ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

無事に帰りつきました

2010-03-19 13:57:02 | 紀行

 

    無事に帰りつきました。上海、2泊3日と短い旅でしたが、旅慣れていないため、気苦労が多く疲れ果てましたが、まぁどうにかこうにか。色んなことを学びました。次回からは少しは余裕が生まれるかもしれません。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

<o:p></o:p> 

 しっかりとパスポートを抱きしめ、衣類がわんさか詰まった旅行バッグをゴロゴロと引き、空港バスに乗って、福岡空港国際線の旅行社カウンターに着いたのが指定の13時半ちょうど。外国に行くのもタイ出張以来だからもう13年以上も昔。すっかり忘れているのだが、妻には知った振り。HIS係り員からe-チケットを受け取って、航空会社カウンターで座席を取り、バッグを手荷物として預け身軽になって遅い昼食。出国手続きも難なく終わると、目の前に免税店が。搭乗まではまだ1時間もある。妻は長女から香水か化粧品を頼まれていたらしく、あれこれ探し回っていた。

<o:p></o:p> 

今度の旅行で頭を悩ませたのが衣服。上海の気候を調べると、ここ3日間の最高気温が、2度、7度、11度、そして明日からは13度、15度となっていた。冬だか春だか分からない天気なのだ。私は冬物をベースとして準備したが、妻はそうもいかないようで、春物と両方の用意をした。結果として日中は10度超の気温だったが、朝夕は冷え込んだので冬物が正解だった。

 

<o:p></o:p> 

中国国際航空のジャンボ737は、ほぼ満席の乗客を乗せて定刻通りに上海に到着した。そして入国審査。私達は珍しさもあって、のんびりと広い空港内を歩いたので、審査場は大勢が既に並んでいて通過するのに30分以上もかかった。次回は急ぐことにしよう。

<o:p></o:p> 

ゲート出口で現地案内人が待っていた。ウーさんという名の中国人女性。20歳前で既婚だと後で知った。ツアー客は全部で13人、私達を含めて熟年カップルが2組、女性親子が1組、男性1人と2組6人の女子学生。最年長は私だった。親しくなってからだが、ウーさんが私に「おとうさん」と云うのでなんだか照れくさかった。ウーさん、日本語学校で勉強したらしいが、とてもうまい。ところが日本語の先生は日本のツアー客で、学校の日本語は文語体なので役に立たないとも言っていた。

 

<o:p></o:p> 

小型バスに乗って上海の都心へ。上海はここ20年で大きく様変わりしたとのことだ。東側に新市街を建設するのと同時に、旧市街を取り壊して高層マンションを建築している。5月から始まる万博の準備と重なって、街中が工事中だ。地下鉄はある(?)ようだが、車が急に増えたこともあって、いたる所でラッシュが激しい。日本のように整然とした交通体系ではないようで、ある程度は厚かましく運転せねばならないようだ。クラクションがしゅっちゅう鳴り響いていた。

<o:p></o:p> 

バスの中で教わったのが、日本人目当ての売り子。「シェンエン、シェンエン!」と云って、時計や財布などを売り込む人たちだ。それに名所や繁華街での呼び込み。偽札やお釣り詐欺など溢れているという。バッグは必ず首にも回して前に下げること! 「プーヤム」だか「プーヤン」だったか、言葉も覚えた。「不要」という中国語だ。私も旅行中、何度か言う羽目になった。が一番いいのは無視だ。そうしつこくは付いて来なかった。

 

<o:p></o:p> 

 

空港から2時間弱、暗くなって上海東部の新区街に付いた。490メートルの森ビルが間近に見えた。上海では10時まではすべての高層ビルがライトアップするとかで、その見物客も多い。市挙げて観光誘致を図っている。私達も夕食の後は遊覧船に乗ってナイトクルージングを楽しむことにしている。オプションはその他に足つぼマッサージと雑技団鑑賞、一つずつだと全て3800円なのだが、3つだと1万円になるというので、急遽追加したのだった。

<o:p></o:p> 

<o:p></o:p>

遊覧船。バックは高層ビル群なのですが、写りがわるくて・・・。

 

食事については別の機会に紹介するとして、ナイトクルージング。上海の中央を流れている黄河の支流、黄甫江を遊覧船で巡るもので、両岸のライトアップされたビルが一大パノラマを呈していて、中国各地から訪れた観光客で船内はほぼ満員だった。いつもは環境汚染がひどくて、夏場は特に空気が汚れていて、景観を損なうこともあるようだが、この日はよく見えているとかで寒いのにもかかわらず客も多かったようだ。私達もバッグをしっかと前にぶら下げつつも、満員の人込みをかき分けながら船内を移動して観光を楽しんだ。それにしても冬物を着ていて良かった。結構寒かったのだ。ただ、写真がうまくとれないのが残念だった。私のデジカメ、夜景が不得手だ。

<o:p></o:p> 

1時間半のクルージングの後は足つぼマッサージ。評判だというので急きょ追加したオプションだ。女子大生4人と私達二人の計6人一緒だった。個室でマッサージするのかと思っていたら、男女混合で椅子に座ってマッサージを受けるのだった。靴下のみ脱げばよいのだそうで、なんだかがっかり。

