ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

もうすぐ春が (2)

2016-02-16 20:36:14 | 平々凡々
 冬が舞い戻った感じの福岡だ。ダウンコートの襟を立てて、いつもの通勤路を歩んでいると垣根越しに紅梅が咲いているのを見つけた。匂い音痴の私だが、ほのかに香りが漂っている感じがして、思わず頬が緩む。春はもう来ている!と。

 先記事で、体調が悪いと書いた。左半身が痺れて思うように動かなくなっていたのだ。このままのスピードで症状が進むと1年も持たずにベッド生活になると非常な危機感を持っていた。とりあえずリハビリをと考え、ウオーキングに精を出していた。同時に風邪を引いていて、そのために鼻づまりで寝られなかった。精神的にも身体的にも非常に苦しい毎日だった。

 
 立春を過ぎてすぐに雛飾りを出した。アンちゃんが目を見張って見ていた。ママと二代続いての雛飾り、バァバも嬉しそう。


 ところが、例年通り医療費をまとめて確定申告の準備をしていた妻が、私の薬(泌尿器)の明細を見ていて、副作用で鼻づまりが起きることを見つけた。睡眠不足で困っていた私、さっそくその薬を飲むのを止めた。すると、その翌日、足の痺れが少なくなったように感じた。そしてその翌日は更に痺れが低下した。これは!と宝物を見つけた感じだった。

 薬の副作用が原因だったのかもと、ほかの薬も副作用を調べてみると、ありました。視力低下と記載されている薬が。共に同じ病院で処方された泌尿器の薬だった。実はここ1か月で急激に視力が低下しており、老眼が進行しているとしか思わなかったのだ。そしてこの薬も止めて10日過ぎた今日、足はほとんど痺れが無くなって、ほぼ1年前の状態に戻った。

 薬害、話には聞いていたが、私に起きるとは! しかし、身体が自由に動くということは素晴らしい。青春が戻ってきた感じだ。最近、走ることを覚えたアンちゃんが嬉しそうに駆け回るのを見て、私もともに走りたい気分。満開の桜のもとで、白い靴を履いたアンちゃんとかけっこをしたいと思うようになった。今年も蝶を追っかけて山野を駆け巡れると思うと実に嬉しい。春が待ち遠しい。

 ただ心配事もある。現在、泌尿器の薬を飲んでない。寒いせいでもあろうが、頻尿が加速気味だ。医者と相談するつもりだが、どうなるだろうか。
コメント (12)
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