「私(わたくし)」というのは「此の物(これだけのもの)」が「私(わたくし)」
かと言ったらそうではありません。
ことごとく環境といわれるもの、即ち六境です。
「色、声(しょう)、香、味、触(そく)、法」ということです。
この「六境(環境)」と一つに成って自由に活動するように出来ているのが
「私(わたくし)、此の物」なのです。
皆そうなのです。
どこへ行っても行った先で環境に適合するように出来ているのが「私(わたくし)、
此の物」なのです。
皆そうなのです。
どこへ行っても行った先で環境に適合するように出来ているのです。
今の自分が自分を使っている様子を「自受用(じじゅゆう)」といいます。