私もまもなく年金受給資格の63歳を迎える。23歳から勤めたので、40年間の勤労だ。この40年間の勤務についてはまた別の機会に振り返ることにするが、定年を間近に控えた現在の心境を。
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私の本来の業務は営業活動支援。お客様から引き合いがあった物件について、技術的に対応して営業に役立てる事だ。今までも数々の新規顧客を開発し、大物物件も受注してきた。我が国には重電4社と云う大手のメーカーがあるが、その会社と張り合って受注につなぐには、ユーザーニーズを的確に捉えてこまめな対応が必要だ。私の遊軍的な存在が営業活動に多大に貢献していることは間違いない。なんと言っても最終的にユーザーと結びつくのは個人的な感情なのだから。
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部の若手が札幌雪祭りに行ったお土産です。良かった!と喜んでました。
3月末に退職した後は、パートとして週に3日くらい出勤する予定だ。年金額は少ないので、家計の手助けになると思う。仕事は技術資料・ノウハウの作成と云うことになっている。若い世代に私の技術を継承させる事が目的なのだ。こう書くと格好はいいが、実際のところ資料化は私の判断だから、ノルマは少ない。出勤して、どうやって時間をつぶすのか、悩むかもしれない。そう考えれば、今の現状と大差はない。毎日のんびりと過ごしているのだから。(懸命にパートそして働いている多くのブロガーさんには申し訳ない気持ちなのです) といっても、今の環境に慣れるまでは、かなり悩んだり落ち込んだりもしたのです。メーカー人間にとってライン業務から離れることは、耐えられないことなので。
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最近の私の仕事(?)の一つが囲碁。社長との昼休み対局だ。本社出社と福岡営業部出社と忙しい社長ではあるが、囲碁対局を楽しみにしており、都合が良いときは昼休み前に私に電話が掛かる。私も嫌いな道ではないので、基本的に昼休みは空けている。勝敗は4子局では私の方が、3子局では社長の方が分が良い。私も楽しみなので、社長のスケジュールに合わせて出張や休みを決めている。
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こんな感じで、私の仕事も責任が薄くなり、楽にはなっているのだが、その分モチベーションが低下する。「やってやろう」という気概が低下している。営業支援業務も若手に譲るように示唆されてもいて、私が居ないことを前提に廻り始め出した。寂しいけれど、仕方がないのだろうか。
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内緒にしていたが、実は今年の秋から専門学校の非常勤講師になる話もある。 先日は2度の面接があり、履歴書なども提出した。俸給はわずかなので、暮らし向きに結びつくことではないのだが、ボケ防止には良いかもしれない。責任感ある仕事に従事しておく事が何よりも大切だと考えよう。 <o:p></o:p>