ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

携帯が鳴る

2006-04-25 21:10:22 | 屋内趣味
携帯が鳴る。開けるとHさんの名が。そうか、連休だ、と思う。Hさんは会社の仕事関連で知り合ってもう30年になる。出身は名古屋だが、20年も博多で営業マンとして腕を奮い、もう名古屋に帰ることはないだろうと意を決して博多に居を構えたとたん、大阪に転勤となった。仕方なく?単身赴任だ。もう5年以上も前のことだ。私と同年代で気も合った。彼の会社は、お客様へのサービスだろうか、毎年豪華な賞品が出るマージャン大会を開催し、Hさんはその担当であり、私は参加者の人選や組み合わせなどの庶務を手伝っているうちに付き合いを深め、個人的にも卓を囲むことが多かった。彼はじっくりがたの打ち手で、時々びっくりするような手で上がる。また、決して大敗をしない。勝負師タイプでもあった。
そのHさんからの電話である。私には内容が分かる。彼は毎月、奥さんがいる博多に戻るのだが、連休などの長期にわたる時は私と囲碁を打つのが楽しみで、いつの間にか恒例となっている。互いに無駄口を吐かないので知らなかったが、彼は囲碁が大好きで初段くらいの実力であった。そのことを知ったのが15年位前。それからは、彼が営業でわが社に来ると定時後に娯楽室で囲碁を打つことが慣例となった。最初は4子局であったと思うが今は2子局になっている。最近は実戦が少なく、長時間打つと疲れも出るが楽しい時である。対局は博多駅前の日本棋院だ。来ている人を見ると年寄りが多い。女性もいるが、殆ど70代以上だ。指導の先生も歳を召されており、囲碁人口も減ったな、と思う。私は大学のころに覚えて1年で初段に上がったが、その後はマージャン、ビリヤードなどに興味が移ったため、進歩が無く3段くらいで打っている。(日本棋院の2段の免状は頂いているが)まあ、適当なものだ。将棋もそうだが、近頃は向かい合っての対局は殆ど無い。数年前迄は親会社がグループ親睦の一環として、グループ囲碁大会を開催しており、会社代表としてチームを組んで出場していた。実戦は相手の動きで、ある程度は実力も分かり、盤外での対局も楽しかったものだ。
連休での再会、対局を楽しみに仕事に励む。連休は9日間だが、なんやかにやで空いているのは3日間しかない。たけのこのAさんもびわの袋かけに来いと云っているし、体が休む間もないほど嬉しい事になっている?

コメント
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