きのこ観察の帰りにミズトラノオの花の咲く池を訪ねた。場所は違うが新聞にミズトラノオが咲いているという記事が出ていたと連れ合いから聞いていた。
池の周囲の田では稲穂が黄金色にいろづき、稲刈りもそう遠くはない様子。この辺りは酒米ではなく早稲を植えているのだろう。
さて、池の周りを歩いてミズトラノオを探す。数年前に来た時は少雨の年で池の水が干上がっていて岸側をかなり自由に歩けたのだが、今年は池は前面に水を湛えていた。田圃のあぜ道を歩いていてようやく僅かに咲いているミズトラノオを見つけた。
その少し先にも・・・・
誰かが先に来て、その先まで草を掻き分けて進んだ跡が残っているが、長靴を履いてきていなかった。
これ以上、進めない。草が先を覆っていて見通すこともできない・・・・
仕方なく、池の反対側にも少し咲いていたのを思い出して、行ってみることにした。農道は草が厚く覆っていて、どこを歩いて良いのか分らないほど。気を付けて進むと・・・・
咲いている。
そして、狭い範囲だが、群生していた。
甘い匂いが辺りにたちこめ、タテハが蜜を吸いに集っていた。
さらに奥にはオミナエシの花が満開。以前より随分と殖えたようだ。
満足して家路につく。帰ってシャワーを浴びてビールを飲みたい。結局、行きつくところはビール。。。