勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

言い訳

2005-07-28 19:32:14 | Weblog
 27日午前 3:00ごろ、大阪のローソンで、男が店員に包丁を突きつけ、缶ビール1本を奪って逃げた。
この男(58)ブザーを鳴らされたので逃げられないと思い、自ら110番通報して逮捕され、言った言い訳 「レジで千円札と包丁を間違えて出したらブザーを鳴らされた」
なんと間抜けな言い訳だろう。この男 250万円の借金があり、店の金を奪う目的だったと認めているという。何か哀れさを感じてしまう。

 しかし、この男の言い訳、笑っていられるだろうか?

 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事の談合事件で逮捕された公団副総裁・内田 某(なにがし)、彼がテレビの前で言っていた「知らぬ存ぜぬ」も、事件が明るみに出るにしたがって空虚に聞こえる。果たしてあのコメントをどのように言い訳するのだろうか。

 一方、不正献金事件で再び焦点となっている自民党・山崎拓氏、「起訴相当とされるいわれは全くない」と言っている。
また、1億円の闇献金事件で証人として法廷に立つ、橋本龍太郎・元首相、村岡兼造・元官房長官、青木幹雄・参議院議員会長、彼らの証人尋問での発言が注目されるところだが、「記憶にございません」で逃げ切れるのだろうか?

 彼らの言い訳と、コンビに強盗の言い訳と、どれ程の差があるというのか? だが、彼らには少しの哀れさも感じられない。
2005.07.28