今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

満開の・・・・ヤマブキソウ 2010.05.02.(1)

2010-05-11 22:03:16 | Weblog






 翌朝、早めに家を出て広島に向けて中国道を走った。



 走り始めたのはいいが、いつもどおりの行き当たりばったり。午後の一時過ぎに、福山駅に姉を迎えに行かなければならないが、それまでは自由な時間。どこで高速を降りて、何を見てから駅に向かおうか・・・、朝飯のおにぎりを齧りながら西進する。




 結局、春先に沢山のカタクリに出会った谷のその後を見に行くことにした。あのカタクリの後、どうなっているのだろう・・・、あの谷を犬を連れて散歩していた近所の方が、これからイチリンソウ、ニリンソウ、ここには三輪草も咲きますよ・・・そう言っていたことを思い出していた。





 この先、崖崩れ、通行止めの看板を横目に進む。





     
ニリンソウ





 さっそく、ニリンソウだ。あれ?左の花、2輪の付け根に小さな蕾がある。







サンリンソウ




 ニリンソウとサンリンソウ・・・、明確な違いはないのだろうが、図鑑によってはサンリンソウとして別に記載されているのもあるな・・・。四葉のクローバーみたいなものではないのか・・・・。




 その近くには、少々くたびれたイチリンソウ。





     
イチリンソウ





 こちらはまだ、綺麗。














イチリンソウ





 石灰岩質の山の斜面に特徴的な花たち・・・・












ヤマルリソウ








十二単





 5月になってもこの谷は魅力的だな・・・、と思いながら歩いていた時、ふと、大き目の黄色い花が目に写った・・・







ヤマブキソウ





 ここにも咲いているのか・・・





     












咲いている花の数が半端じゃない!ヤマブキソウって群生するものなのか・・・・・



























ヤマブキソウ




 前回、訪れた時は、谷はユキワリソウで白く染まっていたけれど、今回は、何と谷は山吹色に染まっていた・・・・・





 道は、さらに奥に続いている・・・・・

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帰り道 道の脇の花壇 2010.05.01.(3)

2010-05-10 21:33:36 | Weblog






 チゴユリの咲く道を歩いた帰り、道の脇に誰が造ったのだろう・・・植え込みがあった。ハッとするような見事なオダマキが咲いていた。大きい・・・50cmほども高さがあるだろうか・・・












オダマキ 西洋オダマキ?





 大きさからいって、日本のオダマキではないだろうが、今まで見てきた西洋オダマキとも違うような・・・。無造作に植えてある。




 種ができた頃にまた、来よう・・・。ちょっと失敬して・・・。






色違い













ジャーマンアイリス?




誰が植えて育てているのだろう・・・・。良い趣味だな。




 自宅に戻り、また、のんびりとビールを飲みながら遊ぶ。





ヒメウツギ








名前が分かった! アネモネ シルベストリス



ヨーロッパ産、和名はバイカイチゲ。見るからにキンポウゲ科、イチリンソウに良く似ている。もう、地下茎で随分と陣地を広げているようだ。来年はどうなっていることやら・・・。





ドイツスズラン 随分、殖えた・・・






紅白







ミヤマオダマキ



そろそろ、花期も終わりに近づいた。




 さて、明朝は広島に旅立とう・・・・。





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チゴユリの道 2010.05.01.(2)

2010-05-09 19:59:26 | Weblog

チゴユリ




 予想通り、チゴユリは咲いていた。どちらかというと、少々、早めか・・・。自宅周辺ではチゴユリは何処にでも咲いている花だが、何時、何処で、と言われるとこの場所になる。環境の変化がない、数が多い、などなど・・・


















 きのこにもチラホラと出会うけれど・・・・












 スミレたちは相変わらず元気だ・・・・






ニョイスミレ



この場所で出会うのは、ニョイスミレ、タチツボスミレなど。



 去年、この場所にギンランが沢山咲いていたが・・・・





     
ラン科




葉っぱだけで、分かるだけの知識はない。




 ここでも春蘭に沢山、出会った。





















春蘭





 また、帰り道のチゴユリ。





















チゴユリ




 
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フデリンドウ 2010.05.01.(1)

