ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

教頭先生はお友達

2015-02-21 19:46:19 | アウトドア


またまた今日も孫の話。

先日、ピアノレッスンに来ていた奏汰君の同級女子が何かの話の時に、学年で一番悪いのは奏汰君とバァバに言っていた。彼女の談によれば、奏汰君は毎日、教頭先生に叱られているのだそうだ。この話は本当のようで、彼女の5年生の兄もそういうことを言っていた。となると学校中の子供たちが奏汰君を知っているのかもしれない。何でも一番ということは良いものだが、こんなことで一番とは!

どんなことで叱られているのか判らないが、要するに自由奔放、自分の気に入ったものは積極的なのだが、意に添わないものは守らないというか、無視するのだ。特に掃除などの共同作業をしていないのが気になる。遊んだ後は片付けよ、と指導はしているのだが。 それでも根っからの人懐こさは変わらなく、奏汰ママの談によれば登校時に陸橋の上から教頭先生を見かけると大きな声で、「教頭先生、おはようございま~す」と叫んでいるとのこと。叱られても叱られても挫けないというか、まるで気にしていないかのようだ。友達感覚なのだ。教頭先生も日課のように奏汰君をしつけているのかもしれない。有り難いことだ。


 開会挨拶と司会進行役の二人。手造りの発表会でした。 

その奏汰君、先日3学期の父兄参観があったので妻と二人で出かけた。テーマは「2年生になってできたこと」 自分の得意技を披露するというものだ。奏汰君は縄跳びと聞いていた。発表スケジュールを見ると、「九九」「漢字」「朗読」「鍵盤ハーモニカ」「劇」「縄跳び」などが書かれていた。子供たち自身で司会進行や出演者・作品紹介などを担当した手作りの催しで、小学校2年なのに、もうこれまでできるのだと感心した。

特にすごいと感じたのが朗読で「平家物語の冒頭部」や漢詩「春望」などを読み上げていた。意味が分からずとも語感が快かったのだろうと思った。



縄跳びを披露した5人と2重跳び30回にチャレンジした奏汰君

さて、縄跳びを得意技としたのは5人。全員男児だ。交差跳びや片足とび、2重跳びなどを披露したのだが、奏汰君はラスト前で2重跳び30回にチャレンジした。出始めはよかったのだが、やはり固くなっていたのか10回過ぎる頃に引っかかって、その続きもまたまた引っかかって・・・。 でもなんとか無事に30回、跳べました。跳ぶ姿勢が悪かったので、縄の長さが合っていなかったのとグリップのところが回転しづらかったのかもしれない。

最後はクラス全員で歌を歌った。子供たちの無事にやり終えたという感慨が伝わってきてよかったと思った。
そして夕方・・・。妻の携帯が鳴った。奏汰君の担任の先生からで、登校路で1年生の子らと一緒にブリキの看板に石を投げて遊んでいると苦情が入ったとのこと。親と連絡が取れなかったので第2の連絡先、妻に掛かってきたのだった。事態を聞いた妻、もちろん親ともども本人にも言い聞かせますと平身低頭で謝ることしきり。せっかく縄跳びを頑張ったのに。


発表会最後はクラス全員で合唱。熱意が伝わってきました。

奏汰パパ・ママも普段から言い聞かせているのだが、マイペースの奏汰君、なかなか思い通りにゆかない。ネアカで挨拶だけは文句なしが救いだ。そういえば、先生が「謝り方は文句のつけようもないほど良かった!」と言ったとのこと。怒られてばかりだから謝り方を学習したのかも。春になればもう3年生。小学校も中等生だ。規則・決まりを守れる人に育って欲しいものだ。

コメント (2)
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