もう登り始めてから5時間になる。空は一時は明るくなって晴れるかと思ったが、雲が厚く覆っていて雨がパラパラと降り続いていた。登り道の木の陰になった辺りの下草は・・・・
ゴゼンタチバナとか・・・
ツマトリソウとか、ズダヤクシュ
時々、きのこ。
Hygrocybe sp.
雨は時々、本降りになったりもするけれど、汗かきなのでレインウェアを着る気にはなれなかった。
そういえば、雨だというのに麦藁帽子を被ったままだ。雨避けに麦藁帽子は具合が良い。
ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ
カラマツソウ
登山道の山側の斜面を見ると・・・・
ベニバナイチゴ
8月に来ると、大きな赤い実がなっていて、花はほとんど残っていない。今は花盛りだ。
イワカガミ
この辺りは少し前まで雪に覆われていたようだ・・・・
ノウゴウイチゴ
陽の当たる斜面を見渡してみると、ニッコウキスゲの蕾やハクサンフウロ、カラマツソウ、イブキトラノオなどの蕾が沢山。花の盛りは2週ほど後なのだろう・・・・
ハクサンフウロ
ニッコウキスゲ
そして・・・・
キヌガサソウの群生
花盛り、もっと綺麗に撮ってあげなければいけないのに・・・・、ごめん。
サンカヨウ
グンナイフウロ
ハクサンフウロ
体力は限界に近い。友人は先を歩いている。僕は写真を撮りながらゆっくりと登るしかできない。
イブキトラノオ
何だっけ・・・
突然、目の前に小さな雪渓が現れた。どうってことない雪渓なのに、足元がふらついていて臆病になってしまう。
ミヤマカラマツソウ
クロトウヒレン
カンクラ雪渓に着いたのは歩き始めてから6時間後。もう午後の5時を過ぎていた。バテた。いつもなら荷物を降ろして雪渓脇の花の写真を撮るのだが・・・・・、時間の余裕がない。
先を行く友人には、今日の宿泊地、南竜の馬場への分岐点で休憩すると伝えておいた。
救急車の話…心配でした。
読みながらなんとなくその先が予感できたし、読み終えてやはり…と思ってしまいました。
妹も看護師ながら軽い脳こうそくをして仕事を辞めてしまいました。
かなりショックだったようです。
油断するんですよね、まだ若いからとか普段が元気だからなどと。
これからも気をつけてください。
白山でなくて良かったですね。
救急車の来れるところで。。。
無事に退院できたこと、おめでとうございます。
さてさて白山、指をくわえながら見ています。
行きたいなぁ~ことしは福岡のメル友も白山に登っています。
お花に会いたいなぁ~^^*
南竜の馬場の宿も懐かしいなぁ~
今回はテント泊なんですね。
さぁて続きが楽しみです。
私も7年前、テントと3日+予備の食料を背負って登りました。
60Lのザックの雨蓋が出来ない程パンパンになってしまって、亀の様なノロノロ歩きでした。
後からやってきた女性2人組が「あの人、まるで引っ越しでもするみたい」と言っているのが聞こえましたもんね。
最初の内は花をしゃがんで撮っていましたが、やがて立てなくなって。
仕方なくザックを降ろして撮っては見ましたが、すぐに気力喪失。
南竜でテントを張り終わるや、2時頃から寝てしまいましたね。
これに懲りて、翌年は貸しテント泊にしました。
梅雨明け10日と言うけれど白山は雨が多くて、いつも降られている印象が。
後の展開、どうなるのかなあ。
正直な所、脱水も大したことなかったと思うし、原因が分らないのです。
仕事が忙しくなったこと、前週の白山登山、などなど、積み重なってのことと思います。
白山はちょっと、無計画&無謀でした。本当の希望はのんびりと花と戯れたかっただけなのに・・・・。
そうは行きませんでした。
分ります・・・・。
今回の旅でもザックの前に、デジイチの入ったバッグをぶら下げていましたが、雨と疲労で取り出せず。
コンデジで撮りましたが、最後は中まで湿気が浸透して、まともな写真も撮れずでした。
下山した日が梅雨明けだったようです。1週後は良かっただろうと思うのですが・・・・
その週は来客、そして、出張と入院。・・・・残念。