1960年代にはテスコやグヤトーンなどの日本製ギターはヨーロッパやアメリカに多数輸出されていました。ジェフ・ベックがグヤトーンだったり、エディー・ヴァン・ヘイレンはテスコだったり、有名ミュージシャンが最初にこれら日本製のギターを手にしたという例は少なくないと思われます。
テスコにはTEISCO Del Rayという輸出用のブランドがありましたが、シルヴァートーンブランドからもアンプ内蔵のTRG-1やKシリーズ、WGシリーズなど、いくつかのモデルを出していました。当然、廉価版のエントリーモデルという位置づけです。シルヴァートーンブランドというくくりで、ダンエレクトロとテスコはつながっているわけですが、ダンエレクトロがMCAに買収されてから立ち上げたコーラルブランドにおいて、さらに深い関係になっていくのです。
コーラルブランドはヴィンセント・ベルのシグネイチャーデザインモデルとしてエレクトリック・シタールやホーネットなど出していましたが、ロングホーン、ファイアフライ、フィドルベース、ティアドロップ、コンボといったモデルのボディはテスコを買収したカワイから供給されたものでした。いわゆるアウトソーシングです。で、これらコーラルブランドに提供したものと同じボディを使って、テスコやカワイ名義でもギターがつくられました。ネックとピックアップが違うので、ボディは同じでもサウンドの傾向はそれなりに違っているかと思いますが、テスコとダンエレクトロにはこうしたつながりもあるわけです。
対照表のようなものをつくってみると、次のようになります。
Coral Longhorn → Teisco Phantom 22
Coral Fiddle Bass → Kawai Violin Bass
Coral Teardrop → Kawai Teardrop
Coral Vinnie Bell Combo → Teisco Michelle
テスコにはTEISCO Del Rayという輸出用のブランドがありましたが、シルヴァートーンブランドからもアンプ内蔵のTRG-1やKシリーズ、WGシリーズなど、いくつかのモデルを出していました。当然、廉価版のエントリーモデルという位置づけです。シルヴァートーンブランドというくくりで、ダンエレクトロとテスコはつながっているわけですが、ダンエレクトロがMCAに買収されてから立ち上げたコーラルブランドにおいて、さらに深い関係になっていくのです。
コーラルブランドはヴィンセント・ベルのシグネイチャーデザインモデルとしてエレクトリック・シタールやホーネットなど出していましたが、ロングホーン、ファイアフライ、フィドルベース、ティアドロップ、コンボといったモデルのボディはテスコを買収したカワイから供給されたものでした。いわゆるアウトソーシングです。で、これらコーラルブランドに提供したものと同じボディを使って、テスコやカワイ名義でもギターがつくられました。ネックとピックアップが違うので、ボディは同じでもサウンドの傾向はそれなりに違っているかと思いますが、テスコとダンエレクトロにはこうしたつながりもあるわけです。
対照表のようなものをつくってみると、次のようになります。
Coral Longhorn → Teisco Phantom 22
Coral Fiddle Bass → Kawai Violin Bass
Coral Teardrop → Kawai Teardrop
Coral Vinnie Bell Combo → Teisco Michelle
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