勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

鬼灯

2008-07-10 00:41:17 | Weblog
 浅草のほおずき市は、入谷の朝顔市に続く、夏を告げる浅草界隈の風物詩の一つだが、今年はサミットにより朝顔市は18・19・20日に延期になり、それに先立ってほおずき市が開かれている。

 この日にお参りすれば、四万六千日分のご利益があるといわれるが、この数年、毎年お参りしている僕は、ご利益が溢れそうになっている。

 酸漿(ほおずき)は、鬼灯とも書き、中国語で小さな赤い提灯を意味するとか。英名ではChinese lantern plantと言うらしい。

 鉢植えのほおずきと風鈴は切っても切れない縁。初夏の風に揺れる風鈴の音色が、浅草に夏を告げている。

眠れる森の・・・

2008-07-08 22:19:47 | Weblog
 呪いをかけられて、糸車の針が手に刺さって倒れた王女は、深い森の中の城に眠るが、夢の中で王子と出会う。百年後、夢に現れた王子が城を訪れると、王女は百年の眠りから目を覚まし、二人は結ばれる。(Sleeping Beauty)


 歳とともに眠りが浅くなり、夜明け間近になると眠りから覚めるおじいがいる。いつも寝不足状態で、欠伸が絶えない。人は歳を重ねることにより各機能は衰えてくる。眠るという機能もあり、それが衰えることにより、眠りから覚めるのが早くなるそうだ。

 容量の少ない我が頭脳はすぐに飽和状態になり、混乱を起こす。すると眠りも更に浅くなり、寝不足に陥る。そんな頭を空っぽにしてみた。空になった頭は、働こうとしない。労働拒否である。したがってよく眠れる。何時間寝ても眠い。我が容量不足の頭脳はすぐに働きが悪くなるため、時には充電期間が必要のようだ。眠れる森のおじいは、どこからかBeautyが現れれば、頭も働きだして、すぐに眠りから覚めるのに・・・

有楽町で逢いましょう♪

2008-07-05 22:20:16 | Weblog

あなたを待てば 雨が降る
濡れて来ぬかと 気にかかる
あ~ぁ ビルのほとりの ティールーム
 囁くような低音の甘い歌声は、遠い昔の郷愁か、若さへの回帰か、それとも少年だったあの頃の追憶か。再びあの甘い歌声が有楽町の街角に流れていた。

 当時、有楽町駅前にオープンした、そごうデパートのキャンペーンソングとして作られ、フランク永井さんが歌って大ヒットした「有楽町で逢いましょう」の発売から50年が過ぎたという。
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 それを記念して、有楽町マリオンのカラクリ時計前の植え込みに歌碑が建立され、4日には除幕式も行われた。(マウスオンでどうぞ)

 そして今日も様々なイベントが開かれ、フランクさんの出身地でもある宮城県からは、ササニシキ特別純米酒「有楽町で逢いましょう」という銘柄のお酒と一緒に、フランクさんの2曲(モノラルとステレオ)をはじめ、五木ひろしさん、森進一さん、大月みやこさん、佐良直美さん、天童よしみさんなど、一流の演歌歌手と、バイオリンなどの演奏家による16組の「有楽町で逢いましょう」のCDが販売されていた。

 マリオンの裏手では、丸の内合唱団による「有楽町で逢いましょう」の歌声が響き、その一角は東北地方の物産展で賑わっていた。


かなしい宵は 悲しいよに
燃えるやさしい 街あかり
あ~ぁ 命をかけた恋の花

 発売から半世紀、猛暑日の夜に聴くフランクさんの甘い歌声は、泣きたくなるほど切ない。

咲いておくれよ いつまでも
いついつまでも
あなたとわたしの 合言葉
有楽町で逢いましょう




さて、お酒は誰と飲もうか・・・♪


太陽の匂い

2008-07-04 23:53:34 | Weblog
 東京は、明け方の強い雨に打って変わって、夏の太陽が顔を出し、今年初めての真夏日になった。梅雨明けも近いと天気予報が伝えている。
 梅雨の間は控えていた布団を干し、シーツも夏用に代えた。南側のベランダと寝室の窓にはすだれを下げた。開け放たれた窓からは心地よい涼風が通り抜ける。待ちに待った大好きな夏がやってきた。
 真夏の陽光を浴びた布団は太陽の匂い。生きている幸せを感じる瞬間でもある。今宵は太陽の香りに包まれていい夢を見よう♪

