今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

チャナバ 2010.11.13.(3)

2010-11-16 22:46:17 | Weblog

晩秋の里山



 久し振りに訪れた近所の里山、歩いてみるとショウゲンジが沢山出ていた。誰にも気付かれず、顔を出して傘を開き・・・・。どれも、もう採るには遅い。ショウゲンジが好きだという人も多いのに、もったいない。



 とはいえ、僕はショウゲンジは好みではないので、あまり採らないことにしている。だから、この山のショウゲンジは毎年、こんな感じ。誰も採りに来ない。


 そのショウゲンジの中に・・・、?!何となく気になる傘が枯葉の間から見えた。





ちょっと違うな・・・、と思って引き抜くと・・・






フウセンタケの仲間ではあるが、ショウゲンジにはない柄の曲がり、根元の茶色の繊維、柄には全体に繊維があり、縦に条線がある。帰宅後、時々訪れるサイトを眺めていると・・・、チャナバか・・・・。







チャナバ


匂いはショウゲンジの匂いを強くしたような感じ。嫌な匂いといった方がいいだろう。食用ということだが、佃煮にしてということだから・・・・


 以前から、チャナバの存在は気になっていたが、やっぱり身近にも出ていたようだ。古くなったショウゲンジに似ているから、今まで見過ごしてきたのか、珍しいのかは分からない。それは、今後の課題。


 その後、周囲を歩くが大したものはなく・・・・




ショウゲンジ



 大きなきのこが出ていて、アッと思って近づくが・・・大きなショウゲンジだった。傘の径は15cm近く柄の太さが5cm近くある。飯田の山にはこのサイズのショウゲンジ(ボウズ)が結構出ていたが、この山では珍しい。




ショウゲンジ



敬意を表して採取。シモコシと共に晩の味噌汁の具になった。


 その他には、シメジ属の分からないもの・・・・



ネズミシメジ?






??



 近場はボチボチでんな、やっぱり。



 
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6 コメント

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Unknown (もせて)
2010-11-17 21:56:22
まだこんなにショウゲンジが出ていたんですね。チャナバはこちらでは見たことがないような。。まじめに観察してないだけかなあ。
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こちらの山は・・・ (kouchan)
2010-11-17 22:15:05
急に寒くなるということもないので、結構遅くまで出てはいます。今年は、例年よりショウゲンジが少ないなと思っていましたが、遠出をしている間にでていたようです。
チャナバは、今回はショウゲンジが出終わるタイミングに、ショウゲンジの老菌のような姿で出てくるので、今まで気がつかなかったのかもしれないと・・・・思いました。
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ナバ (みーたん)
2010-11-17 22:34:05
きのこのことをナバって言います。
チャナバ・・・そこから来ているのかな??
佃煮、今年は出来ましたか??
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そうなんだ・・・ (kouchan)
2010-11-17 22:41:43
ササナバというきのこがあって、それはホウキタケの1種で、薄の下に生えるとか・・・。
かなり西の方の言葉かな・・・。
今年は水煮後冷凍、そのまま冷凍、乾燥・・・、それで精一杯。
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ナバって (みーたん)
2010-11-17 23:25:13
広島弁みたいです。
鹿児島だったかな??って思っていましたが・・・長年こちらにすんで射ると方言も忘れてしまいます。

http://www.kanko-hiroshima.or.jp/2010/08/27/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%97%AC%E3%82%92%E6%84%89%E3%81%97%E3%82%80%E3%80%80%E3%82%BD%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%90/
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地元ですね。 (kouchan)
2010-11-18 00:36:49
でも、確か、山口に「ナバの会」があったと思いますよ。広島以西の言葉じゃないのかな・・・。
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