ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

北海道わいわいファミリー3日目

2016-08-25 09:47:17 | 紀行
 三日目、旭川はやはり雨だった。終日雨の予報だったので諦めていたのだが、やはり残念だ。アートホテル13Fのレストランから市街地を見渡すと遠くに川が見えた。水かさは多そうだ。道東では台風7号による雨でかなりの被害が出ているそうで、旭川も結構降っているようだ。私達はコンビニに立ち寄って傘を買い求め、旭山動物園に赴いた。
 
 
 旭川市街。

 旭山動物園西口には10時前に着いた。雨が降りしきっている中、広い駐車場はかなり埋まっていてなぜか焦る心境だ。昔、台風の中で東京ディズニーランドに行ったが、その時と同じ、負けちゃいられないと。孫達はカッパを羽織り、私たちは傘を差して。入り口のすぐ近くにペンギン館、そして猛獣類が集まっていた。動物自体は小倉でも「到津の森動物園」があって、珍しくはないが、それでもレッサーパンダの放し飼いに似た飼い方やウンピョウなどは感心した。それにベンガルトラは大きくて、威勢が良くて、ライオンよりも強そうだった。

 
 旭山動物園西口近く。
 
 シマフクロウ。ハリーポッターでも騎士の象徴とされている気高いフクロウ。眼光が鋭かった。 
 
 丹頂。やはり北海道を代表する鳥。華麗な求愛ショーを観たいものだ。

 この頃から雨脚が強くなって、道路が川のように水が流れ、側溝からは水が噴出するようになってきた。私の靴はもう水浸し、孫達もビショ濡れ。動物たちのショーも中止と放送されていたので、早めに出ることにした。向かったのは旭川ラーメン村。

 
 ちょうど昼時のラーメン村、大勢の人で賑わっていた。
 
 麺類を上手に食べるアンちゃん。堂に入ってます
 
 

 ラーメン食べてお腹も満足して、さぁ、札幌。およそ150キロの道のり、高速道を使って2時間程度、早めに着くので北海道大学やジャンプ場などの札幌の名所を見物するつもりだった。ところが、50キロほどのところで急に渋滞。のろのろとほとんど進まない。事故でもあったのあろうかと訝しんでいると高速道が災害で不通、滝川インターで一般道に降りるのだと長女から連絡が入った。ケータイで調べたのだろう。それからわずか500m先の滝川インターを降りるのに1時間以上も掛かった。

 
 
 右側の料金支払いレーンは身動きできないくらい遅々として動かない。
 
 この原因はどうもETCのようだ。北海道は高速文化が広まってないようで、ETCが無い車が圧倒的に多くて、インター出口で料金支払いに手間取っていたようなのだ。九州では考えられない。ETCの器械は高いが、すぐに元を取れるのに。
 高速道区間は次女(奏ママ)が運転していたのだが、このトラブルで疲れ果てた様子だったので、一般道に降りてコンビニで小休止した後は私が札幌まで運転することになった。運転して気づいたことだが、道が悪い。ピンポイントでの舗装手直し場所が多いのだ。寒暖の差が大きいので、舗装が痛むのかも知れないが、舗装修理区間はタイヤが少なからずはねるので注意が必要だ。それに一車線区間が多い。交通量が少ないのだろう。そんなことを考えながら走り、タクシーの運転手から教わった、「スピード違反」「後部座席シートベルト着用」がおぼろになっていた。これが最終日に問題として浮上する。

 
 
 
 

 さて、札幌には2時間以上遅れて6時に着いた。どこにも見学に行くことができずに、ホテルにチェックインした後、サッポロビール園に出かけた。札幌は小雨で土曜日のためでもあったか、大勢の人で溢れていた。私たちは旅行会社を通じて7時に予約していたのだが、総合案内カウンターではその記録が見つからないという。慌てたが、支配人らしき人の采配で何とか席を確保してもらって、無事にジンギスカンを楽しむことができた。もちろん、ビールは旨く、日頃はそんなに飲めない妻もジョッキを空に、お替わりするくらい飲んだ。
 札幌の星空、トマムの星空、旭川の星空、楽しみにしていたのだが、結局見ず仕舞い。明日は帰福だ。
 
 

 
コメント (12)
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