Good-night 
 

脳細胞

2008-07-03 00:26:40 | Weblog
 未明に目が覚めた。そんなときには必ずトイレに行く。行きたくても行きたくなくてもトイレに行くのが常だ。喉も渇いた。ポカリスエットを飲むのが先か、トイレが先か迷いながら、冷蔵庫に向かった。冷たいポカリスエットが喉に心地いい。さぁ、トイレですっきりして、もう一眠り。そう思ってトイレのドアを開けようとして、愕然とする。水の流れる音がするではないか。トイレで用を足してから冷蔵庫に行ったのだ。

 人の脳細胞は、成熟後は一日に10万~20万個づつ壊れていくらしい。僕の脳細胞は残り少なくなっているのだろうか。

 人の脳細胞は、大脳だけで500億個、脳全体では1兆個ともいわれるらしい。15歳から減り続け、115歳まで生きたと仮定しても、100年間で失われる脳細胞は、1年365日×1日20万個×100年=73億個。それは脳細胞全体からすれば、ほんの僅かにすぎない。(Masatoshi NAKANO さんのHPから引用)

 だからといって、トイレに行ったのを忘れていいわけはない。NAKANO さんのHPによるとボケ防止には、次のようなことが効果があるという。


手足を使う


趣味をもつ


友達と会話をする


孫など、子どもと遊ぶ


夢を持ち前向きに行動する


その日のできごとを日記として書き留めること


四季の移り変わりなど、いろんなことに感動する

 ということは、毎日のようにブログの更新をすることは、ボケ防止にもつながるかもしれない。僕のボケには効果がなさそうだが・・・♪

 ちなみに女性の台所仕事は、庖丁を使い、野菜類を細かく切ったり、皮をむいたりする作業が脳を刺激し、ボケ防止に効果的だという。また、針仕事、編物も指先を使うのでいいそうだ。そういえば著名なピアニストは皆高齢になっても活躍している。男性も歳を取ったら台所仕事をするといいでしょう、とNAKANOさんは言っている。ハッタリ料理学園はどうだろうか?

下町のシンボル

2008-07-02 00:57:00 | Weblog
 いよいよ7月夏本番。梅雨の晴れ間から覗く太陽が夏を告げている。梅雨の雨に濡れて咲き誇っていた紫陽花も心なしか寂しそう。代わって夏空に向かって元気に伸びる初夏の花がある。
 別名梅雨葵とも呼ばれるタチアオイ(立葵)は、梅雨に入る頃から咲き始めるが、この花には青空と太陽がよく似合う。

 東京下町墨田区の押上・業平地区に建設される新タワーの名称が先月「東京スカイツリー」と決まった。今月14日には着工が始まるそうだが、11年12月に完成し、12年春には開業予定だという。(画像は昨年10月に、新タワーと同じ高さを光で現したものです。)

 空高く聳える立葵を見ていたら、高さ610メートルの東京スカイツリーの完成が待ち遠しくなった。

 日本のシンボル・富士山にも登ったことがなく、東京のシンボル・東京タワーにも上ったことがない僕だが、下町に住む者としては、下町のシンボルには是非とも上ってみたい。4年後の開業まで元気でいられるだろうか。

お山開き

2008-07-01 00:25:52 | Weblog
7月1日は富士山のお山開きである。それに先立って富士山に登ってきた。
 雨上がりの岩は滑って危ない。生まれてはじめて登る富士山頂までの道のりは約5分、途中に何合目という道標もある。
 台東区下谷の小野照崎神社の境内には、下谷富士と呼ばれる、富士山から運んだ岩で造られた富士塚があり、お山開きが開かれた。
 境内には茅草で作られた大きな茅の輪(ちのわ)が置かれ、これをくぐり抜けることで、半年間の罪・穢(けが)れが祓われるといわれる。
 それぞれのお母さんの前で仲良く手をつないでポーズをとる二人は、お友達同士らしい。撮影後、二人は顔を見合わせて言った。「ぼくたちきょうだいだよね」「うん」。それを聞いたお母さん同士。笑いながら、「それは気が付かなかったわぁ~♪」 それって意味深~!!!???