2010-05-09 11:00:06 | Weblog
 さて、連休が始まった。初日から両親の家に行く積もりにしていたが、いろいろとスケジュールが合わず、あちらを立てればこちらが立たず、結局、自宅にとどまる事にした。といって、予定はない。考えた末に、去年、花の咲き終わったフデリンドウを大量に見掛けた山に行くことにした。




 秋にはきのこが沢山採れる山だが、この季節に訪れることはない。






フデリンドウ











     
フデリンドウとスミレ











 道は続いているが、奥には大したものは見つからず、来た道を引き返すことにした。





     
シソバタツナミソウ?の芽







キランソウ





 戻りながら、また、フデリンドウを探す。









日陰には沢山のフデリンドウの蕾が見えている。やはり、この道沿いはフデリンドウが多い。




 ふと、葉の間から林の中を覗くと、春蘭らしきものが咲いているのが見えた。












春蘭




 この道は何度も通っているが、春蘭が沢山、すぐ近くで生えていることは気が付かなかった。もっとも、この山で春蘭は珍しいものではないが・・・・




 いつも、分からない・・・・、調べなければ・・・・、などと書いているものたち。






A-1







A-2







B-1






     
B-2



 調べなければ・・・・・。
A:ミツバツチグリ? B:ヘビイチゴ?




 歩きながら、次はこの近くのチゴユリの咲く山道をぶらつこうと考えていた。
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ウラスジチャワンタケの様子を見に・・・ 2010.04.29.(2)

2010-05-08 19:16:58 | Weblog

ウラスジチャワンタケ




 近くの山でヒカゲツツジを見て山を降りたのが、ちょうど正午だった。さて、その後どうしようかと考えた。ハルシメジの様子を見に行こうか・・・そう、思って走り始めたが、この山とハルシメジの山と自宅が3角形。何か、面倒くさくなり自宅に向かって走る。その途中で、ウラスジチャワンタケの綺麗な個体があれば写真に撮りたいと頼まれていたことを思い出した。




 時期は丁度、今頃だろう。いつも出る山に行き探し回る。













ウラスジチャワンタケ




 ちょっと古いな・・・。一つ前の雨の後に出たようだった。先週に来なければ行けなかったか・・・・。




 同じ頃に咲く、フデリンドウの様子を見る。この場所では数が減っているっようで、なかなか見つけられなかったが、ようやく見つけた。まだ、早い。来週の開花といったところか・・・・






フデリンドウ





 近くをミドリカメムシが歩いていた。なぜか、カメムシタケを思い出した・・・。






ミドリカメムシ





 さて、大した収穫もなく帰宅。あとは、庭でビールを飲みながら、写真を撮って遊んだ。





モモイロルリオダマキ







モモイロミヤマオダマキ







ミヤマオダマキ







ヒメジオン







モンタナ







クリンソウ







夕陽を浴びるアジュガ







イエローカロライナ



やれやれ・・・・。
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ヒカゲツツジ 2010..04.29.(1)

2010-05-07 22:58:28 | Weblog

ヒカゲツツジ




 ヒカゲツツジが見ごろだという話を聞き、連休前のポッカリ空いた日、見に行くことにした。自宅から車で1時間ほどの山。新聞に記事が出ていただけあり、登山口には観光バスまで停まっていた。それを見ただけで怯んでしまったが・・・、団体さんが点呼、後、準備運動をしている隙に、一足先に上り始めた。




 点呼、準備運動って、つまり、少々、年配の方々の集まりだった。道が良く分からなかったが、近くにいた人に聞いて急ぎ登る。これが、後で痛い目に遭うことになったのだが・・・




 登りはじめてすぐ、急な坂の脇に意外にもきのこを発見。何か見たことあるようなきのこだが、色が黒っぽい。










 オオセミタケのように見えたが、色が違うし子嚢の数が多い。抜いてみると・・・





ヌメリタンポタケ




どうやら、地中のツチダンゴから発生しているようだ。ということは、タンポタケかヌメリタンポタケというところ。成熟しているのでぬめりは感じなかったが、ヌメリタンポタケの様子。