<o:p></o:p> 

 

足つぼマッサージルーム。

 

薬湯が入った桶に足を漬け、薬が浸透するのを待って、マッサージが始まった。どんな人がマッサージするのかと興味深く待っていると、10代と思える若いイケメンが5人やってきた。私が見ても、本当にイケメンで日本人向けに、客が女性だと男性が担当するようだ。私には?と楽しみにしていると30代の女性がついた。再度、なんだかがっかり。もう少しヤングが良いなぁ、と思ったのだが。

<o:p></o:p> 

女性客にはイケメンも気合が入るようで、「痛い!」という黄色い嬌声に併せて、「気持がよいか?」「力加減はどうか」など、結構和気あいあいとした雰囲気だった。私はこの頃になると疲れて眠たくなったのと、マッサージが気持ちよくていつの間にかいびきかいて寝ていたようだ。終わり近くの肩もみのところまで眠っていた。70分のマッサージが終わって今日のスケジュールが終了。豫園のルネッサンスホテルに着いたのが11時少し前。時差が1時間あるので、実際は日付が変わる12時の強行軍でした。

 

<o:p></o:p> 

<o:p> </o:p>

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葛根湯 | トップ | ATM »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (miy)
2010-03-20 21:05:29
無事に御帰りなさいませ~~♪
miy達の上海旅行も欲張ってマッサージとコンビニ経由を追加したらホテルに帰ったら12時を軽く超えていました(^_^;)
で、miyの台湾報告は近々始める予定です(笑)
…近々って???って感じですけど…(>_
返信する
Unknown (玉茶丸)
2010-03-20 22:14:01
オカエリィ♪ε=ε=ε=(ノ≧∀)ノ
私もケンさんの上海旅行記を楽しみにしていたんです~~
気温は10度でしたか・・・
日本は今日25度(四国)でした
森ビル私も上がりました(´▽`*)
マッサージは安くてあまりに気持ち良いので毎日行きました(3回)あ~~私も行こうかな~~
流石ケンさんと奥様・・・下準備が完璧ですね~~
返信する
Unknown (Bonbon)
2010-03-21 02:43:13
無事に お帰りなさい~♪
足つぼマッサージ良いですねぇ(#^.^#)
ナイトクルージングまで\(◎o◎)/!
優雅です・・・
プーヤム! ぜひ覚えておきましょう♪
いつか役に立つかしら?
返信する
Unknown (うーたま)
2010-03-21 06:54:42
おはようございます。

お帰りなさいませ。。
ご無事なご様子何よりです。

昨夜はお疲れのところコメント賜り
心から御礼申し上げます。

中国…もう二十年以上前に
行って参りました。

目まぐるしく発展をとげて
その勢いに圧倒されそうですね。

こうして拝見させていただき
とても感激しております。

ありがとうございました。
返信する
Unknown (ゆうしゃケン)
2010-03-21 19:06:10
miyさん
 やはり足つぼマッサージすれば午前様に近いんですね。でも気持ちよかったですよ。私は痛いところが全然なくて、体調に自信が持てました。
 台湾報告、楽しみに待ってます。食べ物?が一番でしょうか?
返信する
Unknown (ゆうしゃケン)
2010-03-21 19:08:34
玉茶丸さん、
 森ビル、展望台に上がったんですか! それは驚き! 良かったですね。 私たちは高所恐怖症ということもあって上らなかったんですよ! マッサージも連日3回? 優雅な旅でしたね。もう一度行かなくてはね。
返信する
Unknown (ゆうしゃケン)
2010-03-21 19:11:55
Bonbonさん、
 たまさんおだててぜひともどうぞ。ちびちゃんの芸能界デビュー祝いでもいいですけど。上海は日毎に変わっている感じです。日本人からすれば、悠久の中国が好みだと思うんですけど、汚れた所には行きたくないし、ね。今度は北京です。始皇帝を見なくては。
返信する
Unknown (ゆうしゃケン)
2010-03-21 19:16:16
うーたまさん、
 やはり、行かれてましたか。独身時代のことですね。その頃は不便というか、文化の違いに戸惑ったことでしょうね。また訪問することをお勧めします。少なくとも都会では日本と同じような感覚で問題ないから。でも、中国は広い。いろんな中国を体験したいです。
返信する
Unknown (igaiga)
2010-03-23 10:16:30
30代の女性だって十分若いですよ。
マッサージなんですから贅沢は禁物(笑)
でも、そういうサービス(男性は女性がマッサージ、女性の場合は男性)もあるのですね。
細かいというかなんというか・・・(^^;)
返信する
Unknown (ゆうしゃケン)
2010-03-23 21:10:33
igaigaさん、
  そうです。30代だって、充分に若いんです。でも、ついつい欲張りだから。(笑) この際、アバンチュールを!とスケベ心が芽を出していたと思います(反省です)
返信する

コメントを投稿

紀行」カテゴリの最新記事