11時に姉を駅まで送って行き、それから家に戻り母を降ろして帰路に着いた。でも、素直には帰らないのはいつものことだ。高速は山陽道は渋滞の危険性が大なので、中国道に向かう。昨日、帝釈方面を歩いたから、違う所ということで新見辺りを目指して走った。
出発が遅いから、冒険はできないし・・・・、何も考えずに走り・・・・見覚えのある所で車を停めた。真夏のM谷。今まで、この季節には来たことがない。秋に歩いた経験では、今はあれが咲いているはずだ。それを探しに行こう。
崩落激しいM谷はご覧の通り、進入禁止。でも自己責任で歩いて行く。
フジカンゾウ
せり科は相変わらず分らない。谷に入り込んですぐ、何やら沢山生い茂っていた。
コミヤマミズ
今まで春に歩いた時は、ヤマアイが沢山生えていたことは記憶にあるが、これは違うよね。ヤマアイは葉の上に花がついていたよね。
その後、調べてみた。何となく、晩秋頃に訪ねた時に枯れかけた草にムカゴが付いていたような気がして・・・、ムカゴイラクサの名を思いついた。検索するとこれも違う。でも近縁にミヤマミズがあることが分った。似たものにコミヤマミズがあるようだ。葉の先が長く尖ることからコミヤマミズが一番の候補に思えた。とすると、晩秋に見たムカゴのついたものは他の場所だったのかも・・・。
秋になるとこの谷にはキバナアキギリが沢山咲いていた。歩いているとその葉は確認できるのだが・・・・
じゃ、これはアキギリかな、と思ってみると葉が全然違う。
スズムシバナ 多分
まだ、谷に入って50mくらいかな。キンポウゲ科の葉があった。
カラマツの仲間だけれど、分らない。
ヤブラン
基本的に、石灰岩質の谷だから、昨日見たような花が同じように咲いていた。
今日は、ここまで。
名前と言い、色合いと言い、初秋の気配を感じます。
珍しさはともかく、花姿はオチフジよりもいいような(笑)。
自生には会ったことがないのです~。
帰ってから調べて、スズムシバナ。
でも、いい加減に写真を撮っていたので、葉の対生が確認できない。
というか、対生に見えないのです。
本当に咲くとすぐに花が落ちてしまうようで、一度に沢山咲くことはないようです。抜け落ちた花のあとが下にちらほらと。
週末は本格的な雨になって、良い休養日になりますね。
M谷・・私も春先にセツブンソウを見に行くついでに何度か立ち寄りましたが、それ以外の季節には行ったことがないです。
中国地方にはスズムシバナの自生が結構見られるようですね。私の山友さんが毎年見ているようです。
私は、去年、高知のウスギキヌガサダケの山でスズムシバナを初めて見ました。ところがこの後、10月初めに自宅でもスズムシバナが咲いてびっくり。名前にひかれて、どこかで買い求めたようですが、存在を忘れていたのがいきなり咲いたようです。
春に植え替えたので、今はかなり大きな株になっていて、今年みたいな猛暑でも平気みたいです。
春先以外は山が忙しいのでは?この谷はいろいろな季節に歩くと、それなりにいろいろな発見があって楽しいですよ。
スズムシバナ、確かに丈夫そうですね。花も綺麗ですが、一日で落ちてしまうとか。
株が大きくなればしばらくは楽しめるのかな。
買ってみようかな・・・。