小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

飯島愛

2009-02-02 12:26:24 | Weblog
You-Tubeでクイズ・ミリオネアで、みのもんたが司会をつとめ、飯島愛が出た時があった。今は消されて無くなっている。飯島愛は加賀まりこを味方として連れてきた。
そしてこんな会話がなされた。
みのもんた「愛ちゃんは美容整形を楽しんでやってるって聞いたけど本当なの?」
飯島愛  「みのさんは私のこと、嫌ってるの?私はそんなこと言われても動揺しないよ」
みのもんた「(笑って)嫌ってません」
飯島愛  「普通、女優さんに、整形してる、なんて聞く?」
みのもんた「(加賀まりこに向かい)ねえ。加賀さん。愛ちゃんは美容整形たのしんでやってるって聞いたけど本当なの?」
加賀まりこ「(笑いながら)だったら、もっときれいになってるでしょ」
みのもんた「(得意げに)そーら。やられた」
飯島愛  「(まよって)どっちが味方だか、わかんない」
この会話を解説しておこう。一言でいって、みのもんたが、いわば裸の王様なのである。彼は何もわかっていないのである。みのもんたは、その外見から飯島愛をスレッカラされた軽卒女と見ているから、何を言っても傷つきゃしない感性だと思っているから、テレビで、公然と、飯島愛の美容整形のことを口にしたのである。確かに、飯島愛は、外見は菊池桃子のような清純派ではなく、スレッカラされた軽卒女とも見える。しかし、彼女もデリカシーもプライドもある、一人の女なのである。ましてや彼女は女優で女優としてのプライドも持っている。つまり完全に、みのもんた、の認識がずれていて、彼は外見で飯島愛をアバズレ女と見て、本人も何を言われても傷つきゃしない性格だろうと思っているから、平気でこういう発言をしてしまうのである。しかし飯島愛は、外見は清純派ではないが、女としての傷つきやすいデリケートさも持っていたのである。加賀まりこが、「だったらもっときれいになってるでしょ」と言ったのは、飯島愛をからかうためではなく、鈍感なみのもんた、に対して嘲笑を込めて、また観客を笑わせるために言っているのである。みのもんた、はそれでもわかわず、加賀まりこの発言を、飯島愛をからかう発言だととらえて、得意げに、「そーら。やられた」などと言っている。結局、彼のような荒削りの単細胞には、さいごまで何もわからないのである。だが見てた人でも、わからなかった人は多いだろう。バカの魅力は、かわいらしさ、がある事であるが、みのもんた、のような救いようのないバカには可愛らしさが無い。
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