勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

出会いと別れ

2005-07-20 18:05:57 | Weblog
 高齢者ホームでの出張レッスンで悲報を聞く。
メンバーの中の最高齢と思われた方が、一週間前のレッスンの最中の時間に旅立たれたそうだ。
3ヶ月ほど前から、体調が悪いといって休んでいた。時々お見かけはしていたが、具合が悪そうではあった。
レッスンを始めてからダンス用の洋服を買い、新しいシューズも揃え、張り切っていたのだが・・・。

 このホームの入居者の方達は、経済的にも恵まれ、教養の高い方も多く、また皆さんここを終(つい)の棲家として暮らしている。
旅立たれた方も洒落た方で、いつもきれいな日本語を使っていた。亡くなられる前日まで自室で過ごし、入院のあくる日の旅立ちだったという。
          
 クリスチャンネームを持つ彼女は、自分の死期を察していたらしく、こんなに美しく、知的なコメントを遺して旅立たれたのだ。
2005.07.20