勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

灯籠流し

2008-07-17 23:59:13 | Weblog
 ビルの谷間から顔を出した満月が水面に影を落とす頃、読経が流れる不忍池の中央にはかがり火が焚かれ、灯篭のあかりが揺れ始める。

 心地よい夜風が頬を撫で、水面を滑るように浮かぶ灯籠は、各地にもたらした猛暑も忘れさせてくれた。

 風に流された灯籠の灯が身を寄せ合い、上野の不忍池の夏の夜は静かに更けていった。


盆の休みに 帰れなかった
俺の杜撰さ 嘆いているか
あなたに あなたに 謝りたくて



ただ あなたに謝りたくて

(すぎもとまさとさんー吾亦紅より)