
110911a A
Aureoboletusの仲間というとまず、ヌメリコウジタケを思い出す。でもそれ以外に思い当たるものはない。
北陸のきのこ図鑑にもミヤマヌメリコウジタケの記載があるけれど、見たことがない。
自宅周辺の山で水色の傘を持ったAureoboletus の仲間と思われるイグチと最初に出会ったのは確か、2010年だったと思う。
その時の記憶は鮮明に残っているのだが、何故か写真が残っていないし、ブログにも記録が残っていない・・・・
と、ここまで書いてきて、ひょっとしたら過去のメールに記録が残っているのかもしれないと思って調べてみると、あった。
水色のイグチなど初めて見るものなので、きのこ仲間に写真を送って意見を聞いたのだった。
その時の写真・・・・

101016a A

101016b A
これは2010年10月16日撮影
未記載のAureoboletus sp.はおそらく2種以上あって、合計4カ所で観察している。これは自宅から10kmほど離れた場所Aで撮影。
なかなか最初の写真を見つけられなかったのは10月半ばの撮影だったからだった。この時以降、ほぼ毎年、水色のイグチを
観察しているけれど、8月末から9月上旬にしか見ていないのだ。
水色のAureoboletus sp.の他にクリーム色のものもあるが、発生場所も異なるし色も違うので別種とは思うけれど、
色以外は特徴が随分似ているような気がする。
それでは、これまでに撮った写真を年代順に何回かに分けて並べておく。

110911b A

110911c A

110911d A

120908a A
水色のアウレオは老菌になると退色する。

120908b A
菌輪を描いているが残念ながら老菌。

120908c A

120916a B
A地点から10km程離れたコナラ林に発生。傘はクリーム色。鮮やかな管孔の黄色はやはりAureoboletus sp.と思われる。

120916b B

120917a C
C地点は自宅近くで、A地点、B地点とはかなり離れている場所。

120917b C
同じ個体。

120917c C
同上

140823a B

140823b B

140830a A

140830b A
同じ個体

140830c A

140830d A

140830a B

140830b B

140830c B

140830d B

140830e B
今回はここまで。水色もクリーム色も老菌になると柄に赤い斑点が出る。新鮮な個体の傘を傷つけると赤く変色する。