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転げ落ちても懲りない性格・・・・、危険だな。
前にフチドリツエタケの出ていた倒木に辿り着いた。これが、このコースの最後の斜面だ。ムキタケは少しだが、元気に出ている。
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倒木をじっくり見ると、小さなフチドリツエタケが出始めている。この時期では、このまま大きくなるとも思えないね。今朝の雨のせいか、汚れている。
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その後、この斜面を下り、川まで降りた。
川沿いの倒木に硬質菌に混じってムキタケが出ている。
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採集して、前方に見える道を辿り戻る。
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その途中、川に下る斜面の途中に立っているミズナラの古木から何か出ているのが見えた。迷ったが、確認しに行く。また、斜面を下り・・・・・
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まだ、なめこ菌に侵されてから間がないのだろう・・・。太いミズナラだけに、来年からは、相当でそうな予感。でも、高すぎて届かないなぁ。そのまま、川まで降りて下る。
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車に戻るにはまた、斜面を道まで登らなければならない。それは面倒なので、川を渡って向こう岸の林道を戻り車に戻った。
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戻る途中の車道の雪に上の足跡・・・・・、少なくとも爪のある奴のものだ。いぬだったりして・・・・。
車に戻り、時間を見るとまだ、2時過ぎ。素直に帰らないのが悪い癖だ。この時、戻っていれば何もなかったのか、そうではなかったのか・・・、今となっては分からない。兎に角、林道を下らず・・・・、逆に登った。この林道の行き先は分からなかったし、ナビにも記載されていない。この上のダムの周回道路に合流しているのではないかと思っていたので、確認しようと思ったのだ。登ってゆくと渓谷は続いていて、じっくりと見ればきのこも期待できるかもしれない。それでも、道の雪は深くなってゆく。先行車の轍の上を走っているのだから、たいしたことはないはずなのだが、妙にスリップしたりスライドしたり、異音がしたりする。雪も10cmも積もっていないのに変だなとは思ったが、林道の探索は諦めてUターンすることにした。
下りに入っても、車の操作性は異常だ。舗装されていない林道で石もゴロゴロしている。雪もある。でも・・・・。あまりに変なので降りて車を点検する・・・・・、パンク。えっ・・・・
頭がまっ白。この車に乗り換えてから、スペアタイヤを見たことがなかった・・・・。当然、工具もタイヤの交換手順も分からない。そうだ、JAFを呼ぼう・・・、携帯を取り出すが、圏外だ。タイヤを変えようにも雪の林道、こんな所で出来るわけない。
とにかくゆっくりと下ることにした。きのこ採りに昼に車を降りた場所まで戻り・・・・、さらに先の集落のある場所までゆっくりと降りた。タイヤは既にズタズタ。ホイールで走ってきたようなもの。ようやく、無人の郵便局?の駐車場に停め、タイヤの交換を始めた。そう、ここも携帯は圏外のまま・・・・。
まずは、マニュアルを読むことから・・・・。工具の場所、工具の組み立て方、スペアタイアの外し方などなど。1時間半程、かかった。下は雪解けの水で濡れているし、夕暮れは迫る。人影はほとんど、ない。
必死でタイヤ交換をしていると、近所のお婆さんがやってきて、この場所は生協の車がもうすぐ来て、共同購入の人が集ってくるという。
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「動けと言われても、タイヤがついてないんで・・・・、できるだけ早くどけますから・・・」といって、作業を続ける。
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何とか、交換。パンクしたタイヤを荷台に放り込み・・・・、放れるわけないよな・・・、重い・・・。お婆さんに挨拶をして、恐る恐る走り出した。
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そのまま、高速も走り・・・・
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自宅近くのディーラーに到着。タイヤ装着の確認、バランスチェックを依頼した。タイヤの修理の相談をすると・・・・、帰ってきた答えは・・・・。
「パンクしたタイヤは修理不能。タイヤの目は5分、スペアタイヤは新品。5分のタイヤと新品のタイヤを同時に使うのは、フルタイム4WD車では無理、だから、タイヤ4本全部変えてください」。おまけに「ホイールも破損がひどい。交換の可能性あり」。
見積もりを見て驚いた。高くついたな。車検終わったばかりなのに、車検代と変らん・・・・。これで、今年のなめこは終わり。もう・・・・行かない、いや、行けない・・・・。
多分ね。
でも、そのおばちゃん、選挙のことだけで戻ってきたんじゃないんじゃない?コーヒーと茶菓子、ただただ、感謝あるのみ?
