級腕時計を持ち出します。マンゴンのいるマンションのエレベーターで偶然先日の麻薬売人と出会ったラティーは「私も薬が欲しいの」と持ちかけます。

とある決意を胸に、マンゴンの部屋へ向かうラティー。ランヤーの腕時計をお金のかわりに渡します。「もうひとつ、渡すものがあるの」と、売人から買った麻薬をマンゴンに手渡すラティー。薬で意識の朦朧としているマンゴンを、屋上へ誘います。「キレイね」と街明かりを眺めるラティーに近づくマンゴン。隙をみてラティーはマンゴンを屋上から突き落としてしまいます。自分との関係を示す証拠の入った携帯電話も処分し、ラティーは家に戻ります。ランヤーから「腕時計が見当たらないの。見てない?」と尋ねられたラティーは、ドキドキしながらも「知らない」と答えます。腕時計が見つからないことを不審に感じながらも、翌日フォンと一緒に出かけようとするランヤー。ちょうどテーチットもカオホームに会いにやってきます。

花屋の店員からも「すぐに諦めてはダメですよ」と励まされたテーチットは、今日もカオホームに許してもらうためやってきたのでした。「まだ怒ってるのか」と尋ねるテーチットに「怒ってなんかいない。あなたのことは好きじゃない」と話すカオホーム。その場を後にしようとしたカオホームの手を、思わずテーチットはとってしまいます。カオホームに対する気持ちの変化を、カオホームに伝えたいテーチットでしたが、どうしても言葉が出てきません。こっそり見ていたラティーは二人に割って入ります。テーチットが帰った後、ラティーはカオホームをスポーツクラブへ誘います。メイドに2人分の水着を用意させ、すぐさま出発します。泳げないカオホームはプールに入ることを怖がりますが、「私が教えてあげる」と強引に誘われます。

テーチットもあれでしたけど、カオホームもなかなか頑固です。

思い切ってカオホームに電話をかけようとしたテーチットですが「多分僕とは話したくないだろうな」と諦めてしまいます。一方ラティーと一緒にプールに入るカオホームでしたが、内心怖くてたまりません。深いところへ行こうとするラティーに「怖いからやめて」と言うのですが、ラティーは「大丈夫だから」と強引にプール中ほどまでカオホームを連れて行きます。怖がるカオホームの手を無理やり振り払うラティー。混乱したカオホームはそのまま溺れてしまいます。カオホームを見捨てて戻ろうとしたラティーでしたが、そこへラティーの忘れた運動靴を届けに来たランヤーが。溺れているカオホームに驚くランヤー。とっさにラティーはカオホームを助け出し、カオホームもなんとか無事だったのですが、ランヤーはラティーの行為に不信感を募らせます。

ラティーがカオホームを助けようともせずにいたことを咎めるランヤー。ランヤーの言葉に逆切れしたラティーは「お母さんは、私よりもカオホームのほうを気に入ってるんでしょう?」と怒鳴ります。「そんなつもりじゃ・・・」と弁解しようとするランヤーを振り切り、車に乗り込むラティー。ランヤーも自分で車を運転し後を追いますが、追跡の途中ランヤーは事故を起こしてしまいます。病院に運ばれたランヤーを心配するカオホームに、ラティーは「すべてあんたのせいよ!」と怒りをぶつけます。輸血が必要になるランヤーでしたが、実の娘であるはずのラティーとは血液型が合いません。カオホームは「私の血も調べてください」と申し出るのですが、その姿にラティーは本当のことがばれてしまうのではないかと気が気ではありません。

カオホームの血液はランヤーに輸血できることが分かり、さっそくカオホームは採血処置をうけます。ランヤーの手術も無事成功します。ランヤーの無事を確認したテーチットの父は、あいさつもそこそこにさっさと帰宅してしまいます。ランヤーのことよりも、ランヤーが出資してくれるプロジェクトの方が父にとっては重要なことだったと知りテーチットは深く失望。さらに採血を受けたカオホームを労わるナーワーに、カオホームが笑顔を見せているところを見てしまい、テーチットはいっそう傷ついてしまいます。意識を取り戻したランヤーに、「さっきはごめんなさい」としおらしく謝罪するラティー。カオホームが輸血に協力したことをフォンから聞いて、ランヤーは改めてカオホームに感謝を伝えようとします。

カオホームはランヤーに「今晩付き添わせて欲しい」と言い出します。カオホームにばかりいいところをとられてはたまらないラティーは、自分もランヤーに付き添うことに。翌日も朝からランヤーのもとへ向かおうとするフォン。コーヒーを飲みながらメイドと話をします。「カオホームさんが奥様の娘だったらよかったのに」というメイドの失言を咎めながらも「誰だって悪い子よりもいい子が自分の子であって欲しいもの」と、フォンは問題の多いラティーへの不信感を募らせます。朝刊にマンゴンが転落死したことが掲載されているのを見つけたフォンは、ラティーとカオホームに伝えます。驚きを隠せないカオホームに対し、たいして驚きもしないラティー。「麻薬に溺れて転落した人なんてかわいそうだとも思わない」と言い放つラティーに「どうして知っているの?」とフォンはさらに不審を感じます。

カオホームになかなか自分の気持ちが伝わらないテーチット。ナーワーの父に、もう一度孤児院再建計画を自分に任せて欲しいと言い出します。カオホームの愛情を得るためではなく、カオホームがそのことで幸せになってくれればいいと話すテーチットに、ナーワーの父はテーチットの決意を感じます。一方「試験が近いから今日は大学へ行く」と嘘をつくラティー。カオホームはランヤーのためにタンブンに行きたいとナーワーに話します。ナーワーが迎えに来るのを待っていたカオホームでしたが、ちょうどテーチットも病院にやってきます。タンブンに行くというのを聞き、「送るから、車に乗って」というテーチット。返事をためらうカオホームの前に、ナーワーもやってきます。なにも言わずナーワーの車に乗り込むカオホームに、テーチットは深く傷つくのでした。

輸血に協力したカオホームを気遣うふたり。

ランヤーと話をしたことで、カオホームへの気持ちを確認したテーチット。もう遅すぎる気もしますが・・・「ピンクのバラは愛情、白いバラは誠実」と花屋の店員に説明を受けていましたが、カオホームにはまだ愛情も誠実も受け入れてもらえないようです。それでも、今まではすぐに腹を立てたり、誤解を解こうともしなかったテーチットが、辛抱強くカオホームにアタックを繰り返しているのを見ていると、ちょっと胸が痛みますね。「今まではそうだったかもしれないけど、今はなにもかもが変わった」とテーチットが話していたように、かつてはカオホームに対する征服心しかなかったテーチットが、今ではカオホームに素直な愛情を示そうとしています。早く分かってあげて欲しいですね。そしてとうとう、ラティーはマンゴンを殺してしまいました。血液型の不一致など、疑わしい要素も次々と明らかに。さぁラティー、次はどうでる??

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