昨日の“Update”のエントリーは前振りだったりします。
K20dにマニュアルフォーカスの古いレンズを付けていて困るのは、
なかなか、ジャスピンが出ないところでした。
(まぁ、これはAFでも同じことで、昔の一眼レフのMFに比べると、
ピンの甘い写真が多い気がしてました。。)
いくらファインダを真剣に見たところで、モニタで見るとガッカリというパターンが
あまりに多いのでした。
昔、PENTAX SP(当然、マニュアルフォーカス)を使っていた頃は
全くもって簡単だったはずのピント合わせ・・・・難しくなったのは老眼のせいか?
納得することができず、いろいろWEBを調べてみたら、
結論は、意外や単純な事でした。
現代のデジ一のファインダーは、そもそもピント合わせ機能を失っていたのでした。
思い返してみれば、昔の一眼のファインダーは、
ピンが出た瞬間に、“カチッ”と結像したものでした。
そうそう、それそれ・・・「マイクロプリズム」と「スプリットプリズム」
これさえあれば、老眼であっても、結像したらジャスピンであることが分かるはずなのであります。
というわけで、UPSで今朝届いたのがコチラ。
米国はKatz Eyeopticsのフォーカシングスクリーンです。
http://www.katzeyeoptics.com/
マサチューセッツ州から3つの州を経由して、やって来るんですね。
サイトで自分の荷物が旅している様子を追いかけるも楽しいものです。
オーダー後、ちょうど一週間で手元に届きました。
中国製なら3千円からあるらしいですが、昔、一眼レフをお使いだった方なら
お分かりと思いますが、
暗いレンズだと、スプリットプリズムが真っ暗なっちゃうんですよね、ダメなスクリーンだと。
本来、交換作業そのものは簡単で、ものの数分で終了するはずですが、、
σ(^^)は老眼鏡では足りず、ついには拡大鏡まで駆使して、やっとのことで交換装着できました。
外した純正品
明るいには明るいけど、機能はなし。
まん中が「スプリットプリズム」
その周囲のボコボコしたところが「マイクロプリズム」
特にマイクロプリズムが結像する瞬間が気持ち良いんです。
因みに、現代のデジ一には、そのどちらも装備されていません。
結果、こいつは凄い!! 本当に凄い!!
ピントが合った瞬間にパキッ!と結像。
フォーカスに要する時間は、超短縮、しかも、正確無比。
兎にも角にも、写真の出来はどうあれ(笑)、
撮る事じたいが楽しいことこの上なし。
機械が進歩して、自動化、簡便化することは結構なことだけど、
知らないうちに、この世の中から消えていった楽しみも大きいのでしょうね。
今、まさに車のクラッチが風前の灯でありますなぁ。
将来、3ペダルMTに乗るために、たとえ、エキストラコストが必要になったのとしても、
σ(^^)はMTに乗り続けます、、きっと。
だって、運転する楽しみが減っちゃうなんて勿体ないですもん。
ta_Z8さんも、やっぱりそうでしたか。
出来上がりに、どれほど影響するかは分りませんが、
とても気持ち良くなりました。
↓からオーダー可能です。
オプションのoptibright加工は頼んだ方が良いと思います。
オプション代だけで、ヤフオクの中国製が買えちゃいますけど。(^^)
http://www.katzeyeoptics.com/cat--Olympus-DSLRs--cat_olympus.html
父の唯一の趣味がカメラでした。
よくフィルムの入っていないカメラでフォーカスして遊んでいました。
あらゆる事が楽になっていくなかで
あえて面倒な事にお金を払う時代が来るんでしょうね。
だって昔はせっかく食べたものを消化するためにお金払って運動するなんてありえなかったですよ。
昔の単焦点標準レンズは、安物でもf1.8位の明るさがありましたけど、
今のズームはf3.0位でしょ?
開放測光でも元々からして、かなり暗いんですよね。
バリ島のホテルの従業員が笑ってましたっけ。
せっかく、リゾートに来ているのに、マシントレーニングしてるヤツがいるんだもんね。
そういえば、かさじはdowndateのカタマりだね。
旧ミニにゾッコンかと思えば、こんどはノルド系ロメオのスパイダーだもんね。
いやいや、趣味の世界とはいえ、可笑しな事やってますなぁ、お互いに。(^^)v
EOS5Dに85MM F1.2でもピント来ません。
やっぱり二重像合致式のライカのほうが確率高いです(笑
Katzの対応は早いようですので、もうちょっとでしょう。
AFには無用かと思ってましたが、AFが正確に仕事をしたかの確認にも便利みたいですよ。
他機種ようのスクリーンを加工してインストしている方が多いと伺いましたが。。?
やっぱり、スプリットや二重像合致の方が便利で
イイですよネ!
ただメイン機はメーカから出ているので、それにしてみます。
暗い所での使用を、お考えなら、
オプションのoptibright加工は必須ですのでお忘れなきくぅ~!