活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

精進について2

2019年08月27日 | 法理

「精進」の「精」という字は、米が青いと書きます。

「米」はもとは玄いのです。


その玄い米をよく搗くと白くなり、白いのを更に搗くと「青い様な色」になります。

それが「精」の字で、下は「進む」という字ですが、米を搗き白くなって

青くなるほど修行して進むということです。


おシャカ様は「遺教経(ゆいきょうぎょう)」の中で「若し勤めて精進すれば

事として難きものなし」と。


「難きもの」とは出来ないという事で、出来ないものは無いという事です。