ヒカゲツツジ
ヒカゲツツジが見ごろだという話を聞き、連休前のポッカリ空いた日、見に行くことにした。自宅から車で1時間ほどの山。新聞に記事が出ていただけあり、登山口には観光バスまで停まっていた。それを見ただけで怯んでしまったが・・・、団体さんが点呼、後、準備運動をしている隙に、一足先に上り始めた。
点呼、準備運動って、つまり、少々、年配の方々の集まりだった。道が良く分からなかったが、近くにいた人に聞いて急ぎ登る。これが、後で痛い目に遭うことになったのだが・・・
登りはじめてすぐ、急な坂の脇に意外にもきのこを発見。何か見たことあるようなきのこだが、色が黒っぽい。
オオセミタケのように見えたが、色が違うし子嚢の数が多い。抜いてみると・・・
ヌメリタンポタケ
どうやら、地中のツチダンゴから発生しているようだ。ということは、タンポタケかヌメリタンポタケというところ。成熟しているのでぬめりは感じなかったが、ヌメリタンポタケの様子。
花を見に来てきのこに出会う機会が増えてきている・・・・。さて、急な坂道は続いている。あっという間に汗が吹きだし、息がきれる。後ろからは誰も来ない・・・・。
変だな・・・。
シャクナゲ
植えられていたもの。陽当たりの良い道の脇には・・・・
スミレとキランソウ
前から夫婦連れが山を下って来た。ヒカゲツツジはどの辺りに咲いているのか、聞いてみた。すると、山を登りきって滝に下る途中に少し咲いているとのこと。でも、もう盛りは過ぎているし、花数も少ないという。「来年はもう少し早い時期に、三尾山?に行ったら沢山咲いている」なんて言われてしまった。
要するに、普通の登るコースを逆に来てしまったようだ。通りで誰にも会わないわけだ・・・。おまけに、このままで行くと団体さんと下りの途中で鉢合わせすることになる・・・・。下りは鎖り場なのに。
ここまで登ってくると引き返すわけにもいかず前進する。一時間弱登って、ようやく山の尾根筋に出る。木々の間から見える景色はまあまあ。
シハイスミレ
花はシハイスミレ位しか見当たらない。良く見ると、イカリソウの若い葉が見える。その後に緩やかな下りが続き、やがて急な下りに・・・・
岩場になり、鎖に掴まりながら崖を下りる。鎖り場を下るのは不利だ。逆行のツケ・・・。その途中にヒカゲツツジは咲いていた。
ヒカゲツツジ
そして、遠くに見える崖の上には群生も見えた。
物足りない感じ。以前、生野銀山湖でみたヒカゲツツジは駐車場の近くの山の斜面がヒカゲツツジで覆われていたけど・・・
そして、やはり、鎖場の中程で団体さんと遭遇してしまった。休憩・・・・・
幾つかの滝が道に沿って落ちているのだが、何となく多くの人とすれ違い、落ち着かず、のんびりと眺めることが出来なかった。漸く、一つ。
シャレ滝
水が山道を流れている箇所があり、その辺りにまた、きのこが出ていた。
カンムリタケ
これは、年末にブナ林でみたものに良く似ている・・・・
クヌギタケ属
やはり、見掛けるきのこの種類は増えてきている・・・・。
チゴユリ
特に急いで歩いて来たわけではないが、上り始めてから1時間半と少々。駐車場に戻ってきてしまった。買ってきたおにぎりも食べていない。さて、どうしよう・・・
この前の山で、枯れた松の木にキノコが生えていました。
乾燥してカラカラでしたが・・・
日陰つつじ、群生していますね。
四国の赤石山系や霧島の韓国岳で見ました。
しはいすみれもこうしてみるときれい・・・
急いで歩くと見落としてしまう花なんですよね。
ヒカゲツツジ、控えめな色、透明感がいいですね。
すみれは好きですが、図鑑を買って眺めてみても、なかなか、分かりません。すみれはスミレ。