BEATLESと私

2009-09-15 18:45:45 | Music Life
ここ数日はビートルズのリマスターをずっと聴いていました。

ビートルズの音楽はいろいろなところで使われてきたので、最初に聴いたのはいつのことだったかは定かではありませんが、小学生の頃、フジテレビの子供番組「ママと遊ぼうピンポンパン」や「ひらけポンキッキ」、NHKの「みんなのうた」などで聴いたのが最初ではないかと思います。「オブラディ・オブラダ」や「オール・トゥゲザー・ナウ」に日本語の歌詞がつけられたものは覚えています。

自分で意識してビートルズを聴いたのは1980年、中学1年生のときです。この年はポール・マッカートニーが来日したものの大麻所持で逮捕されたなんてことから始まり、ジョン・レノンが撃たれて終わった悲劇的な年でしたが、私がビートルズを聴くようになったのは、FMラジオでのジョン・レノン追悼番組からでした。

しばらくしてFM東京で毎週土曜日の夕方に「あなたとビートルズ」という番組が始まって、それを毎回テープに録音するようになりました。同じ頃、集英社のコバルト文庫から「ビートルズ・グラフィティ」という本が出て、その巻末に楽曲解説やディスコグラフィ(ビートルズ解散後のソロまでカバーされていた)があったんですが、聴いた曲にアンダーラインを引くみたいなことをやっていました。

最初に買ったビートルズのレコードは「リボルバー」でした。中学2年のときで、なぜ最初に「リボルバー」だったかというと、1枚のアルバムとしては知らない曲が一番多かったからでした。次に買ったのは「ホワイト・アルバム」でした。

レコードで買ったのは「ラバー・ソウル」から「アビー・ロード」まで。その他のアルバムは友人が持っていたのをテープに録って聴いていました。

中学時代はほぼ毎日ビートルズばかり聴いていた時期があり、今回、リマスターをずっと聴き続けてきて、中学生だった頃がよみがえってきたりしました。

高校、大学とさすがにビートルズを聴くことはあまりなかったのですが、12年ほど前にふと思い立ってCDを全部そろえました。実は「アイル・ゲット・ユー」というシングルのB面曲だけ聴いていなかったので、それを初めて聴いたときはこれで公式音源を全部聴いたという感慨がありました。

それからは好きな曲を90分テープに録音して時々聴いていたくらいで、いつしかカセットテープを聴くこともなくなり、現在に至るというところで、今回のリマスターの登場となったわけです。ステレオとモノを両方手に入れました。

今回のリマスターでは「リボルバー」や「サージェント・ペパーズ」、「ホワイト・アルバム」といった後期のモノ・バージョンを初めて聴くことになり、それらのサウンドは、リマスターされて音が良くなった以上に衝撃的でした。かれこれ30年近くビートルズを聴いてきて、まだ驚くことがあったというのは嬉しいです。

「だのじゃん」的にはビートルズとダンエレクトロとの関わりについて書きたいところですが、ジョージとジョンがエレクトリック・シタールを所有していたということくらいで、関係性が薄いのが残念です。解散後はジョージがシルヴァートーンの1448を抱えた写真があるくらいですし。ジョン・レノンがコンヴァーチブルを気に入っていたという噂はあるのですが、裏が取れていません。
コメント (2)
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