ご主人のためにだけ、そこまで他人に親切にできるのなら、それもご立派だけど、我々、他人にとってはどうでもいいことだよね。
そんな、いい人に出会ってないな・・今回のタイヤ交換の際に出会った人は犬の散歩の人、1人。生協のお客さん1人だけ。
自動車屋に電話した後、来るまで2時間ばかり間があった
脱輪した私の車はニトントラックなので、すれ違える車は軽四のみ。
普通車が来ない事を願いながらイライラしながら待っていると、車がやってくる音がした。
幸い軽四だったので胸を撫で下ろす。
その軽四を運転してたおばちゃんが、『何か手伝いましょうか?』何と心優しい人だろう。
大丈夫です、今自動車屋に電話しましたから、ありがとう!
暫くすると、その車が引き返して来た。
ポットにコーヒーを入れて。茶菓子まで持って来て…
こんなに人の温かさを感じたのは何時以来だろう?
人間も捨てたものじゃないね
胸が熱くなるのを感じた。いろいろ話をした。
仕事の事、家族の事、従業員の事…なぜか他人じゃない見たいだった。
そして帰り際…『今度主人が市議選挙に出るのでよろしく頼みます』と、おもむろにパンフレットを取り出した。
今まで感じてた素晴らしい人間性はどこかへ吹っ飛んで行った!
しばらくして道を間違えた自動車屋の車が帰って来て、無事車は動き出したと言う訳です チャンチャン 涙
タイヤ交換が本当にしんどくて・・・、重いタイヤを片手で持ち上げながら、ワイヤーを外すとか、ジャッキアップしたところにタイヤを持ち上げて嵌めるとか・・・、今日もまだ、筋肉痛です。山登り、きのこ採りでは使わない筋肉。
行動力・・・、何もしていないと我慢できなくなるんですよね。だから、1人でもどこか行きたくなるんですけど・・・、周りにはそういうヒト、あまりいませんね。
熊には会ってみたいなと、少しだけ思ってます。
まぁ、本当にしばらくどうしようか、考えちゃったよ・・・。変だなとは思ったけど、雪のせいか、ダートのせいか、どちらでもないのか分からなかったよ。タイヤは道に落ちてた落石か、倒木は、分からないけれど、側面が裂けていたらしい。
本当に火の車だよ、正月迎えられるかな・・・。
なめこは大丈夫。なめこの時期に、なめこの出ている場所に行けばあるものだから。でも、遠くまで走らなければならないかも、ですね。
ホイールだけの状態で車の離合出来る所まで転がして行き、JAFに電話をしようと思ったら圏外、おまけに熊出没注意の看板。大きな声で歌を歌いながら人家まで歩いた記憶があります。喉もと過ぎれば熱さ忘れるで、大変さをすっかり忘れていました。
ホントkouchanの行動力には驚き!!
きのこが駆り立てるのですね、
皆さんのコメント読んで、ごめんなさい・・・思わず笑ったり、うなずいたり。
何かを伴わないと、キノコ採りも難しいんだなぁ~って。
実益を兼ねたいい趣味だなと思っていたのですが、皆さん大変な目に遭遇されていたんですね。
熊に出会ったんでなくてよかったです。
お疲れさまでした。
これが本当の
火の車
お粗末でした、、チャンチャン、、涙
でも不思議になんとかなってしまうんですね。
出費は痛いでしょうけど、ともかくよかった、よかった。
でもほんとに気をつけて下さいね!
可笑しかったのじゃなくて、俺と同じような経験してるな~ってね。
俺はパンクじゃなくて、池に居たオシドリを見てたら山側の溝にタイヤを落とした。
ジャッキが無かったので、高い所まで登り、携帯の圏内まで出て自動車屋へ電話したが、やっと待って近くまで来た自動車屋の車が目の先で道を違えて反対方向へ行ってしまった。
私は又々高い所まで上がって電話するが、今度は自動車屋の携帯が圏外…
今年のキノコも終わったね(笑)
とんだナメコ探しですね。
雪で滑った後のタイヤは痛い。
下山後、車が無事なの見ていつもほっとする。
家に無事に帰れると、良かったと思う。
そしてまた出ていく。
何やってんだろうと思うけど止められない。
私はナメコ採り来年に期待しています。
きっと、kouchanさんとヨックモックさんがナメコの木を見せてくれるでしょう。
汚れても、破れても良い恰好して、必ず付いていきます。