今年の冬に海を渡って里帰りした時計が、やっと返ってきました。
ブリーフにあるＯ/Ｈ開始日と終了日から想像するに、
どうやら、行きは飛行機、帰りは船旅だったみたいです。
長い時間が掛かりましたが、小窓に2008年の“08”がちゃんと表示できるようになりました。
(実際には、遠視のせいで肉眼で見ることは出来ないんですけどね)
それにしても、欧州メーカーの姿勢はまめやかですね。
上の画像の置時計も、腕時計と同じ Ｊ Ｌ社の製造になる物です。
祖父の形見で、45年ほど前に製造されたＡＴＭＯＳという製品ですが、
実はコイツも数年前に、海を渡って里帰りしてＯ/Ｈを済ませ
見事に、新品同様に蘇ったのでした。
「もう、とっくに製造終了しているので、スペアパーツはありません。
修理するより新品に代えた方が、ずっとお得ですよ！」が
常套句の某国のメーカーとは大違いなのであります。
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うちにも、同じタイプの回るウエイトがある「ATOMS」というのが有って、壊れて不動になっています。
西武デパートの時計売り場に外商経由で直しに出したんだけど、10万円くらいかかるようです。
そちらはどんな風に出しました？和光？
コストはそんなもんだったと思います。
扱いをぞんざいにしてたからの、もう調子が悪くなっちゃったけど。
気温の変化で、後ろにしょっている金属タンクの空気量が変化して、それによって駆動しているらしい。
どうなると調子が悪くなるのかわからんです。
直しに出すか思案してます。
というわけで、とても繊細なメカクニクスを持ってますので、
ぜひ、O/Hして楽しんで下さい。
ただし、移動するの時にはウエイトをしっかりロックすることを忘れずに！
あと、設置場所も水平が出てないとダメです。