’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

今日あった、こんなこと

2006-09-17 | 玲寧ちゃん日記
常日頃、自転車に乗っている子供を見るたびに「れいちゃんも乗りたいなー」とか、駐輪場にある他所のキティちゃん自転車(ピンク)を見るたびに「れいちゃんも欲しいなー」とつぶやく玲寧ちゃん。

トイザらスに行くと「ででんしゃ(自転車)のるー」と言ってディスプレイしてある自転車を全て乗り倒す玲寧ちゃん。

そのたびに「また今度ね」とか「もう少し大きくなったらね」と言って買ってくれないパパ。
そのたびに聞き分け良く「うん」とうなずく玲寧ちゃん。


(今日は買ってもらえる予感があったのかな?)


ケイヨーD2(ホームセンター)でママがお買い物してる間、自転車を見に行った玲寧ちゃんとパパ。

自分で乗れるようだったら買ってあげてもいいかな?と思っていたパパだけど、そんな思惑とは関係なく、真っ先に15インチのアンパンマンの自転車に跳びつく玲寧ちゃん。

・・が、大きすぎて(15インチ)跨ぐことができない。

「れいちゃん、自分で乗れないと買って上げられないよ。こっちにしてみたら?」と12インチのミニーマウス(ピンク)の自転車を勧めてみる。

れいちゃん、ちょっと渋る。でも、自分で乗れたのが嬉しいらしくニコニコ嬉しそう。

乗れない自転車買ってもしょうがないので「自転車乗れたら買ってあげるから、れいちゃん、ここまで自転車漕いでみてー」と言ってみるが、玲寧ちゃんニコニコしながらペダルを逆回しにして遊んでいる。

「れいちゃん、自転車はペダルをグルグル回して遊ぶものじゃなくて、ペダルをこうやって漕いで前に進む乗り物なんだよ。」・・と教えても、車体が揺れるくらい(ごく僅か)しか前に進まないので、やっぱりペダルを逆回しにして遊んでしまう玲寧ちゃん。

(まだ早いかな?)

「ママも帰ってきたことだし、れいちゃん今日は帰ろう。自転車はまた今度ね。」と言って連れて帰ろうとしたところ、今日は違った。

今日こそは買ってもらえると思っていたらしく、自転車売り場から離れようとしない。しょうがないので、ムリクリ抱えて帰ろうとするパパ。すると、まるで逃れる猫のように体をよじって激しく抵抗する玲寧ちゃん。ウナギみたい。

しばらくして、とうとうお店の前で座り込んでしまった。

「れいちゃん、パパ自転車漕げたら買ってあげるって言ったでしょ。れいちゃん、漕げなかったでしょ?」

「れいちゃん、漕げるもん!」と泣きながら訴える2歳児。

「・・・・・」

こうなったら自分で納得するまでテコでも動かない玲寧ちゃん。

「じゃあ、もう一回行って漕げたら買ってあげるからね。いい?」

「うん」


もう一回挑戦するが、やはり結果は同じ。前に進まない。

「れいちゃん、足をここに乗せてこう動かせば前に進むんだよ。」と手取り足取り教えて3メートルほど前方で手を広げて待っているが、やはり自転車は動かない。

「れいちゃん、ここまで来たら買ってあげるよ!」(本当に買うつもりだった)

でも前に進まないので、そのうちペダルを逆回しにして遊び始めた玲寧ちゃん。

・・・と思っていたら、いきなり自転車を飛び降りてパパの前まで走ってきた。

そして深々と頭を下げて叫んだ。


「ごめんなしゃーい!!」


パパ、あまりにも突然で意味分からず。

なおも、お店中に聞こえるくらい大きな声で2度3度と「ごめんなしゃーい!!」と繰り返し頭を下げてパパに謝る玲寧ちゃん。


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れいちゃん「ででんしゃ」すごく欲しーの

「また今度」「大きくなったら」っていつ?

ピンクの「ででんしゃ」はキティちゃんのがよかったなー

パパが「ででんしゃ」買ってくれるって言ったの

「ででんしゃ」漕げたら買ってくれるの?

パパのところまで行けば「ででんしゃ」買ってもらえるのはわかってるんだけど、前にすすまないの

こないだ行ったおもちゃやさんで、れいちゃん「ででんしゃ」漕げたのにー

今日は前に進まないの

くやしいの




パパの言った通り、れいちゃん「ででんしゃ」漕げなかったよ

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の気持ちをひっくるめて「ごめんなしゃーい」だったんだと思います。


謝ることなんかひとつも無いのに。



でも帰り道、玲寧ちゃんスッキリした顔してました。
コメント (3)
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