鱒淵ダム遊歩道で。この白い花に蝶たちが集まります。待ち構えている私の横をタヌキが睨みつけながら横切りました。
このところ、暇な時間があると捕虫網を片手に山に繰り出している。6月から7月が昆虫採集のシーズンなのだ。そして捕獲した蝶はその晩に展翅しているが、毎日採集しているものだから乾く間もなく、展翅板が足りなくなってきた。だから慌てて展翅板を6面、追加製作したりと雑用に追われている。展翅するのは夕食も終わってゆっくりと憩う時間帯なので、酔いもあって睡魔に襲われるが、そこは趣味の世界、眠気と闘いながらも至福の時を過ごしている。毎晩、展翅した蝶の触角が曲っていないか、胴が落ちていないかなどをチェックしたり、採集記録をつくったり、ラベルを書いたりと結構忙しい。あっという間に1,2時間が過ぎてしまう。
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先週の水曜日、雨上がりの日だった。鱒淵ダムを巡っていたのだが、その遊歩道で狸に出くわした。白い花(名前を知りません)が満開で、各種のアゲハ蝶やタテハ蝶の仲間が蜜を吸いに次から次へと飛んでくるので、それを待っていたのだが、なんと狸が面白そうに私を見ながらわずか2メートルくらいの距離で横切っていったのだ。面白い人間がいるとでも思ったのだろう。山歩きは時々ドキッとする。次の日は大きな蛇と遭遇した。蛇は大の苦手、足がすくみそうになるが、蛇が茂みの中に入って行ったので難を逃れた。
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<o:p> 英彦山。豊前坊にある高住神社。右はクヌギ林。7月になればオオムラサキが飛び廻ります。</o:p>
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土曜日は英彦山へ。自然豊かなとところで、昆虫の宝庫と言われていたのだが、最近は杉・檜の植林が進捗しており、飛影もめっきり少なくなっている感がした。私のアウトドアのお師匠さん、はまさんの伝では、オオムラサキはまだまだ居る(昨年に捕獲したらしい)というので、7月の初めに同行することになった。
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そのはまさんと日曜はキス釣り大会だった。はまさんが属している津屋崎ボート倶楽部の春の大会だ。私にとっては1年ぶりの大会だ。そのはまさん、10フィートから12フィートのボートに替え、船外機も5馬力から8馬力にアップしたと嬉しそう。船が大きいと釣りやすいし、波の心配も少なくて済む。それに馬力が強いとスピードも出るので、揺れに弱い私としても大助かりだ。
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大会はいつものように7時に一斉に浜から出航。参加者が30人弱。釣りが大好きな人ばかり。各ボートはそれぞれの思いを秘めて散開していった。私達は、新エンジンも快調で津屋崎沖のいつもの前の瀬でアジ釣りからスタートした。新艇の調子を打診するために先日も来たという浜さんは、ここでアジやヒラメ、カレイをGETしたといい、絶好のポイントの筈だった。ところが、釣りは1日違うともうアウト。この日は閑古鳥が鳴いていて、私達は20センチのアジを10匹ほどやっとの思いで釣っただけだった。(とは言うものの、これがラッキーだった?) 満潮の時間帯で、潮が動かなかったのだ。あまりに成果が無いので、アジをあきらめてキス釣りへ。浜近くの砂地にボートを移動して、キス釣りだ。キス釣りははまさんの独壇場。合わせが巧いのか、針が適正サイズだったのか、次から次へと釣り上げる。私も頑張ったのだが、到底はまさんの釣果には及ばない。ただ、この日は残念ながら大きなキスにはめぐり逢えなかった。
17回キス釣り大会表彰式。
1時に帰港。検量後、ボートの清掃。2時半から成績発表だった。私達はキスの部では5位以内にも入れなかったのだが、なんとアジを釣ったのは私達のボートだけ! ということでアジの大物賞をGETした。賞品はお米3キロ。取り合えず賞にありつけて良かった。
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連日、アウトドアが忙しい。もちろん仕事も忙しい。明日はまたもや宮崎へ出張になるかもしれない。体調もずっとすぐれないままに来ているが、何とか持ちこたえている。今日は今からフィットネス、天気も良いので、その後は鱒淵ダムに出かけようかな。
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