 花を見に来てきのこに出会う機会が増えてきている・・・・。さて、急な坂道は続いている。あっという間に汗が吹きだし、息がきれる。後ろからは誰も来ない・・・・。




 変だな・・・。






シャクナゲ




 植えられていたもの。陽当たりの良い道の脇には・・・・





     
スミレとキランソウ





 前から夫婦連れが山を下って来た。ヒカゲツツジはどの辺りに咲いているのか、聞いてみた。すると、山を登りきって滝に下る途中に少し咲いているとのこと。でも、もう盛りは過ぎているし、花数も少ないという。「来年はもう少し早い時期に、三尾山?に行ったら沢山咲いている」なんて言われてしまった。




 要するに、普通の登るコースを逆に来てしまったようだ。通りで誰にも会わないわけだ・・・。おまけに、このままで行くと団体さんと下りの途中で鉢合わせすることになる・・・・。下りは鎖り場なのに。




 ここまで登ってくると引き返すわけにもいかず前進する。一時間弱登って、ようやく山の尾根筋に出る。木々の間から見える景色はまあまあ。






シハイスミレ

















 花はシハイスミレ位しか見当たらない。良く見ると、イカリソウの若い葉が見える。その後に緩やかな下りが続き、やがて急な下りに・・・・




 岩場になり、鎖に掴まりながら崖を下りる。鎖り場を下るのは不利だ。逆行のツケ・・・。その途中にヒカゲツツジは咲いていた。







ヒカゲツツジ





 そして、遠くに見える崖の上には群生も見えた。











 物足りない感じ。以前、生野銀山湖でみたヒカゲツツジは駐車場の近くの山の斜面がヒカゲツツジで覆われていたけど・・・




 そして、やはり、鎖場の中程で団体さんと遭遇してしまった。休憩・・・・・











 幾つかの滝が道に沿って落ちているのだが、何となく多くの人とすれ違い、落ち着かず、のんびりと眺めることが出来なかった。漸く、一つ。






シャレ滝





 水が山道を流れている箇所があり、その辺りにまた、きのこが出ていた。






カンムリタケ





 これは、年末にブナ林でみたものに良く似ている・・・・












クヌギタケ属





 やはり、見掛けるきのこの種類は増えてきている・・・・。






チゴユリ




 特に急いで歩いて来たわけではないが、上り始めてから1時間半と少々。駐車場に戻ってきてしまった。買ってきたおにぎりも食べていない。さて、どうしよう・・・
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下帝釈峡のヤマブキソウ 2010.04.25.(2)

2010-05-06 21:48:05 | Weblog

イチリンソウ



画面の左コラムに文字の拡大・縮小の選択欄も入れたので、利用可能です・・・。




 下帝釈峡の谷でイチリンソウが花盛りだ。




     





 これは、純白系のもの。次のは・・・・












イチリンソウ(桃色?)




 このような色の変異はニリンソウにもある。どの程度の変異か知らないけれど、すぐ近くに咲いているところを見ると大した違いではないのだろう・・・。




 この日、探し求めていたもの・・・・、漸く、一輪だけ見つけた。











ヤマブキソウ





 日陰の斜面、ガレ場といった感じの場所。登っていって見ると、周囲には結構、若い株がある。あと一週間後に来れば沢山咲いているだろう・・・・・。











 道は奥まで続いていて、ヤマブキソウではなくて山吹が道沿いの斜面に咲いている。でも、この道は行き止まり。歩いて峠越えは出来るようだが・・・・



 ヤマブキソウの斜面には他には・・・・・





ミヤマキケマンソウ






カテンソウ






カテンソウ






勉強中・・・・





上の写真の全体像・・・・サイズ、間違えた・・・・






テンナンショウの仲間・・・





 一応、目当てのヤマブキソウには出会えたので、戻ることにする。バックのまま、道を戻り、橋を渡り・・・・Uターンするスペースがない・・・・。




 橋の中程から・・・、のんびりと写真を。










 川を渡った道の脇には黄色い花。











クサノオウ





 ついでに橋の脇の駐車スペースに停め散策。



















ミヤマハコベ




ヤマハコベとは葉柄の有無で判別できるようだ。この周辺ではヤマハコベにはよく出会うがこれは、明らかにそれとは違う。




 そのまま、河原にでる。





クレソン



がっしりしているが、齧ってみたところ、やはりクレソン。




 道に戻り、また、少し歩いた。日陰になる斜面にはヤマルリソウが沢山咲いていた。イチリンソウも混じりきれいだ。





ヤマルリソウ






ウヤマルリソウとイチリンソウ






サギゴケ?






