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随分昔の歌だが、「貴方が噛んだ、小指がいたい~♪」という歌があった。伊東ゆかりさんが歌って随分ヒットしたと思うが、その時分は私にはまるっきり関係ない歌詞だった。そんなに小指を優しく噛まれることなんて、私の人生には絶対に有り得ないと思っていた。実際その通りで、それからおよそ半世紀が経っているのだけれど、未だに優しく噛まれたことはない。<o:p></o:p>
ところが、先週から私の左手の小指が痛くてたまらない。もちろん艶のある話ではない。石段で滑って転んだときに、突き指したのだ。
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義姉の引っ越し手伝いで、貴重品が入った段ボール箱を車に積み込もうと玄関先の石段を下りた時に、滑って足を踏み外してしまった。咄嗟に右手だけで段ボール箱を抱え、左手で手をつき、更に段ボール箱を落とさないようにお腹で受け止める姿勢を取ったのだ。要するに空を向いて腰から階段に滑り落ちたのだが、左手を付いたところが垣根で、左腕を擦りむいた上に突き指したのだった。
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みにくいと思いますが、小指の付け根のところが腫れてしまって。ゴルフは止めているので特に差し障りはないけど・・・。よく見ると、皺が多いに気付きました。
幸いにも私の怪我と引き換えに中身は無事で事なきを得たのだが、それから1週間たった今でも小指は腫れたままだし、腫れたところは硬くなっているし、揉むと痛い。骨は折れてなく筋を痛めただけと思っているのだが。
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それにしても、と思う。履き慣れない義姉宅のスリッパだったのが原因だとは思うが、どうも瞬発力というか、バランス保持というか、瞬時の対応力が低下しているようだ。
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今年も蝶採集のシーズンに入った。一人で山野を駆け巡る楽しみは何事にも代えがたいと思っているが、「無理は禁物だな」と思うようになってきた。体力過信は止めようと。
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