オドリコソウ






ジュウニヒトエ















ちょうど、見ごろだ。




 谷から国道に戻る直前、来たときにも気になっていたのだが・・・・あまりに見事なカイドウ・・・・













海棠




 このまま、インターに走り2時間と少し走り帰宅した。
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雪の降った翌日 下帝釈峡 2010.04.25.

2010-05-03 14:26:27 | Weblog

シロバナタンポポ



 翌日は昨日の雪がうそのようによく晴れた。気温も上がり、昨日との温度差は15度くらいはあるだろう。去年、ヤマブキソウに出会った川沿いの道を走っては、車を停め歩いた。



 山側の斜面にヤマルリソウが咲いているのが見えた。近くの駐車スペースに停め、一回目の散策。シロバナタンポポがいくつか咲いている。













 この小さな黄色い花は分からない・・・・ミツバツチグリ? と、カキドオシ





 





 ヤマルリソウはというと・・・・・























ヤマルリソウ




 他にはというと・・・・・





バイカイカリソウ






ヤマウズ







スズシロソウ





 車に乗り、進んで幾つかの分かれ道を進んで川を渡り去年、ヤマブキソウに出会った谷に来た。











 ヤマブキソウならぬ、ヤマブキが咲いている












 この谷にはバイカイカリソウが多い。普通のイカリソウは見たことがない。































 そして、イチリンソウも沢山咲いていた。




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サンインシロカネソウ 2010.04.24.

2010-05-01 18:57:11 | Weblog





園地に戻り、林の中の平坦な道を歩いた。










 季節外れの雪が降ったせいで川の水量がちょっと大目だ。










 サンインシロカネソウを探すが、少々早め?花が開いていないのはこの天気のせいなのか・・・、早すぎるせいなのか・・・。












サンインシロカネソウ




 ザゼンソウには普通に茶色いものと白い変種?があるようだ。












ザゼンソウ





 中央の道に戻り、川沿いに歩いてゆく。川の両脇はショウジョウバカマが沢山咲いている。咲き始めといったところ・・・・























 入り口に向かって戻っている。朝はゆっくりと見ずに通り越した水芭蕉を眺める。


















ミズバショウ





 カラマツ園地でもう一度・・・・・






ザゼンソウ





 バイケイソウの若葉が綺麗だ。いつも、花の時期には来たことがないような・・・









 最後に管理棟による。有難いことに暖炉で木を燃やしている。寒かった・・・、熱いお茶を飲み、遅い昼飯を食べた。その掲示板に・・・・・









寒いわけだ・・・・、ひどい天気だったな。4月の下旬だというのに、最高気温が4度とは。。。




 車に乗り、公園を後にする。下り始めてすぐの道が川を横切る辺り・・・・、見覚えのある人が道の脇を歩いている・・・・。最近、カタクリを見た谷、そしてその翌週に高梁のカタクリ園で偶然にであった人だ。車を停め話をする。一ヶ月の間に偶然に3回、出会うと言うのはどういうことだ・・・・。雪のすずのこ平でイワウチワを見てきたというと・・・・驚いていた・・・・。




 でも、「イワウチワならそんなところに行かなくても道から少し上がっただけで沢山咲いているよ」、といってから「ほら」と上を指さす・・・。みると・・・本当だ!






































     
イワウチワ




 少々、盛りは過ぎているようだったが、圧倒的な花の数だった。知らなかった・・・、いつも、こんなに沢山のイワウチワの咲く場所を通過して山を登り、出会っていたんだ。




 でも、今日は雪とイワウチワの写真が撮れた・・・・で、良しとしよう!!
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